志保メインコミュ「つま先の冒険」を語る

今回の話も志保とPや仲間たちの雰囲気がめっちゃ良かったなあっていう話。

大人びたイメージが強く本人もまた大人であろうと努力する場面が多いぶん、時として逆にめっちゃ妹のように可愛がられることがある志保。

オペラセリアの時もまつりや歌織は志保を構いまくっていましたが、今回の2人は彼女に対し大人の顔で接します。

今回のコミュのテーマって志保が「大人に触れる」ことだと思うんですよね。
響と歩の見せる大人の顔は、エミリーのメインコミュ第147話でも見せた察しの良さ。

ショッピングモールで志保がカフェを見ていることにいち早く気づく響。


レッスンの後にまつりから「響ちゃんと歌織ちゃんを呼ぶのです」と言われただけで次に何が起きるのか理解している歩。

志保は彼女たちとのレッスンが同い年の可奈や未来たちとのものとはまるで違ってすんなり進むことを不思議がってはいるものの、その理由が今回のメンバーは他人をよく見られる子たちであり、彼女たちの気遣いが志保を導いてくれているということにまでは気付けていません。

「見た目は大人っぽいけどまだ子供」、志保自身そう自覚しているとおり立ち振る舞いは大人と子供の狭間で揺れ動き続けます。

1人でカフェに行ってもいいのだろうかと相談する志保

Pは「もう中学生だから行っていい。自分がどんなものやどんなことが好きなのかを知って欲しい」と答えます。個人的には中学生に掛ける言葉としてはとてもいいこと言っていると思うんですが

志保は全然ぴんと来てなくて「あ、あれ?」ってなるっていう。このすれ違いが志保の年相応な内面を浮き彫りにしていてすごく好き。

志保はまだ自分を十分に客観視できるほど心が育ってないから、他人が自分にどれだけ気を遣ってくれているかや、自分が大人への階段の入口に立っていることやその先にある可能性の大きさに気付けていないんですね。

一方で「子供っぽいこと」はそのまま「悪い」ことでは決してありません。何が自分にとって良いものか、必要なものか、まずは思春期の彼女にしか見えない景色に従って選んでみて欲しい。そうして変わっていく経験、変わっていかない経験が1つ1つ大人の階段を上ることになるのだから。

そしてPは「なにか間違いがあったときはお母さんや自分やみんなが声を掛けるから心配しなくて大丈夫」と付け加えます。

いつも傍で見守ってくれる大人が、母親の他にも大勢居てくれることが志保にとってどれだけ幸せなことであるか、恐らくその事実にも彼女はまだ気付けていないでしょう。それでいいんです、いつか大人になって今日のことを振り返ったときに自身がたくさんの大人たちに愛されていたことを知り感謝と幸せを噛みしめる。その時のことに思いを巡らせられれば、見守る大人としてはこれに勝る喜びはありませんから。

Pほど自覚的には大人として振る舞えないまつりたちも、彼女たちなりのやり方で志保の「つま先の冒険」の後押しをします。

入ったことが無い店に入るのってどうしたって勇気が要るじゃないですか。

皆とお店でわいわいお茶した経験が次に志保が1人でカフェを訪れるときの背中をそっと押す。そうして志保は1人でカフェを訪れるという大人の経験を1つ積むことが出来ました。

メインコミュのラスト、自身の広告を見た志保が「本当の私はこんなですけどね」と気恥ずかしそうに言うのに対しPははっきりした答えを返さず、「急ぎましょう」と続けた言葉にただ「そうだな」と応じます。

広告になった自分の姿をどう受け止めるか、それもまた彼女にとっての選択の一つ。傍らに立つ者として今はただ彼女の心が起こすさざめきと波紋の行く末を見守るのみ。

14歳の少女が見せる不安定で、だからこそ瑞々しく愛おしい輝き。それを見つめる大人たちの眼差しがとても印象的なコミュでした。

野々原茜は何も考えていないのか?with麗花さんの話

今年は茜ちゃんの誕生日に何かコラムを書きたいなあと考えていて、そういえばまだこの話をしたことがなかったと思い出したテーマ、今日の話題は「野々原茜は何も考えていないのか」with麗花さんのお話です。

まず筆者の見解から述べさせてもらうと茜ちゃんは基本的に「あまりものを考えない子」だと思います。え?意外だった?

