管理人、961プロライブ『Re:FLAME』へ行く

みりしたらぼの中の人が”961 PRODUCTION presents『Re:FLAME』” に参加したときのライブレポート。おっさんがノリだけで書いてる自分語りばっかの感想文です。



管理人、ASライブにも行ったことがない
そもそもアイマスのリアルイベントというものにおよそ参加したことが無かったくせに、何を思ったのか突然ミリオン10thライブツアーAct-2&でらますに参加して一瞬で脳を焼かれ、続くミリアニ劇場公開で各地の映画館へ通い詰めることで更にこんがりと綺麗に焼き上げられた筆者。

そこからアソプレに加入してAct-4のチケット争いに参加、現地ではHOTCHPOTCH FESTIV@L!! 2開催の特報に周囲と入り交じって驚喜するようにまでなるという道のりは自分でもびっくりするくらい分かりやすいものでした。

まあそんな感じの来歴なのでASのライブというものにも今まで行ったことが無かったのです。自己紹介欄には「765プロ勤続年数がひびたかよりちょっと長い」とか書いてあるにも関わらず、行ったことが無かったのです。

別にそれを後悔したことは今まで無かったんですけど、今年3月に地元から割と近い群馬・前橋でxRライブ『はんげつであえたら』が開催され、内容が2018年から続くxR技術を使用したライブであったことに加え、世界観もアイドルマスターの分厚い歴史の上に構築された圧倒的濃度のものだったと後から知った時、このライブに参加できなかったことをちょっと後悔しました。

スケジュールが合わないなか、どうにか現地に駆けつけてCDだけは買って帰ったんだけどねえ・・・。

その時思いました。
この先また開催されるであろうASのxRライブ、どこかで1度は現地参加しよう。もしかつて開催されていたDMM VR THEATER時代に夢見たプロジェクトフェアリーのユニットxRライブが実現することがあったら、あらゆる努力をしようと。

それから約2ヶ月後

いや、早いよ!!

しかも8月の京都かよ。暑いよ、遠いよ、絶対宿代高いよ。
今度はパフォーマーが3人、かつ『はんげつ』の評判を聞いて自分みたいに心変わりしたPが大勢いることを考えるとチケット争奪戦になるのも明白。

うーん・・・。
ただね、自分はここまでのライブ参加を通して学んだんです。「ライブとはアイマスを愛するPたちのお祭りなのだ」と。祭りってのはね、非日常を楽しめる奴が、後先考えずにとにかく夢中になれる奴が勝ちなんすよ。ま、Act-4抽選のときのアソプレ期間まだ生きてるし、ひとまず3公演通しだけ申し込んで当たっちゃったらあらためて色々考えよう。


・・・おい、当たったぞ・・・。



京都現地入り~開演まで
ライブに限らず大体どこへでもマイカーで行く主義。
せっかく京都行くならついでで見たい場所は山ほどあるからね!というわけで当日は午前3時半に家を出発。

途中土建マニア憧れの地、滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUMを訪問。


同じく新名阪のトンネル抜けるといきなり出てくる変な橋こと近江大鳥橋を訪問。
お断わりが後からになって申し訳ありませんが、うちのライブレポはアイマス無関係の土建ネタが挟まるのが通常営業です。

14時半に現地到着。既にすごい人だかり。
まずはこれだけは確保しておきたかった会場オリジナルCDを買いに走ります。

なんか待ち時間ゼロであっさり買えちゃいました。
じゃあダメ元でグッズの物販にも並んでみるか。

この世の中にアイマスのグッズってどれだけあるんだろう・・・と列に並びながら周囲を眺めつつしみじみと思う。今回は961プロのライブってことで765のロゴ入りグッズは憚られる雰囲気があったりするのかなと勝手が分からず若干ビビり気味で行ったものの、現地で目にしたのは過去のあれやらこれやらPたちの間で語り継がれる様々なライブのロゴ入りTシャツ&謎グッズの数々。わーここアイマスEXPOの会場か、違うんすか。

それからミリオンライブのグッズを持ったPも結構見かけました。自分は茜ちゃんトートを持ち歩いてましたけど、紬のなんなんトートも見かけましたし、美也の鯛エビさんトートも見たなあってくらいのバラエティーの豊かさ。あと遠目から見ただけなんで定かじゃないんですけどヘルメット&つなぎ姿の麻城建設社員の方もいたような・・・。

山の方にカメラ向けてる人がいたんで何かあるんか?と振り返ってみると

あれ?山肌に”大”の字が見える気が・・・。

GoogleMapを開き、ああこういう立地なのかと納得する。それで貴音がMCのとき五山の送り火、いわゆる大文字焼きに触れてたのね。

グッズ物販は1時間半並んでようやく購入。欲しかったタオルが買えて一安心でしたが直後に品切れの報、入手できなかった人のことを考えると素直に喜べないなあ・・・。ついでにこれのせいで見たかった観光スポット2個くらい潰れてんだ。なにか事情があったのかもしれませんが事前物販無しはもう2度とやめてな・・・。

さらに時間が下ってようやくの館内入場。
失礼ながらもっと凡庸な見た目の地方の市民ホールみたいなのを想像していたたため、4階まである迫力のある景観にまず驚き。ライブが始まってみれば音も良く響く素晴らしいホールだと感じました。

場内撮影禁止で会場の様子をお見せできないのが残念・・・と思ったけど配信のスクリーンショットは転載OKなんでしたっけね。

スクリーンショット1枚目が客席のシーンのライブレポって多分あんま無えぞ(一応モザイク掛けておきます)。

今回ホール関係でただ一つ残念だったのはチケット需要とキャパが釣り合っていなかったこと。ではどうしてもっと大きな会場にしなかったのかといえば、思い当たるところが2点あります。

ロームシアター京都の座席数は2005、前回のベイシア文化ホールは1997。
調べてみると定員が2000人前後のホールというのが全国には相当数点在しています。エンタメ界では2000人サイズのホールというのがなんとなくの規格になっていて、それに合わせたライブ機材や演劇セットがあれば色々な巡業先で使い回せるという流れが(単なる自分の想像ですけど恐らく)ある。xRライブの設備やスタッフの規模もこれに添って決められているんだろうなということ。

そしてこの2000人サイズというのは目下バンダイナムコが渋谷に建設しているホールの規模ともぴったり一致します。ASの全国行脚で培われた経験を元に将来的に様々なコンテンツでのxRライブ展開を自前のホールで行うっていうのがもちろん視野に入っているんでしょうね。

本日の席へ着席。
・・・やらかしました。声掛けられてチケット確認したら間違えてました。遂にやってしまった。赤っ恥で平謝りして正規の自分の席へ移動。

既に周囲のPさんたちが今日のセトリなどの予想で盛り上がっていて、すぐに輪に加わらせていただく。ただ、ちょっと会話しただけでもすぐ分かるくらいこの人ら・・・濃い!これがASライブの空気感か!

