台風が飛んでいったと思ったら11th会場も飛んでいった

12thのチケット発券が始まっていよいよだなあと思っていたら追加のメールが

わあー!!・・・ああ?九州!?
年度末の可能性は覚悟していたけれど会場が遙か彼方に移動することまでは考えていなかった。

カーナビに会場入力してみて片道1000km13時間なら行けなくもないかと思ったりもしたものの、帰ってきてから使い物にならなくなっているわけにもいかない時期だし、今回は自宅からでも配信視聴できる現代の幸福に浴そうと思います。

この一件がなければわざわざ名古屋まで出向いていってでらますを満喫することもなかったわけで、まああのとき行っておいて良かったなと。12thライブ最後のお知らせで来るであろう13thの発表に期待。

昼間の自分はそんな夕方の事態を知る由もなく、12thのセトリに思いを馳せていました。
『I.V.』(曲のほう)のメンバーってDay1に4人揃ってるのによりによって織姫役の百合子がいないんだよなあと考えているうち、あれこれスタロー内で同じ役のキャストを融通してライブ披露するのってアリな演出なのでは?と思いついてみたり。

で、Day1・Day2それぞれのキャスト参加状況をスタローユニットとぶつけてみたところ

Day1にはそもそも織姫役のキャストの方がいませんでした。うん、まあ、そうなんだよな。

ただこの発想自体は我ながら割と面白いんじゃないでしょうか。
翼/真珠星・紬/クロエ+エレナ/藍・茜/なるの『Sky Survive』とか見たくない?俺は見たい!

7th Reburnの例を鑑みると3月の11thではセトリを可能な限りそのままという形にすることが予想されます。となると去年の11月9日までにリリースされていた曲は11thのセトリに組み込まれている可能性が高いわけで、スタローで言うと『All Alone』以降が12thライブでの披露有力曲。

・・・『Sky Survive』対象外やないかい!
まあでも今後こういう演出も取り得るっていうのはスタローの強みですね。

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アイマスライブ初参戦Pのための記事を再編して掲載し直しました

歯医者の椅子の上で「キェェェェェ!!!」となりながら、そういえばこの歯医者に来たきっかけは11thライブが中止になって「あーあ」と思いながら常滑のホテルでアイス食ってたら昔治療した歯が真っ二つに欠けちゃったのがきっかけだったなあ・・・なんてよく分からない感慨に耽りつつ「キェェェェェ!!!」となっていました。

オラもっと可奈ちゃんに歯みがき教わりました!とかみたいな、ほんわかエピソード体験がしてえ・・・。

と瞑想状態に陥るうち、3月のハッチポッチ前に掲載したアイマスライブ初参戦Pに語りたいライブ準備のあれやこれやの記事、特に需要は無いだろうなと面白半分で書いたやつだったのに思いのほか好評だったなあっていうのを思い出したので、ちょうどいいタイミングだし12thに併せて再編集したものを固定記事にして掲載することにしました。

アイマスライブ初参戦Pに語りたいライブ準備のあれやこれや

また誰かの役に立ったらいいなの気持ち。

2時間にも及ぶ施術・・・と思ったら20分も経っていなかった治療を終え、また次は3ヶ月後に来てくださいねーってんでスケジュール帳の1月のとこを開くと目にとまる如月千早武道館公演の文字。「あ、24日と25日以外で・・・」。来週にはさらにこの先に13thと、あるいは11th再開催の予定を書き込むことになるのかな?

セトリ予想はこのあいだ作ったけど自分じゃ全然使ってません。
麗花さんと歌織さんのソロだけ聴き直せばあとはだいたいどうにかなるはず。楽しみですね!よろしくね!