まあ聞いて下さい。
茜ちゃんのように話題を放るとすぐリアクションが返ってくるタイプの子って、過去の経験や体験、その時に考えたことが頭の中に綺麗にタグ付けされて引き出しに入っていて、これが来たらこれを出すというパターン分けがあらかじめきっちりされているんです。

反射的にリアクションが出るからレスポンスが早い。その場では考えない超直感タイプゆえの「あまりものを考えない子」だと筆者は思っています。

このタイプは基本的に記憶力が良いので会話に古いミームや格言が混じることが多く、投げかけられたネタに対して思わぬ引き出しを開けることがあるため「こういう捉え方もあるのか」と妙に感心させられることがあります。

パターン化は場数を踏むことでどんどん進んでいきますから、ああいえばこう言うの慣用句どおりポンポンと言い訳が出てくる叱られ慣れた茜ちゃんを口で言い負かすのはなかなか容易ではないでしょう。

では彼女が「全く何も考えていない子」なのかというともちろんそんなことは無く、むしろ感受性豊かなぶん日常の体験から非常にたくさんの経験を得られるのもこのタイプの特徴です。いつも何かしらのことを考えているから、いざ話題が飛んできたときに反射で答えが出てくるんですね。

経験値の伸びが早く人並みのことがだいたい1人で出来てしまって他人に頼らなくても用が済んでしまうため、必要以上には他人と関わらなくなってしまうことも多いタイプでありながら、彼女はむしろ抜群の社交性で自分の才能をより輝かせるための努力を惜しみません。

もっと楽に生きられるだけの力があるのに、他人と自分が楽しく幸せになるための力を出し続けられる。反射的に出てくる反応が基本的にLOVEである点も過去の経験を反芻した経験を踏まえたものであるならば、彼女の本質的な善性を象徴しているものであると言え、筆者が茜ちゃんのことを「正真正銘のアイドルの才能がある」と言うのはこのためです。

生まれ持った才能と愛嬌を糧に他の子には歩めない道を進んできた茜ちゃん。

しかしそんな彼女の顔にもわずかな影が差すタイミングがあります。
シーズンパスのメールで、彼女が今まで誰にも話せなかったという不可解な記憶についてPに相談を持ちかけてきたことがありました。

ここで返答を間違えてしまうと茜ちゃんはガチへこみします(ちゃんとオチがつく正答の方も面白いので未見で気になる方は是非シーズンパスのプレミアムメダルで解放して下さい)。

「変な子」。
頭が回りすぎるゆえに周りと足並みを揃えられないもどかしさ。幼少期というキーワードとともに彼女の脳内にはかつて「変な子」と言われ傷ついた記憶が蘇ったのではないでしょうか。

幸いなことに「普通の子」ならこんなときどうする?という模範解答をエミュレートできるだけの頭があった茜ちゃんは、あらかじめ回答をパターン化しておくことで「普通の子」としての振る舞いを身につけた・・・というのも彼女の思考パターン形成に影響しているように思えます。

ま!ね!ちょっとじめっぽい話になっちゃいましたけど、ほんの何気ない台詞からもアイドルたちの人生が感じられる、相変わらずものすごい丁寧なキャラ造形を感じられるエピソードなんですよね。

太陽のように輝く彼女の笑顔をいつまでもそのままの姿で世に知らしめるためには野々原茜は野々原茜が考えるとおりの道を進めばいい。それを支えるのが彼女に対する最善のプロデュースではないかと、個人的には思っているわけで。

なんてことを考えていたらつい先日やってきた桃子が主役のメインコミュ第159話。
作中で描かれた麗花さんの真の天才像に筆者は再び深い感銘を受けました。

様々な情報から東京大学に通っているのではないかと言われていた麗花さん。

『piece of cake』コミュで描かれた大学の風景からなんか本当に東大生なんじゃないかと話題になっていた真の天才。

第159話で桃子の舞台公演と新曲披露について、居合わせた皆が自分たちのすべきことについて思いを巡らせた中で

彼女だけはモノローグが無く、いきなり舞台への期待を口にしていました。

彼女には”心の中”が無いから? いやいやそんなわけないでしょうよ。麗花さんはあまりに頭の回転が速いせいで並の人間が思考するような間すら無く次の行動・発話に移っているんです。

彼女にも怒り悲しみ驚き笑う豊かな感情があることは我々も百も承知。しかしもし彼女の普段の顔を知らない人がこのシーンだけを見たら確かに感情が欠けているようにも見えかねないという、天才の抱える孤独の本質がさりげなく描かれているんです。