レーベルがどうとかとか、その曲はいついつやって以来来てないとか、自分の茜ちゃんトート見て「あれ?ミリオンライク展行ってこられたんですか?自分も朝一で見てシュウマイ食べて新幹線飛び乗ってきましたよ!」とか。紛らわしくてすいません、これ事前通販で買ったやつです、行けてないです・・・。



爆音と周囲のPの練度に震える初回公演『Re:MEMBER/MOON』
今回の会場、前方スピーカー近くの席になると肌が震えるほどの爆音だったんですけど、それに劣らず周りのPのコールがとにかくでかい、そしてブレない。配信だとうっすら聞こえてる程度のコールも今日の会場たった2000人なんて嘘だろってくらい後ろからの声が聞こえてくる。


初手”オーバーマスター”前奏コール、2曲目”マリオネットの心”で入れられる「マリオネット!!!」の声のデカさに「これがASのPか」と感動。練度がね、ほんと桁違いなんです。


本当に驚いたのが3曲目で美希が”目が逢う瞬間”を歌い出した時で、始まった途端に前席で青いライトを振り出すPが何人もいて自分なんかはそれを見てやっといま何が起こっているか悟るっていうね。こういうとんでもない体験が出来るから現地は面白い。

そんな歴戦のPたちを持ってしても全く予想不能な今回のセトリ。もうみんな曲が始まる度に「マジで!?マジでこれやんの!!?」連呼して本当に嬉しそうに「えええええ!?」叫んでたのが印象的でした。

Re:MEMBER/MOONで個人的に一番思い出深かった後半ソロコーナー。

美希の”Nostalgia”。
出だしの目を瞑って指を上げるところ、なんか強烈に記憶に残ったんだよなあと帰宅後にOFA版を確認してみると

おー、やっぱり目を閉じてない。
現地だとカメラアングルというか観客の視点が固定になるため、指先を見つめる視線を上から撮ったOFAの振り付けだとインパクトが再現できません。なので正面から見ても映える長時間目を閉じるモーションに変更になってるんでしょうね。各所にこういう滅茶苦茶細かい調整が入っていることが窺えます。


響の”DREAM”。
意外って声が多くて「あれ?世間だとそんなイメージ?」ってくらい個人的には響の歌唱イメージが強い曲。OFAで響センターにして使いまくってたからとか、自分の印象が過去ライブに左右されてないからとかの都合。しかしこれもOFA版のモーションが既にあるのにわざわざハンドマイク持ったモーション新たに用意してんですよねえ。


貴音の”ふたつの月”。
これはね、現地の演出が本当に凄かった。配信映像でも周囲の白いスポットライト浴びて衣装や髪が光ってますが、あれをxRステージでやると実物のライトの動きに連動してディスプレイ上の貴音に当たる光の反射が変わるんです。激しく動く振り付けが無いからこそ出せる迫力、現地で見ないと分からないって言うのはこれだったんだなあと。

そしてここまでで語ったとおり、これらの曲はアイドルマスターワンフォーオールに縁深い曲。特に”Nostalgia”と”ふたつの月”は最終盤の切り札になった曲です。ステージの上のアイドルの向こうに感じざるを得ない961プロ最強のアイドル・玲音の影、これがxRライブの『思想』ってやつか!

とはいえ同じ列に並べるなら響のソロは”Pon De Beach”のはずなんですけど、さすがに961プロライブの雰囲気には合わなくて外されちゃったかあ・・・というところまで隣席の皆さんと話していたんです。・・・このときは!!なんてところで初回公演は終了。お疲れ様でした。



入場前から驚きまくりの第2回公演『Re:SIST/STAR』
当初の懸案事項の1つだった京都のホテル価格は会場から車なら滋賀県は余裕の範囲内と後から知り無事クリア。

2日目の午前は比叡山延暦寺を参拝。今日は物販無いから気楽で良いねと余裕の表情で会場へ向かうと・・・なんかすごい渋滞。嫌な予感。SNSで最寄りの駐車場の名前を検索してみると・・・イベント被り発生、満車で空き待ちのP多発ですと・・・?

大慌てで周辺の駐車場を見つけるもあっちも満車こっちも満車、ええとあとは・・・南禅寺前にも駐車場がある?あそこからなら歩きでも問題なし!どうか空いていてくれと祈りながら向かってみると・・・空きあり!危ねえええ! 開場直後に余裕の到着のはずが開演10分前に汗だくの到着でした。事前に駐車場のキャパまで調べて500台なら余裕だと思ってたのにこれだから都会は怖い・・・。

出だし、ソロ一発目でドラムの高速連打が鳴り響いた瞬間にボロ泣き。

”炎ノ鳥”、聴けた!!
フラワーガールから始まった貴音の持ち歌が遂にここまで来たかと感動したMA4曲。変幻無限に変容する演出を背景に強烈な緩急を付けたロックサウンドがステージを駆け抜けてゆく。かっけえ・・・マジでかっけえ・・・。

そして!第2回公演のヤマ場はなんと言ったってここですよね!!

Rebellion!!
イントロが流れた瞬間の絶叫とこれまでにも増して2周は輪を掛けてでかいコールは流石に配信にもガッツリ入ってましたねえ。

訓練され切ったPたちは公演のエンドロールに日本コロンビアの名前があってランティスの名前が無いことに初日の時点で気づいていました。

初回のセトリがコロンビアレーベルの曲で固められていたこともあり、まあ仕方ないっすよねえ・・・と各々自分に言い聞かせるように語り合っていた昨日の終演後の退場待機時間。いや、やるんかい!!

最高のサプライズ。
そしてミリシタ実装以来ずっとライブで実際に参加することを夢みていたこの演出、真実の!赤!
なんだかんだ言いつつ一縷の望みは決して捨てなかったPたちの見事なライト操作、みんな、みんなこの瞬間を待っていた!!

間奏、満面の笑顔で会場を煽る響。
完璧だ!本当に完璧なステージだ!

続く貴音の”聖炎の女神”。
”炎ノ鳥”から続いてあんなにボーボー火を出せるのもxRライブならではだよなあと見入っていたら、後から見た配信は更にとんでもない大火災になっていて草。

こういう照り返しの表現は惚れ惚れしますね。
会場で見ていると貴音のパフォーマンスは後半ペンライトを振る手が止まっちゃうPの割合がやたら高かった気がします。やっぱねえ、見入っちゃうんですよねえ。

そしてまた来たランティスレーベル曲!美希の”Marionetteは眠らない”!
ミリオン10th Act-4 Day1でMachico・翼が愛美さん・ジュリアとぴらみさん・麗花の実力派2名を両翼に従えアッキー・美希不在の穴を埋めた。今やミリオンの大エースに成長したMachicoの姿を強烈に印象づけたパフォーマンスが記憶に新しいところですけど、美希のパフォーマンスはそんな自分のようなPの目をもう一度強くこちらへ引き戻させるもの。

どれだけ後輩たちが追いかけてこようとも間を詰めさせるつもりなんて全く無い。向こうが3人でもステージを作り上げるというなら自分はたった1人でも同等以上のものを作り上げてみせる!