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オペラセリアの舞台とクリミア戦争&ナイチンゲール

ミリシタ劇中劇の中でも特に評価が高いオペラセリア・煌輝座。

本作のラストでは登場する4人の進路が簡単に述べられています。
アシュリーは士官学校を退学し故郷の家族の元へ、ハーヴェイは医師を目指し新たに学校へ入学し直し、オスカーは近衛師団への入隊が決まり、アリエルは引きつづき士官学校で学年を重ねることになったとのこと。

まめちしきの項でも触れましたが、この物語は年代や地域が推察できる情報が作中に登場しており、まとめ合わせると舞台は1840年代後半のイギリスであると推定できます。

当時産業革命をいち早く達成したイギリスは各地に鉄道網を敷設する計画が持ち上がり資本家の投資熱が加速。しかしいわゆるバブル状態となった投資市場は、飢饉などの要因も重なって歪みに耐えきれなくなり間もなく崩壊。多くの破産者を生み出しました。

アシュリーの父親もその一人で、作中では騙されて財産を奪われたことになっているものの、斜に構えがちな筆者からすると単に世情に疎くて投資に失敗しただけなのでは?と思わないでもなく・・・。

そんな国内事情を抱えつつも当時ゴリゴリの帝国主義だったイギリスは、不凍港を求め南下政策を採るロシアとクリミア半島を巡り衝突します。これがクリミア戦争(1853年~1856年)で、イギリスは最終的に勝利を掴んだものの派遣した11万人のうち死傷者4万人という大損害を被りました。

オスカーと恐らく彼を追ったであろうアリエルは共に近衛師団に所属していたはず。貴族将校は7年程度の前線勤務を義務づけられていたと言いますから、物語直後に軍に入ったオスカーでもクリミア戦争開戦頃にはまだ義務期間の途中。繰り返した留年が自身の軍歴を大きく変えた可能性もありますね。

ファンタジーなどに慣れている我々の感覚では「近衛師団」と聞くと女王陛下の周囲をどっしりと取り囲んでいる部隊のイメージを抱きがちです。しかしノブレス・オブリージュの精神が強いイギリスは当時も今も貴族将校が最前線で戦うのが当たり前で、現実の例でもチャールズ現国王の次男・ヘンリー王子が近衛騎兵連隊所属のヘリパイロットとしてアフガニスタンでタリバン掃討作戦に参加していたことが明らかになっています。

クリミア戦争においても近衛兵は現地へ派兵され、その数は3連隊で合計約3000名にのぼったとのこと。うち死傷者数は約2100名だそうですから全滅判定を遙かに超えた大損害を被っていることになります。内訳は戦闘による損害が400名超でそれ以外はコレラやチフスといった感染症によるものでした。20世紀に入るまで戦争において感染症による死者が戦闘での死者を上回るのは当たり前のことだったんですけど、それを差し引いてもかなりの割合です。

感染者の溢れる野戦病院というもうひとつの最前線の惨状を目の当たりにし、兵士たちの処遇改善に奔走してクリミアの天使とも謳われたのがフローレンス・ナイチンゲール。良家に生まれ一級の高等教育を受けた後に看護師を志しドイツの看護学校で学び帰国した彼女は軍に請われてクリミア戦争に看護師として従軍し、同地で衛生環境管理や精神的ケアの導入、統計学を用いた病因の特定と対応など革新的な取り組みを次々に行って大きな成果を挙げました。戦後も精力的に活動を続けた彼女の足跡は発展的に纏め上げられ、のち現代にまで至る福祉・医療制度の礎となってゆきます。

冒頭で述べたとおりイギリスは戦争目的を達成し最終的にクリミア戦争に勝利します。勝因が高度に発達した鉄道網による物流に支えられた産業革命にあったことは後の歴史家の多くが指摘するところ。一方ヴィクトリア女王は傷だらけで帰国した近衛兵たちの姿に強いショックを受けたという記録が残されており、これが後にナイチンゲールの活動を後押しする動機になったであろうことは想像に難くありません。

ところでハーヴェイと同じくヴィクトリア時代のイギリス軍に軍医として所属していた著名な人物にジョン・H・ワトスンという人物がいます。単に「ワトスンくん」と表記した方がピンとくる人が多いかもしれません、そう、名探偵シャーロック・ホームズの相方ですね。