人は常に自分を物差しにして周囲を見ます。一方でスケールが違いすぎるものは物差しで測れない、分からない・・・っていうのをわざとある程度誤解する人が出るように描くことで彼女の天才ぶりに圧倒的な説得力が生まれるんですね。

麗花さんに比べれば「普通」寄りだった茜ちゃんはその利発さをもって「普通の子」の振りが出来ましたけど、1を聞いて100くらい知ってしまう麗花さんはどうやっても世界に理解してもらえないことがある。

だからこそ彼女は「普通」に憧れた。「普通の子」になりたかった。己のスピードに世界の方が着いてこられないもどかしさをずっと抱えていた少女は、自身と同じ早さで走れる大学の友人たちや、どれだけ全力で走っても果てることの無いトップアイドルへの道という夢、そしてその道を共に走る仲間を得て、ようやくありふれた普通の存在になれた。ありのまま走れるようになったんです。

12thライブで披露された新曲『irodori』の歌詞ってもう見れば見るほど北上麗花の歌詞なんですよね。「普通って名前の特別が / 今、私を彩ってる / そんな毎日が、大好きだな」ってラスト、ほんと最高じゃないですか。

麗花さんが全力で走ってもついて来られる仲間の1人、茜ちゃん。

全力で駆け回ることこそが彼女にとっての最高の甘え方。
そして麗花さんを理解し彼女を「普通の子」として扱ってくれるPにも彼女は全力でぶつかっていきます。

ひとたび全力を出せば走る道の方をぶっ壊しかねない2人ですが、それをどうにか支え取り繕うのがPの仕事。

この先も圧倒的なポテンシャルから生まれる手加減無用のステージをお膳立て出来るよう、凡人は凡人なりに全力で、向かい合ってまいりたいところです。

MOIW2025開催記念・ASの信号機って信号機カラーじゃ無いよね?の話

偶にネットでやりとりを見掛けるも、いきなり知らんおっさんが「それはね!」って首突っ込むわけにもいかずあわわってなって立ち去る昔話シリーズ、今日はMOIW2025開催記念!というわけで現在の界隈では案外知らない人も多い? 765プロオールスターズ(AS・初代アイドルマスター)と”信号機”という概念についてです。

現在は各ブランド当たり前のように存在する各ブランドのひとまずのセンター、イメージカラーに赤・青・黄が割り振られることから信号機なんて呼ばれることがよくあります。

しかしよく見ると一番古株であるASトリオのイメージカラーは赤・青・黄緑です。もう見慣れすぎて誰も気にしてませんけど美希は黄色ではなく黄緑、黄色は亜美・真美のイメージカラーなんですよね。

なんで初代からしてルール逸脱してんの!?って理由は極めて単純、アイマスが始まってからしばらくの間は信号機なんて概念そのものが無かったからです。

アイドルマスターというブランドに属するキャラクターが10~11人しかいない時代、代表は春香1人いればとりあえず事足りましたし、ユニットやメンバーをピックアップして固定する理由が特になかったんですよね。

この話で象徴的なのが2009年2月発売のアイドルマスターSP。
カートリッジ容量の都合メンバーが3分割された本作の割り振りは

『パーフェクトサン』 – 春香・やよい・真
『ミッシングムーン』 – 千早・あずさ・律子
『ワンダリングスター』 – 雪歩・伊織・亜美・真美

となっており、美希は961プロに電撃移籍したライバルキャラとしての登場と信号機云々以前の話でした。


作品テーマ曲の『Colorful Days』のCDは3本から春香・千早・亜美が選抜されています。ソフト自体のイメージカラーとも相まってこの当時が厳密な赤・青・黄だった・・・とも言えますが、このトリオがプッシュされたのはこれが最初で最後。よくある亜美/真美の表記ではなく亜美が単独でクレジットされているのも珍しいところ。

ついでに上記のCDに収録されている『Colorful Days』は当時は響・貴音が765プロアイドルではなかったため、ラストのイメージカラーを順に歌う部分の歌詞が現在よく歌われるものとは若干異なっており、13人版はM@STER VERSION 12Colorsとして後に別途リリースされました。

7ヶ月後に発売された『アイドルマスター ディアリースターズ』ではシリーズ2つめのアイドル事務所である876プロが登場、所属するアイドルは愛・絵理・涼。

しかしこの3人もイメージカラーは赤・青・緑と所謂信号機にはなっていません。涼のカラーが緑なのは律子のいとこだから・・・という事情もありますが、看板を赤・青・黄にする考えが無かったことはここからも窺えます。