Marionettes never sleep!!
ASの矜恃を見せつけるかのようなステージに再び大粒の涙が。

第2回公演終了後、再び土建マニアのターン。
何故来たことも無いこの地の南禅寺周辺の土地勘があったのかというと

近代京都発展の礎となった琵琶湖から京都市街へと至る用水路・琵琶湖疎水をこの合間時間に見に行こうとあらかじめ下調べしていたからだったのでした。


この川みたいに見える水路の水、全部明治以降に人の手で導かれてきたものだって思うと惚れ惚れしますよね、ね!



ラストで崩れ落ちた最終公演『Re:FRAME/SUN』
3たび会場へ向かいまして本公演最後の席ガチャ。

イヨッホホホホ!!
やりました。ほぼ最前。最後の最後で遂に来ました。

再び配信からスクリーンショットしまして

今回のライブ会場ってこんな感じでステージ上のディスプレイに映る3人を各々の席から固定視点で見る形になっています。配信みたいにカメラが動いたりはしないのね。で、ディスプレイの上下左右や手前の骨組みにスポットライトやレーザーライトの機材が無数に付いていてそれが曲に合わせて自在に動き、ライトが内側に向くとアイドルたちに当たる光の反射にもそれが反映される、と。

3列目からだとステージは見上げるような形に。そしていざライブが始まるとスポットライトやレーザーライトの光がバンバン頭上を抜けていくんですよ。スモークの中を走る本物のレーザー越しに見えるアイドルたちのパフォーマンスの実在性といったら、夢か幻かなんてレベルじゃありません。

「この手前の光が現地だと実物」って言えばそのヤバさが分かるっしょ!
今なら自分もはっきりと言えます。xRステージ、是非一度はその目で体験してください。

冒頭のメドレーはいずれも響と貴音が初めて世に出た作品『アイドルマスターSP』でプレイ可能だった楽曲たち(のリミックスを含む)。このタイミングでこのメンバーの”キミはメロディ”が聴けたことにも驚きましたけど

滅茶苦茶驚いたのがこの歌マスの振り付け、もうミリシタなんかじゃ使われてない過去のやつが取り入れられてるやん!ほんっと細けえなあ!!(歓喜)

続きで驚いた”Pon De Beach”、やらないと思ってたらこれもやるんかい!!
身体に染み付いているリズムをただただ思うままに声に乗せるだけでコールが完成する、ここに集ったPなら皆そうだったでしょう。何度も煽られ何度も「オーオーオー」と声を合わせる、楽しい。実に楽しい。


”TRIAL DANCE”やったからやらないと思っていた”Next Life”

”ショッキングな彼”やったからやらないと思っていた”Day of the Future”
みんなやってくれている、見たいと思っていた曲たちが大歓声を浴びている、ずっと溢れ出し続ける涙。

アンコール締めの一曲、『はんげつであえたら』では”VOY@GER”を抜擢してPたちの度肝を抜いたxRライブ。今回の選曲は何が来るだろうと、周囲のPたちとずっと話題にしていた最後は

まさかまさかの”Colorful Days”!!
961プロを象徴する”オーバーマスター”とCD同日発売でこちらは765プロの象徴、正真正銘の対極にあるこの曲がifの世界を締めくくる。我々の知っている3人とは何かが違う3人が961プロライブ終演と同時に姿を消し、我々は再び765プロの美希・響・貴音の姿を見続けることになる・・・言われてみればこの曲以外での締めはあり得ない。というところまで全部一発で理解して深く頷いたであろうPたち。


エンドロール、アイドルマスター20周年記念ロゴが映ったところで一際大きく挙がった歓声と拍手、これこそがこのコンテンツが20年もの歳月を生き抜き、繁栄してきた原動力。今回その末席に加わり声と拍手の一部となれたことに幸福と感謝を感じながら会場を後にしました。


京都まで来て、このライブに参加できて良かった。
しかし終演からこっちずっと頭がふわふわしていて本当に幻を見せられたような不思議な気分だなあ。



あとがき
さてまあそんな感じで、とにかく異質で濃密な夏の夜(と昼)の夢を見て参りました。

xRライブシリーズって「参加Pがとにかく濃い」とか「クリエイターの思想がひたすら強い」って評判を聞くと思うんですけど、そう聞くと「にわかの自分には敷居が高いかな?」って思っちゃう人、きっと多いですよね?

今回実際に参加した感想を元に言いますと、敷居、高いです。
もうね、いまどき背景にコールガイドが出るくらい参加者に優しいライブもあったりするなか、配信で見てても曲名テロップすら出ないっていうのが端的に現しているとおり。イントロが流れた瞬間に誰の何という曲か、歌詞はどんな内容だったかはもちろん曲に付随するエピソードや、前の曲から続く意図なども読み解かなくてはならない造りのライブなんです。自分もこのライブに向けてずっと過去作品の復習を重ねてきたつもりでしたけど、現地でお会いした同僚たちの知識と熱は本当に半端なくすごいものでした。

ただ、「だからやめときな、配信にしときな」と言うつもりはありません。
次のライブが担当の当番回だったら、「絶対に現地に行く」と決めたなら、そのときは担当の持ち歌全部と代表的なユニット曲を聴き込んで、できればWikipediaなりニコニコ大百科なりで基本的な周辺情報を抑えて、「とにかくこの曲だけは聴きたい!」という情熱を持って参加してください。

にわかなのにライブに来た? そんなに一気にアイマスのことを好きになってくれたの? そのうえライブにまで来てくれたの!? すごいことじゃないですか! 自分はPになってから初めてライブに参加するまでものすごい期間掛かっているぶん、ライブでそういう人と出会うたび、尊敬と感激が湧き上がって来ます。

わかんないことがあったら周りのすごそうな人に聞いてください。マジでみんな大喜びで教えてくれます。今回自分だって過去ライブのことがさっぱりであれこれ聞きまくってましたし、そういうところから会話が弾むのもまたライブならではの醍醐味ですから。

「自分、○○のPです!今日はこの曲を聴きに来ました!」
なんだかんだ言いましたけど、結局これだけ言えれば大丈夫です。ただASxRライブに限ってはとにかく愛が重いコンセプトなので、ちょっと覗いてみようみたいなノリで行くと敷居高く感じるんじゃないかなと。