彼はクリミア戦争から25年ほど後の第二次アフガン戦争に従軍し1880年に重傷を負って帰国、ロンドンで住まいを探していた際にホームズと出会ったところから最初の物語『緋色の研究』は始まります。彼の師にあたる人物としてハーヴェイという名の老軍医がいたという設定はー・・・残念ながら見つかりませんでした。

とまあこんな感じで、この頃ようやくまともに使えるようになってきたAIに「あれはなに?これはどうして?」と聞きまくってみたら案外面白い話になりそうな知識が集まったわというのをきっかけにコラムをまとめてみました。

表向きラブロマンスのオペラセリア・煌輝座の物語の各所に、この物語の数年後に起きる英国の暗い出来事を暗示する設定が盛り込まれているのはとても興味深く、こうした歴史の裏付けが物語の雰囲気に重厚感とどこか切なさのある刹那の輝きを与えているのではないでしょうか。

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スチームパンクお疲れさまの話

あ、今ASOBI STORE行くと1日1回バトルオブマスコット投票でジュエル1個タダでもらえるキャンペーンやってますから忘れずに投票しといた方が良いですよ(挨拶)。

10/2 00:00まで開催だそうです。

スチームパンクイベント、曲がいいうえに茜ちゃんが星梨花&環の命の恩人かつ天才エンジニアかつ王子の知り合いとかいう超重要ポジションで大活躍。

というわけで興奮のあまり走り出してしまい、スコアタ要員には天井まで追いかけて捕まえてきたお迎えした茜ちゃんを酷使して久々のダブルプラチナ達成しました。

次のマイエボも走る予定なのに結構ドリンクを使ってしまった。まあ多分いけるじゃろ。そろそろシアターとかトラストとかチューンの走り方の記事全面刷新したいなあ・・・という気持ちはあり。

先日のアナザーキネマティクス実装時に今後の衣装は衣装の裾なんかが揺れる前提のデザインになるだろうからその辺楽しみ的な話を書いたんですけど

イベント終えてまじまじとスチームパンク茜ちゃんを観察してみると

本当にふわっふわですね。
いやこれ素晴らしい。今後の適用衣装拡大がとても楽しみ。

先日ちょっと話した今回の世界観やトークのまとめは少し時間を掛けてまとめるつもりです。

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東武動物公園コラボに行ってきた話

はいそんなわけで

ANIM@L PARADISE! in Tobu Zooに行ってまいりました。

水族館にはちょいちょい行く割に、動物園には久しく行ってなかったんで良い機会とばかりに全力でエンジョイ!

個人的なお気に入りは「暑さで全てが嫌になり日除けの下に立ったまま微動だにしなくなったキリン」です。
・・・いや、寝てるだけなのかもしれませんけど。

なにげに初参加だったアイマスのトークショー。
半年前KING of SPADEに全力でライトを振ったお三方がステージに現れて普通に話をしているのを見るってなんだか不思議な気分でしたね。

楽屋でぬーさんにずっとNEIの感想を話していたというちゃきさん、ふれあいコーナーのひよこが好きなのに自分だけ避けられると話していたら「からあげのにおいが染み付いてるからだよ」とツッコまれる南ちゃん、学マス運動会の話題が出て「私も10年前から運動会やりたいって言ってるんだよ!」という言葉に「そうだよなあ、ラジオでやりたいこと聞かれてよく運動会って言ってたよなあ」と懐かしい話を思い出したぬーさん、いつも生配信などで見る姿そのままで大変楽しかったです。

おまけの話。
コラボメニューの列に並んでいると子供連れのママがメニューボードの前で立ち止まり、「ねえ私このキャラみたことあるよ!」と子供に話しかけていて「こういう光景が見られるのもコラボならではだよなあ」と微笑ましく思っていたら、口調が徐々にヒートアップしてゆき「この子知ってるんだけど!うちにある!(ボードを指で確認しながら)アイドルマスターって言うんだ!へー!!」ってパパがオタバレした瞬間らしき現場に出くわしてしまったのが密かに熱かったです。

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