自分が初めてアイマスの信号機を意識したのは2011年7月開始のTVアニメ「アイドルマスター」を見ていたとき。

物語は明確に春香・千早・美希が軸になっていて「あれ?こんなに扱いにはっきりした差つけるんだ?」と”驚いた”記憶があります。そのくらい特定の3人を固定して前面に出すことに馴染みのない時代でした。

信号機の概念が明確になったのはおそらく2011年11月にシンデレラガールズが始まって以降でしょう。2013年2月にはミリオンライブもサービス開始になり、共に大所帯でスタートしたこれらのブランドではブランドの顔になるキャラが始めから必要とされていました。

後輩たちの登場により対応する人選が必要になったASも遅ればせながら春香・千早・美希をブランドのセンターに位置づけ、その後もアイドルマスターシリーズはブランド立ち上げのたび信号機と呼ばれる赤・青・黄をイメージカラーとするキャラクターが設定され続けています。

・・・とかいいつつ運営的にもそこまでこだわりが無いのか、ミリオンの次に始まったSideMは所謂信号機ポジの3人が赤・青・緑なんですけどね。厳密には信号機カラーじゃ無いブランド多いし、未だに耳馴染みがないからあまり積極的に信号機とは言わないのが筆者のめんどくさいおっさんムーブ。

まあこんな感じで、簡単に言えばAS(とDS組)の信号機組のイメージカラーが赤・青・黄じゃないのは、信号機って設定自体がアイドルマスターが始まって以来結構経ってからの後付けだから。

しかし大体こんな感じだったはずって記憶をアイマスポータルの年表と付け合わせてキーボード打ってたんですが・・・こんなに経ったかあ! そりゃ知らん人だって居るわけだよなと。

随分大きくなったもんだと感慨に包まれたMOIW2014から10余年、さらにこんなに大きく育つものなのかというのが率直な感想。俺のPとしての生き方もまるっきり変わったよなあ・・・って話はまあ、いいか。

こんな昔話でもきっちり読んで下さる同僚の方々が大勢居るのが今の自分にとっての一番の喜びです。MOIW2025開催おめでとう!そしてこれからもよろしく!!

ミリオン12thライブで拾った風船を缶バッジに加工した話

やよいおりライブの話とどちらを先に記事にしようか悩んだ結果、同僚諸兄の記憶の劣化より風船のゴムの劣化の方が心配だ、というわけで今日はミリオン12thで拾ってきた風船を缶バッジに加工した話です。

京王アリーナで風船ゲットの幸運に恵まれた筆者。

で、このまま保管するわけにもいかんだろうし、どうしようねこれ?と思案していたら他界隈から100均のキットを使って風船を缶バッジ化している人たちの情報が流れてきました。

なるほどなあ。
手作りグッズって女性メインの界隈のほうがいつも5年くらい進んでる感があって参考になる記事をたくさん残してくれているのは大変ありがたい。

キットはだいたいどこの100均チェーンでも売られてるみたいなんですけど作成・加工方法は千差万別らしく、今回は風船を加工するのに一番向いてそうな作成方法になっていたWattsの商品を購入してきました。

使用するパーツはこんな感じ。

はじめに風船の背中側にハサミを入れて開きにし、シルク印刷部分の周囲を丸く切り出します。

説明書には紙に保護シートを貼って台紙に添ったサイズに切り抜けと記載されてるんですけど、今回は材料が紙じゃなくてゴムなので保護シートは使わずサイズも目分量で切り出していきます。

そのままバッジの台座に被せるとロゴが小さくなりすぎてしまったため、一ヶ所だけ裏面にテープ止めし、上下左右へ良い感じになるよう伸ばしながら裏面でテープ固定していく作業を黙々と続けます。

見栄えがだいぶ悪いものの、ここはフタしてしまう部分なので気にしない。
今回は手元にビニールテープしか無くビニテで作業しましたが、あとから考えたらセロハンテープの方が薄くて粘着力も強くてやりやすかった気が。

上下左右の位置とサイズが良い感じに決まったらキット付属の透明ホルダーに突っ込んでみます。見えてる今の状態が最終的な完成形になるので納得いくまで調整しましょう。「5分くらいで作れるんかな」とナメてかかった筆者は30分以上格闘する羽目に。

最後に安全ピンが付いている裏面パーツを透明ホルダーに一緒に突っ込んで、黄色いプラスチック製の打ち金でぎゅっとやったら完成!・・・のはずが材料が風船だと厚みがありすぎるせいかどれだけぎゅうぎゅうやっても全然ハマりませんでした。

どうにもならんのでビニテまみれになっている裏面にセメダインスーパーXを塗りたくって貼り合わせます。

ここで突然のまめちしき。
セメダインスーパーXとかの速乾タイプじゃない接着剤は塗った後5~10分放置してから貼るという説明書どおりの使い方をすることで接着力がぐんと上がります。貼り合わせた後は強く押さえた状態で24時間放置することで効果がさらにアップ!