一方「あれやって欲しい」っていう期待にも本当に全力で応えてくれますから、もし担当回が来たその暁には「情熱だけは負けない」、その気持ちで挑んでください。きっと素晴らしい感動が待っていると思います。

この濃厚さ、並のコンテンツじゃやろうと思ったって到底実現できないでしょう。それが出来てしまうのもまたアイマスの懐の深さ。気軽に参加できるライブが別にあるからこそのもう一つの選択肢として、このコンセプトのシリーズもたくさん続けていって欲しいなというのが個人的な希望と感想です。

「ひー、ひとまず大変だったけど本当に面白かったよー」と車に戻り、ひとまず今日最終日だったイベントを仕上げるためミリシタを開くと目に飛び込んでくるギャル姿のアイドルたち。

あー、一気に”現実”に帰ってきた気分。この安心感、今の自分にとっては本当に劇場が家になったんだなあと感慨に耽りながら長い帰路についたのでした。


おわり。
長文お付き合いいただきまことにありがとうございました。

アイルはプラリネの誕生秘話だったという話

そろそろ961プロライブの準備しなくちゃとライブラリから3人の持ち歌かき集めてきて改めて聴き直してみるとP.S.プロデューサー収録曲なんかは「今この曲歌ったら恐らくこういう歌い方にはならないだろうな」って思う部分が結構あって、これが歴史の積み重ねなんだなあと趣深く感じていた次第。

そんなこと考えつつミリシタ開いてアイルコミュ見始めたら

いきなりこれなのはずるいでしょ・・・。

今回のイベントコミュタイトルはゲッサンコミック3巻から採られているんですけど

ゲッサンの世界観における美希たちASメンバーは翼たちにとって遙か雲の上の存在。
このタイミングでそんな彼女たち・プロジェクトフェアリーが出てくるコミュに「オーバーマスター」なんてタイトル付けられたらもうね、これだけで色んな感情が一気にこみ上げて来ちゃうじゃん・・・(また泣く)。

さて、ゲッサンコミックのストーリーはもう十分読み込んで覚えてたはずなんですが、キャラクター達の動きと声が付くと表現の意図がこんなにすっと入ってくるもんなんだというのは今回初めて知った驚きでした。

ミリアニの感想で「やっと翼のことが少し理解できた気がする」的なことを書いたとおり、自分にとって捉えどころの無いイメージが強かった翼。これも声が付いたところで改めてゲッサンを振り返れば今度は理解できるかも?

うーん・・・

翼の解釈はゲッサンとミリアニそれぞれかなり作り手の個性が出てる気が。ミリアニの分かりやすい翼の描き方も見事でしたけど、とにかく気まぐれで一筋縄ではいかないゲッサンコミックの翼の描き方もまた見事。

バチバチにぶつかりあうアイドルたちというのもミリアニでは描かれなかったシーン。

あくまで自分のペースでしか動こうとしない翼に対して苛立ちを隠せない・・・というか端から隠すつもりも無いジュリア。いやあ、こういとこ、ロックでいいっすね。

ジュリアから翼への接し方はぶっちゃけどちらかといえば悪感情寄りのはずなんですが、彼女は翼のことを理解するための努力を終始続けています。年上故の面倒見の良さ、根は優しい、色々理由はあると思いますが何よりも翼の持つポテンシャルに惹かれている部分が強いんですかね。

そんな2人の間を彼女ならではの雰囲気で取り持っていく瑞希。

なんか今回のコミュだとしゃべり方がいつもより早くない?
年を経るにつれしゃべり方がゆっくりになっていってるって話をたまに目にしますけど、これも当時の再現ってことなんでしょうか。

瑞希はこの台詞が大好きなのでここにも声が付いたのはとてもうれしい。

翼のいい加減な態度に呆れかえりつつも、Pに向かって実は自分がアイドルをやっている理由も良く分からないとこぼすジュリア。作中で彼女の持ち歌はいずれも彼女が作ったものとして描かれています。

歌詞はいずれも等身大の彼女から見た世界と自分の姿。
まだ大人になりきれていないモラトリアムの時期の感性で書かれていることは彼女自身も自覚していて、都合の良いことばかりの翼の夢の話を聞いたとき内心で彼女が「くだらない夢だ」と呟いたのは、翼の語る言葉の向こうに自らの歌の歌詞を透かして見てしまったから・・・というのがミリシタコミュではBGMがプラリネに切り替わることでより明確にされています。

いずれ終わるモラトリアムの先を思いアイデンティティの揺らぎを感じている自分。しかし”少し大人になった”つもりで「子どもみたいな夢がそのままの形で叶うことは決して無い」と指摘した相手・翼は「美希にはなれない」ことを当然のように受け入れてなお綺麗に澄んだ目で彼方の夢を見つめます。

それはジュリア本人が実は信じ切れていない歌詞を、夢を、心からの気持ちで声に乗せられる、歌を託すことが出来るボーカルが目の前に現れた瞬間。

夢に向かって一直線に伸びる一筋の道・アイルがジュリアの眼前に広がった瞬間でした。

ミリアニの世界ほどには夢に溢れた世界では無かったゲッサンミリオンの世界。しかし子どものように未来を信じ、自分の歌を歌い上げる翼を見てジュリアの心中にも変化が現れます。

実は自分、今までこのセリフの意図がいまいち汲み取れていませんでした。


イベントコミュ第6話のタイトルは「未来を夢見て」。このタイトルだけはゲッサン3巻にありません。で、誰が今”未来を夢見て”いるのかというと翼・・・ではなくジュリアですよね。

翼や瑞希と一緒に一晩で新曲・アイルを完成させ、ライブを成功に導いた体験。このときの気持ちをそのまま歌にしたのがプラリネ。

ゲッサンコミック3巻はアイルと翼の話なんですけど、実際には”ジュリアの視点から見たアイルと翼”の話であり、プラリネがアイルと翼を内包する構造になっています。だからライブのセトリではプラリネとアイルがセットになってたんですね!

いやあ、今回ミリシタが再構築してくれたおかげでゲッサンを初めて読んで以来7年越しでようやくアイルのストーリーが理解できました。こういうことがあるからリバイバルは楽しい。

さて引き続きアイルイベントを走りつつプロジェクトフェアリーの曲を聞き込んでいくとしますか。こちらは実に16年越しでのライブ開催、果たしてどんな発見が待っているかな?

管理人、10thツアーAct-4へ行く(DAY2)

DAY1からえらい間が空いてしまいましたが何事も無かったようにアップします。

2日目午前
おはようございます!
本日のお天気は本降りの雨。
予報どおりのお天気ねというわけで、本日はミリアニ第3幕応援上映を見た後、昨日取り残したおさんぽツアー目的地を回ってクリアのスケジュールをこなしていくことにします。

駅のスタバで朝食を摂りつつ道行く人を眺める。
・・・あっちも、そっちも、ああ、こっちもミリオンPだな・・・。みんな思い思いのグッズを身につけて雨をものともせず幸せそうに道を行くからすぐわかる。空から音符がそそいではじけるこの光景、本当にいいものだ・・・。


横浜ブルク13!
劇場版アイドルマスター輝きの向こう側へ公開当時にもしばしばその名前を聞いていた縁と由緒ある映画館、ようやく訪ねることが出来ました。

あ、特典のフィルムまだもらえるんすか。
まあね、俺くらいになるとミリアニ本編はもう穴が開くほど見たというか、未だにちょいちょい見てはボロボロ泣いてるくらいだから、今日の応援上映はこの後のライブの準備運動みたいなものかな!もうどのシーン見たってすぐピンと来ちゃうくらいには見てるからね!


・・・なにこれ???

うーん?誰かのスターティングブルームを後ろから見てるところ・・・?と首を捻っていると隣席Pさん2人組が到着。既にテンションおかしくなっているので開口一番「すみません、これ、どこのシーンか分かります?」と見てもらう。

こんな薄暗いとこで見せられてもわかんないっすよね、すみませんねほんとに・・・。
流れで名刺をお渡しすると、お2人からも名刺をいただく。おおー、星梨花Pさんですか、ヤバかったっすね!昨日のユモレスク!みたいな感想でひとしきり盛り上がる。

数多の応援上映をこなしてきたであろう高練度Pたちのるつぼと化したブルク13。コールも、飛び交うネタもなんだか集大成感がありますね。

「それでは、まずはこの曲から」

            \\ アライブファクター!! //

おいやめろ。

ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10、400人オーバーの座席を埋め尽くして大歓声を浴びたとき以来のアンコールステージ・39人版Rat A Tat!!!、この後これの実写版を見ることになるんだよな・・・と予感に打ち震えつつ、リバイバル上映終了。隣席Pさんたちにお礼を述べておさんぽツアー結願の地であるみなとみらい駅へ向かいます。

ちなみに謎のフィルムの正体は家に帰ってから太陽にかざしながらスマホで撮影して拡大してみたところ・・・

就寝前のステージ上でみんなで手を繋ぐシーンでしたよ!あの時のお二方!!

外、寒!
おさんぽツアーなんて動機が無かったらまず間違いなく徒歩で移動しなかったであろう道のり。

MARKISみなとみらい周辺のポイントを回収していると

ああ、こんなとこにあったのね、アイドルちゃんの声でお出迎えしてくれる自動改札機。

利用者の邪魔にならないよう距離を取りつつ、改札機をカメラに収めまくるPたち。日本に来てすぐの外国人観光客みたいになってない?と思って見ていると、道行く外国人観光客も皆面白がって動画を撮っていきます。確かに声優ボイスで喋る自動改札機って全世界レベルで激レアだよな・・・。

少し離れた場所では地元住民らしきおばちゃんに「今日はKアリーナで何があるの?」と問われ、丁寧に説明しているPの姿も。現地の住人からしたら週末のたびにKアリーナに様々なジャンルの人が押し寄せるというのは既に見慣れた光景だと思うんですが、さすがに自動改札機をありがたがる人たちっていうのは気になる存在だったのかもしれません。


みなとみらい駅の階段を上ったところでおさんぽツアーゴール。
スマホを構えたらちょうど後ろに奈緒の痛車が滑り込んできて良い感じに。


実に充実したお散歩となりました。

この雨じゃ今日は会場周辺でお祭り気分を味わうのは無理だなあと、残念がりつつ適当に時間を潰し、開場時間を見計らってKアリーナ到着。

それでは本日の席抽選のお時間です。
昨日は自分のところまでギリギリ金テープ降ってこなかったんだよなあ、もう一度奇跡を起こして今日こそアリーナ席でテープを拾って帰r

草。
Kアリーナの最上段がレベル7なのね。
で、レベル7の最後列は何列かというと・・・28列です。草。

ただ位置自体は割と正面寄り。
それに後方席ってステージ全体が見わたせてレーザーやライトの演出もバッチリ見えるんで、これはこれで好きなんですよね。

なによりDay2は現地できただけで最高の幸運、階段を上ってくるPたち皆、実にいい笑顔!近くに荷物を下ろすPが現れるたびに「今日はよろしくお願いします!」とすかさず名刺を出しまくり、誰彼構わず名刺交換の輪が出来上がっていきます。こういう最果ての席の方が逆にテンション高くなるのは外野席のノリに近いかも。

いやー、このときが一番名刺交換捗りましたね。
しかもかなり見境無く来る人来る人に名刺差し出しちゃってたんですけど、体感7~8割くらいの確率で「あ、どうも!」って返してもらえた気が。アイマスPの名刺好き、これガチの奴だわ。

風の便りでは異次元フェスを経てラブライバーの方々の中にも名刺を出す方が現れるようになったと聞きます。うーん、次はP名刺の作り方の記事でも書きますかね。



10thライブAct-4 DAY2

10周年ツアー千秋楽はあまりに見どころ盛りだくさんでいいところ全部書こうと思ったら全く書き終わらなくなってしまったため、最高の瞬間3選にまとめて語らせていただきます。



Day2 最高の瞬間3選① オープニング・”Rat A Tat!!!”

「今日のセトリ?いや予想無理っしょ!」
「自分、今日は恵美にフローズン・ワード来るって賭けてフルグラで来ました」
「おー、やりますね!」

なんてペンライトの電池交換しつつわいわいやっているうちにあっという間に開演のお時間。

前説の美咲ちゃの様子が既におかしい。
これ現地にいるんかななんて話し合ったくらいのハイテンションに沸き上がる会場、からのイントロ。

もはや数え切れないほど聞いた、ミリオンライブ次の10年を決定づけたと言っていい希望の曲。Day1エンディングにしてDay2オープニングなのもミリアニ第1話→第2話準拠。目移りしてもしきれない個別衣装を纏って、アイドルたちが今日もステージに上がってくる。


後日キャストの皆さんが各々自分の番組でこの時のことを「オープニングから客席がそこらじゅうで号泣してた」って振り返って笑ってましたけど、そりゃ泣くでしょ。

ずっと探してた
ずっと夢見てた
“I”だけのきらめく世界

あの光景を目の前にして、歌い出し、これよ?!
全編クライマックスの10thツアーファイナルの幕開け。



Day2 最高の瞬間3選② 戸田くんの帰還に熱狂

個人的には戸田くんに「おかえり」って言うことへ若干の引っかかりを感じてたんです。

まず自分が本格的にライブを見るようになったのが7thReburnからで、そもそも「おかえり」って言える立場じゃないのがひとつ。それから自分にとっての戸田くんは面白動物で偶にとてつもなく格好いいアイドル・舞浜歩の担当声優であるのと同じくらい、数時間ぶっつづけでひたすら楽しそうにゲームしてる実況者っていう認識が強いんです。