ということでビニテでぐるぐる巻きにした状態で丸一日放置。
参考にさせてもらった方たちの作業風景はどれも白基調のおしゃれな写真ばかりだったのに、眼前の作業風景の野郎くささに我が事ながらため息が漏れます。

接着剤が乾いたらホルダーから取りだして完成。

万一貼り合わせが剥がれたときの紛失防止とゴム部分劣化予防のため、一緒にWattsで買ってきた缶バッジカバーをつけました。


UVカット機能もある優れものらしいです。


早速やよいおりtwinliveに持って行ったものの特に誰にも気づかれず何も言われませんでした。これが現実。

手に取ってみると粗もあるんですけど、ぱっと見ではあまり手作り感もなく及第点な出来映えになったと思います。もし興味が沸いた方がいたら挑戦してみてください。

※念のため注意事項・自己責任にてお願いします

管理人、ミリオン12thライブへ行く(DAY2編)

Day2の朝。

今回の会場は通いで行けない場所でもなかったんですけど、打ち上げに参加したかったのと、往復の高速代考えたら漫画喫茶で寝た方が安かったので近場で一晩を明かしました。漫画喫茶で爆睡OK&体力全回復できるのは今の時代なかなか重宝する特技っすな。

朝一でスーパー銭湯へ行き、風呂上がりリクライニングチェアに寝転びながらコーヒー牛乳片手にやよいおり765プロサンデーを見る。なんという幸福な朝か! 周辺は過去に散々うろうろしたことがあった地域だったため、特に見たいところもなくそのままずっとごろごろして開演時間に合わせて現地着。

今日の席はアリーナCブロック。
なにげにアリーナ後方寄りは今回が初めてです。

自分も身長はまあまああるほうなんですが、センターの立ち位置にちょうど視界を遮る超長身Pがいてすっげえなと思ったら振り返ったご尊顔は海外Pでした。振り返れば後ろも海外Pだし、中国語はもうどの会場でも当たり前のように聞こえてくるし、世界に広がってゆくミリオン界隈、頼もしい限りです。

大きな荷物を持って現れ、次々とぬいを取り出す隣席Pに「どんだけいるんすか!?」とツッコみつつ会話していると聞こえてくる『Harmony 4 You』。「あれ?これが昨日の『Flyers!!!』枠じゃないの?」なんてわいわいやっているうちに開演のお時間に。

セトリの話。
開幕1曲目は『ハミングバード』だろうなあという読みは当たったものの、衣装が昨日と全然違う!? そして今日のこーりーのパフォーマンスも抜群の仕上がりで、初っぱなから涙目。いや、毎公演ごと担当やばいでしょこれ・・・。

MCを挟みつつ全員歌唱の『Contrastet』、『Get lol! Get lol! SONG』と続く流れも昨日の枠組みとは全く異なっていて、普通のライブだったら『Get lol! Get lol! SONG』が全員歌唱かつ3曲目に来るなんてことあり得ないよなあ・・・なんて考えながら大音響で響く輪唱に全力のペンライトで応えます。満面の笑みで歌うちゃきさんが見られてPちゃんは既に大満足。

「声出しブロックで声枯らせてどうすんだ!」とゲラゲラ笑いながら第1ブロックで一気に仕上がる客席。続く第2ブロックも予想外のセトリが続きましたが、ラストはオリメン集結で披露間違い無しと言われていた『涙を知ること』。環に謎のゲロ重感情を抱いている自分は歌い始めからタオルが手放せなくなり、「手を繋いで伝えた」で織姫と藍が手を取り合ったところで無事号泣。「良かったなあ、やっとまた一緒になれたなあ!」と心の中でつぶやき続けた限界おじさんは、ラストの環ソロパートで原型を失ったのでした。

第3ブロックは色々な国に行くパート、茜・環が揃っている時点で「これはアメリカのラップってことで『Sweet Sweet Soul』やろなあ!」、未来・エミリーを見て「今度こそ『little trip around the world』やろなあ!」と待ち構えるも見事玉砕。まあ10th Act-4最終ブロックでは声カスカスでコール出来なかった『BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜』のリベンジを果たせたし、『NO CURRY NO LIFE』ではカレー色の黄色いペンライトを振りまくったからヨシ。その後の『Parade d’amour』では待ってましたとばかりにあがる悲鳴、今まで回ってきた都市の風景が『Justice OR Voice』で焼け野原になる「?????」感、どれも楽しかったですね!