最近は週一で4時間くらいの配信が来るから、例えでも何でもなく親の声より聞いた声になってるっていう「おかえり」言おうにも久しぶり感皆無な身近な存在。そんなわけで”ユニゾン☆ビート”のイントロで会場がどよめいたときも個人的には割と平常心で「おー出てきた出てきた、実物!」くらいの気持ちでした。

ただもう、そこまででしたね。

戸田くんのパフォーマンスが始まると同時に、両腕を振るあの振り付けに合わせて客席のピンクライトが揺れまくる。最後列から見ているとそれはもう目が回るくらい。ライブ数日後の戸田くんの雑談配信で「みんな力入りまくってたのが見て分かるくらいだった」ってこれまた笑ってましたけど、言われてみると確かに自分もめちゃくちゃ力込めてライト振ってた気が・・・。

最後のポーズを決めた後、マイクには乗らない声で、しかし後席用のディスプレイにもはっきり映し出されていた「ありがとう」の口元と涙を浮かべた目。おもわず自分も呟きました「おかえりなさい」と。

・・・からのライブ折返し一発目・”Dance in the Light”です。

実のところDay1で”旅立ちのコンパス”が来た瞬間から、Day2ではフルメンバーフルパワーの”My Evolution”が来るって確信してたんで激しく明滅するXの字を見たときかなり頭が混乱しました。多分みんなそうだったんじゃないですかね。そこから一旦息を整えて、そして気づくんです。



―――あっ、来る・・・。



来る!来る!来る!

(さあ、踊ろうぜ!)

ドォ!!!
口から出た声はもはや歓声だか悲鳴だか叫んでる本人にも分からない。
ただただ熱狂。会場全てが舞浜歩に狂っていた。

※音が出ます

ここね、来年ライブBlu-rayが発売になったら見比べてください。
帰宅してからまず真っ先にミリシタ立ち上げて”Dance in the Light”のMV見て「マジでこのとおりだった!」ってボロボロ泣いたんですけど、夕方にアーカイブ始まって見てみたら違ったんですよ。

「Let’s get down」って言ったあと、MVだと一拍置いて歓声が上がるところ、ライブではもうみんな来るぞ来るぞって待ち構えてて言った瞬間に観客席が絶叫してんのね、間なんか無いの。

で、そこからコールが入るんですけど、ライブだと今度は逆にコールの声がなっっっっかなか聞こえてこないんです。みんな最初の歓声で叫び過ぎて、次の「ハイ!」がすぐ出せなくなってたっていうね、これこそがライブ感!本当に最高だった。



Day2 最高の瞬間3選③ いちぽむのパフォーマーぶりに震える

普段ならどう考えても最終ブロック曲のはずの”ABSOTUTE RUN!!!”が10曲目で来ちゃうことにまず驚きました。これもまたAct-4だからこそのセトリ。そして直前に思いつきでステージ脇のカメラを使った演出を提案して本番でこなしちゃう3人の絶対的パフォーマーぶり・・・あ、これ違うユニットの名前だった。まあいいか、これが10年ライブやってきたプロの仕事なんだなあって感動した話。

Day2終盤の”深層マーメイド”、いきなりカバーが来たことに驚きましたけど、序盤の笑顔から徐々に余裕を無くしていくまちこに対して、ころあずは終始悲壮な表情で歌い上げていく。

そういう演出なのはわかってるんですけど、まちこに必死に食らいついていくころあずみたいな構図になっちゃうのはやっぱり損な役回りに見えちゃってちょっとかわいそうかもって思ってたら一瞬だけ間奏のとこでめちゃくちゃいい笑顔で笑ったんですよね。

もうこれで「うわ、凄ぇ・・・」って震えが来ました。
あくまで全体の演出を崩さないようにしつつ、俺みたいな観客の気持ちまですくい上げていく、プロだわあ・・・って勝手に感心していました。

そしてソロのトリを務めたぴょんさんの「10年間どこかで出会ってくれて本当にありがとうございます」っていう言葉。古株から新規まであらゆるPの心に深く深く響く言葉、あれ以上素晴らしい呼びかけが何も思いつきません。

後日、感想を眺めていて見かけた「新規Pも大勢いる前であれを言ってくれてありがとう」と感謝の言葉を述べるベテランらしきPのつぶやきが印象的でした。

今彼女に向かってライトを振っているPたちは、誰もが等しく”10年間のどこかでミリオンライブに出会ったP”。中には歴の浅いPもいるでしょう、ただ、ミリオンに触れて間がないPはそのぶんミリオン以外のことに多く触れてきているんですよね。

世の中にいくらでもある”いいこと”、自分たちよりもっとたくさんの種類の”いいこと”を知っている人が、それでも今回ミリオンを選んでくれた、ライブに参加してくれた。だからさ、ミリオンのどこに惹かれたのか、俺たちに教えてくれ、そうやって語られる魅力がミリオンをもっと輝かせてくれるから!

ぴょんさんに感謝したベテランPの言葉の意味はそういうことなんだと思います。


あの言葉を聞いた瞬間、誰しもの心の中にそれぞれのミリオンライブの思い出がよぎったことでしょう。それは数ヶ月前の出来事だったかもしれない、あるいは本当に10年前の出来事だったかもしれない。皆それぞれがそれぞれのライブの光景を重ね合わせながら同じ言葉「ありがとう」を告げる、それこそがミリオンライブの真髄。

10年間の足取り、確かに見せてもらった。
おつかれさま、ありがとう、そしてこれからも、よろしく!!



おまけ 最終ブロックの思い出

そのまま締めようかとも思ったんですけど、もうちょっとだけ語ります。
相変わらずなんか偉そうなことばかり書いてますけど、自分、Act-4がライブ現地2回目です。そして2Days両日参加はこれが初めてです。

・・・ペース配分というものを全く知りませんでした。

最終ブロック直前で自らの体の異変に気づく。声が・・・出なくなっている・・・!?
その時点で昨日今日合計でミリアニ12話分くらいの時間ひたすら大声上げてんだからそらそうなるでしょって話なんですが、今までの人生でやったことないんだから限界がどこかなんてわかんないじゃん? 2日目の朝、普通に声出てたら「あれこれいけんじゃね?」って思うじゃん?

気がつけばライブ開始前に電池交換したはずの汎用ペンライトも既に消えかかっている。いや、無くなるの早すぎんだろAmazonで買った安物の電池。別途事前通販で1本だけ買った公式ペンライト(茜ちゃん)も持ってて良かったと安堵しつつ、Act-4、俺のコールアンドレスポンスはどうやらここまでみてぇだ・・・と最終ブロックはコール無しで行くという苦渋の決断をした直後

「ヨォ~~~~~ッ!!」

ギェ!!
車に乗っているとき流れてくると思わず一人で「ワッショイ!」しちゃってる曲!ほぼ唯一真面目にコール練習したことある曲!!

ヨレヨレだろうと声を出さずにはいられません。代償として週明けの副業先、連休とって横浜散策に行って帰ってきたら声が出なくなってた謎の人になっていたのは致し方なし。

あと触れておきたいのは”侠気乱舞”、あいみん渾身の「エ゛ェンタァテイメェン!!」の直前に稲川プロが決めていたジャンプ。

完璧なホップ♪ステップ♪レインボウ♪
機会が来たら皆さんもチェックして下さい。

いやあ、しかしオリメン”Shooting Stars”まで見られるとは思いませんでした。

ミリシタ完全準拠でフォーメーションチェンジが一切無かった今回の振り付け。手前下段にころあず、それ以外のメンバーが後列の壇上という立ち位置は終始変わらなかったんですけど、一人だけ少し遠い位置に立ってるころあずの姿が背景の大型モニターに他のメンバー越しで映る姿は、ゲッサン版ミリオンライブ最後のクライマックスで描かれたライブシーンの演出を重ね見ているかのようでありました。

あらゆる場面に、過去のあらゆる思い出が重なってくる、これが10年の重みなんだよな。もうここでも声を出さずにはいられ・・・出ねえ・・・。



終演後

前日とうって替わってレベル7最後列は規制退場まで最後。
ただ「セトリ予想!当たってましたね!」やら「11thの会場、あれどこだよ!?」やら話し合っていると時間はあっという間です(と言いつつ建物の外に出るまで50分近くかかりましたが)。


今日も最高の席でした、またいつかお会いしましょうとご近所様たちに別れを告げ、本日最後の目的地へ向かいます。


やっぱね、ここまで来たからにはレインボーブリッジは渡っとかないとね!!(突然復活する土建マニア設定)

かなり回り道になったけど気にしない。
そのまま羽田を通り抜け、夜の豊洲を脇目に北上して家路につきます。お疲れさまでした。



まとめ

はい、そんな感じでライブ終わってから何日経ってんだよってくらい時間が経ってのアップとなりました。あの全品メインディッシュのフルコースの思い出、頭の中で反芻してたらいずれ消化できる日が来るんじゃないかって待ってたんですけど、これ、無理だね!強引にでもまとめないと俺のAct-4がいつまでも終わらないや!ってことでかなり無理矢理まとめました。

当日現地の戦友たちとKアリーナを後にしながら「あの曲もやって欲しかったなあ、この曲も現地で見てみたかったなあっていうのがまだいくらでもあるのに、この充実感は何だ!?」と笑いながら話していたあの時の感想、結局あれが全てなんだよな。

いつか生で見たいステージがまだ山盛りで残っていて、さらに現在進行形で増えていく、なんという幸せか。

そして「なんかお前、前回初ライブでオロオロしてたのに2回目参加の今回場慣れしすぎじゃね?」って思われた方、いたでしょうか。とりあえず俺は思いました。

昔から謎に順応性が高い・・・のもあるんですが、今回の記事冒頭にも書いたとおり初現地したライブの光景を見て「これはミリオンが大好きな人たちのお祭りなんだ」と悟ったことが一番の要因。もう一つはやはりミリアニですね。映画館に足繁く通い、書くつもりなど全くなかった感想文を書きまくり、豊洲まで行ってまた映画を見た。ミリオン、いやアイマスとの向き合い方があれでまた根本的に変わったのは間違いありません。

なんとなく参加したAct-2で心を鷲掴みにされた自分がAct-4のチケット争奪戦に参加し、HOTCHPOTCH FESTIV@L!!2の文字を見た瞬間立ち上がって歓喜する、たった1年前ですら考えられなかったことばかりです。

あまりに楽しみすぎた結果、態度がこなれ過ぎちゃって記事としてはあんま面白くなんねえ・・・ってなっちゃったのも今回記事を書き上げるのにえらい時間が掛かった原因。別にここのネタにするのが目的でライブ行ってるわけじゃないんで、今後のライブでの身の振る舞い方についてはまあ、なんでも、いいですけれど。

こんな奴でも1度ライブに行っただけでこんなに目線が変わるんすよというサンプルとして、珍しい生き物でも見る気持ちで今回の記事も楽しんでいただけていたら幸いです。


はー・・・11thは11月で、ハッチポッチ2は結局来年ですか・・・長えなあ!
多分また行くと思います。そのときにはまた、よろしくお願いします。

ファンだけに語られるほんの小さな物語 (The Backstageネタバレあり感想)

※ネタバレ要素は下段に折りたたみで記載しています。

ミリアニ各巻1万本突破おめでとう!

アソビストアの特殊な発送方法の影響もあるだろうとはいえ、シリーズものディスクの売り上げは右肩下がりになるセオリーに反してミリアニは発売から1万本達成までの報告が巻数を重ねる毎に短くなっていって3巻目はとうとう発売当日に1万本達成。ライブ応募券などに頼らずほぼ純粋に内容だけで勝負した末での快挙は本当に強い。

ミリオンの運営ちゃんは「Blu-ray買え」と率直に言いますが、出来る出来ないの物言いも元々率直です。そんな運営ちゃんが逐一状況を報告し続けてきてくれているということは・・・まあ、期待してもいいんじゃないでしょうか。とりあえずは気長にね。

BDプレイヤーを持っていないのにBDを予約してしまい、ディスクを大切に飾っていた筆者。第3巻発売までにどうにかプレイヤーを確保出来たので以下特典映像の感想。

ネタバレを含むため折りたたみにしておきます。

はんげつに酔ったおっさん、雪歩CV交代の思い出を語る

10thツアーAct-4 Day1でSuper Loverを披露したゆい㌧がMCコーナーで今宵は満月と言っておりましたが、あれから月が徐々に欠けていって半月となった今週末、真と雪歩のTwinLive”はんげつであえたら”が開催となりました。

もうガッツリ年度末なのよ、スケジュールどうにもならんのよとライブ参加は泣く泣く見送り・・・と思ったら後出しで会場オリジナルCDの情報が発表になり、「え・・・収録曲強すぎ・・・」となった結果

土曜の昼間にどうにか都合つけて物販だけ買いに行ってきました。
なんだここたまにいくラーメン屋のちょっと先じゃんってことで心理的ハードルが限りなく低かったとも言う。

ウェッヘヘヘヘ!
右も左もアイマスグッズを身につけた人々が行き交う光景、何度見ても良いものだ。

しかし恐らく大成功判定となるであろう今回のxRステージ。今後色々な地方で開催されたりして、そこでまたつよつよCDが会場オリジナルで出てきたらどうしようというのはやや恐怖。通販で売って、マジで。