最終ブロックはどれも披露濃厚と予想されていた曲の数々。またこれが強いんだわ! イントロが流れるたびに上がる大歓声に「これこそがライブだ」と胸が熱くなり、TIntMeの「出会ってくれてありがとう」で再び原型を失いました。

新ソロ曲・『Enjoy & Feel』の弾けるような歌声は音楽を愛して止まない歌織さんの姿そのもの。Day1冒頭にミリアニのシーンを重ね見た自分は、Day2最後にも音楽を楽しむ仲間たちを見て堪らず飛び込んで行ってしまうミリアニBackStageの歌織さんの姿を重ねて涙していました。

MCパートの話。
茜ちゃんのような問題児になろうとしたというちゃきさんに「あなたには清すぎて無理だ」と首を振った傍らで、やりたい放題だったぴょんさんとまちこ。歌織先生はしきりに「未来ちゃん、翼ちゃん」と呼びかけてましたけど、もうほとんど中身が出ていたような。

”先生”は立場上進んで笑いを取りにいけないぶん、あの2名が率先して場を盛り上げていくのも阿吽の呼吸で動けるミリオンらしいステージだなあと思いながら大笑いさせていただきました。しかしまちこ、Act-4の最後でもCrossing連呼してたよな。何がそこまでツボなのか俺にはわからないよ・・・。

大トリはいつもの『Thank You!』ではなく、ミリオン曲ですらなく、ASカバーの『MUSIC♪』。とはいえ歌織さん主演公演を締めくくるには最高の一曲で、実は前日の打ち上げの場で「明日は『MUSIC♪』来ると思うんですよね」「あ!それある!!」と話していた曲でした。

「ブログに書いてもらっていいっすよ!」「いや、今から予想記事書くの!?」なんてやりとりしながら笑ってたんですけど、書いときゃ良かったなあ!

振り返ってみればDay2のこーりーも23曲中11曲のステージに立つ大活躍。大役を見事に演じきりました。

登壇率以外に興味深いのがDay1では5~7人で披露した曲も多かったのに対し、Day2は全員歌唱曲を増やした一方でユニット歌唱は多くても4人までなんですよね。これもまたアイドルそれぞれの個性が反映された演出の結果。

これからのミリオンの公演は、ASのMRライブの如くセトリそのものが熱を帯びたものになる。次の公演のアイドルたちはどんな世界を見せてくれるのか、大いに期待していきましょう。

もうひとつ新演出だった銀テ代わりの風船。前述のとおり自分はアリーナCブロックで会場全体ではやや後方寄りだったんですけど、前後にあった投下ポイントのうち後方のほぼ真下だったこともあり今回も無事ゲットすることができました。

昨日はぴらみさんたちからPが風船で遊んでるなんて言われる姿をスタンド席で見て笑ってたんですが、なんか、これ、思ったよりすげえ量あんぞ!? いつもの「アイマスですよー!」のときまで「アイマスー!」と言いながら必死にボコボコ後ろにはたき飛ばしてました。

とはいえアリーナ後方のPにも風船を持ち帰らせてあげたいという善意が目に見える形でホールを飛び交い、そうして手に入れた風船を退場するPたちが皆大切そうに抱えていく姿はどちらも最高に幸福感に溢れたものでした。風船もアリですね。

主演公演最後の挨拶、Day1でハッチポッチ2・NEIに続いて生の声で「ありがとうございました!」を伝えてくれたぴらみさんと、Day2で綺麗な姿勢で「さようなら」と言った後少しはにかんで「またね!」と言って捌けていったこーりー。

どちらもこれぞ!なアイドルの姿で、主演公演制というミリオンライブの新たな挑戦は両日とも見事な形で実を結びました。今回のライブを見たPは皆、自分の担当が主演になったときのことを考えて「オープニング曲がこれで・・・ソロでこれとこれを歌って・・・メンバーにカバーしてもらうのがこれで・・・」と夢想したはず。それこそが主演公演制がPの心をがっちりと掴んだという証。

次回の公演日程と主演も既に発表になっています。ロコと百合子がどのような舞台を見せてくれるのか、予想外の、そして予想以上のライブが来るはず。今から心待ちにしています。