さてそんなわけでゆきまごグッズの人混みに溺れ、あずみんのラジオを聞き、ライブのセトリや感想を見ていたらすっかりココロが帰ってしまいました。

雪歩のCVがあずみんに代わったときの話なあ・・・偶に1人勝手に当時の思い出を振り返ったりしてたんですけど、良い機会ですから「皆さん”あずみんこと浅倉杏美さんが萩原雪歩役の声優さんとしては2代目”というのはご存じだと思うんですけど、それが当時のPからどう見えていたのか」をとある一介のPの記憶と記録を基に語ってみようと思います。

正直愉快な話では無いんですが、ミリオンにも無関係なわけではないアイマス史の一片として、ご興味あればお付き合いください。

時は2010年7月3日、THE IDOLM@STER 5thライブDay1。
ここで1本のPVが初公開されました。

「天海春香、17歳!」

Xbox360版『アイドルマスター2』
アーケード版から複数展開されてきたコンシューマゲーム群リリースの後、明確に”その先”を描いた初の作品。

響・貴音が765プロに正式加入。

一気に身長が伸びた亜美真美。

中には髪型が変わり大きくイメージチェンジしたアイドルも。

一昨年のフェスでこのみ&ロコがカバーした”The world is all one!!”はアイドルマスター2のメインテーマソングでした。

初解禁の情報に釘付けになるPたち。

PVには雪歩の姿もあり、アイマス新作での登場を危ぶむ声が一部にはあった中、担当Pたちは胸をなで下ろしていました。この時点では。

ライブ後の夜、PVの話題で持ちきりになるPたち。
ここで一つの疑問が投げかけられました。「これ、”Day1”で流しちゃって、明日何発表するん?」と。ただ、その疑問を重く受け止める者はいませんでした。明日は今日よりもっとすごい情報が来る、覚めやらぬライブの余韻に浸りながら皆ただ希望のみを口にしていました。

そして翌日、Day2終盤。流れてきたのは新たなPV。

冒頭にはアイマス2に収録されることになるであろう、コミュの数々。

普通にしゃべる雪歩。

流れ始めるイントロから一気に驚きに襲われた瞬間。

!?
5人ステージ!?しかも亜美真美が同時にステージに立ってる!!?

うん、そうなの。みんなDay2の隠し球はそっちだと思ったんです。5人ステージも亜美真美同時パフォーマンスも実はここが初公開、今までの作品だと出来なかったんですよね。

呆気にとられるPたちをよそに進んでいくPV。

配役とCVが順にテロップに表示されてゆく。

凄え、手前の2人座ったぞ・・・。

そして曲のラスト、あまりにも突然に現れたテロップ。

これが萩原雪歩役のCVが浅倉杏美に交代する、その情報が世に出た瞬間でした。

信じられないかもしれないけど、CV交代をショーにしてしまったのよ、当時のアイマスは。

自分は当時からPでしたけどライブには行かない質だったため直後からどんどん入ってくる話を聞いていたのみです。しかし場内が騒然となっていたことはあらゆるPたちの声からして明らかでした。

この空気の中、ステージに出て行ったあずみん。
昨日のラジオでも「すごく緊張した」と、言う割にさらっとしたテンションなのはあずみんの語りでも自分が大好きなところなんですけど、この流れで幕張メッセ6,000人の観衆の前に出て行くプレッシャー、本当にとんでもないものだったんだろうなと。

こういう機微に触れる内容の扱いがどうにも危なっかしかった当時のアイマス運営。
交代の是非は別としてやりようはもうちょっと他に何かあっただろっていう声は当時からありましたし、自分も首を傾げた1人でした。

雪歩役の交代についてはその後スタッフ陣からかなり丁寧な説明がなされ徐々に動揺は収まってゆき、多くのPは判断を受け入れ、ある者は去って行きました。

結局アイマス2は他にもPたちからは受け入れられない大きな変更要素が複数あったりしてあまり芳しくない評価に終わり、以降アイドルマスターはナンバリングを持たない作品となったとも言われます。

但し作品世界の評価と2代目雪歩役としてのあずみんの評価は全く別の話。
華々しい舞台での発表とはちぐはぐに「仕方ない」という形で受け入れられた新しい雪歩、しかしアイマス2で見せた表現と彼女自身の明るいキャラクターで評価は間もなく支持へと変わりました。歌のカラーにも徐々に彼女のパーソナリティが反映されるようになり、自分なども浅倉杏美版の”ALRIGHT*”がアニマスで初めて披露されたときに「今の雪歩」でなければこの使い方は出来なかったなと深く感じ入ったものです。

自分の音楽ライブラリには今も落合祐里香(長谷優里奈)版”Kosmos, Cosmos”と浅倉杏美版”Kosmos, Cosmos”が併存し続けています。自分が765プロの門を叩くことを決めた、そのきっかけになった曲だったのがMA1雪歩のソロ曲・”Kosmos, Cosmos”。あの最初の感動と共に、そして今に繋がる思い出と共に。

この曲に限って言えば両者の”Kosmos, Cosmos”は全く別物、浅倉版を初めて聞いたときからずっとそう思っています。もしかしたら敢えてそうしたのかな? 確認しようが無いですけど。

冷たく息が詰まるような空間の中に揺るぎない一筋の芯を感じられる旧版と、寒色の光の中に明るいぬくもりも感じられる新版。どちらが好きと聞かれても自分には答えられない。この2つをそのまま抱えていくことが自分にとっての交代劇の総括です。

さて、ここで話したって大半の人にとっては面白くないっしょと普段は小ネタ程度に留めるようにしている大昔の話。ラジオであずみんがちらっと口走った「今だから言える」というフレーズに触発されて、おっさんも今だから言える当時の話をしてみました。

あくまで個人の記憶と主観の話だから「そうじゃねえだろ」って思われる人も少なからずいるだろうなってんで書き上げてから公開するか一瞬躊躇ったんですけど、こんな機会でも無いとなかなか話す気にもならない話題ですし、許されそうな空気感の時が来たら一度話してみたくもあったのよね。

月が満ち欠けを繰り返すように長い歴史があるものには必ず光と影が射した記憶がある。
その記憶と呼び起こし「色々あったねえ」と昇華させるに足るどころか余りあるポテンシャルを見せてくれた今回のステージ、やってくれてありがとう。そして皆さまも、盛り上げてくれて、楽しんでくれてありがとう。これでアイマスはまた一つ、新たなる歴史の幕開けを迎えられる。

今日もまた祭りの輪の一番外からそっとその様子を見送った、とあるしょうもないPの独り言でした。
はんげつであえたらDay1終盤で披露された”The world is all one!!”を見て、「萩原雪歩 CV:浅倉杏美」のあの瞬間を思い出した当時以来のPはいたでしょうか。もしいたなら俺はそんなあんたの肩を叩きたいよ、「お互いここまでよくやってきたよな」ってな。