先日の生放送で旧型端末の足切りが発表され、端末課金の話題をよく見かけるようになりました。
後継候補には筆者も使用しているiPad mini5を挙げる人が多く、実際に買い換えを検討されている人からの需要なのか、当サイトで公開しているミリシタはiPad解像度だとどのくらい切れるのかへのアクセスが急増しています。
筆者はiPad mini2→4→5と渡り歩き、4と5は発表当日にポチったiPad mini大好きユーザー、せっかくの機会ですのでそんな自分から見たミリシタプレイ機材としてiPad mini5の良いところや悪いところを挙げてみたいと思います。
○早い・安い・軽い
多くの人がiPad mini5をお勧めする第一の理由は値段の割に高性能なこと。
iPad mini5に搭載されていA12プロセッサはiPhoneXS・XR・iPad Air(第3世代)等にも搭載されている2019年3月時点で最新だったもので、廉価版の印象が強いiPad miniに搭載されたのが発表当時ちょっと驚かれたくらいの高性能品です。今でこそ最新最強の座はiPhone11系のA13プロセッサに譲り渡しましたが、ミリシタをプレイするには十二分な性能があります。
エントリー執筆時点でのA12プロセッサ搭載製品の基本スペックは以下のとおり。
iPad mini5はベゼルを持ったまま寝っ転がってみるにはぎりぎりちょうど良いサイズと重さです。これがフルサイズiPadになると重いのなんの。
○バッテリーがめちゃくちゃ持つ
iPad mini4の頃はバッテリー100%充電の状態からぶっ続けでライブし続けると、すぐに本体がヤバい感じに発熱しだして大体2時間くらいでバッテリー残量が20%以下になり強制的に休憩時間になりました。
iPad mini5は本体がほんのり暖まる程度の発熱で、最長4時間くらいライブし続けたことがありますがバッテリーが半分も減りません。こっちの体が持たねえよ。
USB PDの急速充電にも密かに対応しているので対応する充電器とケーブルがあれば、充電も1分につき約1%の超高速。無限に走り続けられますね!
○ローディングが早い
2周年記念イベントのブーストタイムはSentimental Venus(1:52)が既にプレイ回数100回超えていたためRaise the FLAG(1:56)を叩いていましたが11回クリアは安定して余裕でした。
fruity love(2:15)でTPRを獲ったときの最高時速は21回クリアで45,108ptという記録が手元に残っています。
参考に重い子5(伊織・星梨花・亜利沙・千鶴・静香)にシャイニートリニティを着せてBrand New Theater!をプレイ開始したときはこんな感じ。
単発ガシャはハズレ(R被り)の場合ノータイムで封筒が出てくるので引いた瞬間に外れたことが分かります・・・。
○イヤホンジャック付き
筆者はミリシタが始まるよりずっと前にワイアレスイヤホンに血道を上げていたことがあり、現在も外出時の音楽再生にはトゥルーワイアレスイヤホンを使っていますが、ミリシタをプレイするなら有線イヤホン以外ありえません。iPad mini5は今では貴重なイヤホンジャックが付いてます。
○でもどのくらいMVが見切れるのか気になる・・・
率直に言って、かなり豪快に見切れます。
iPhoneSE
iPad mini5
過去に詳しく比較した記事がありますのでそちらも参照してください。→「ミリシタはiPad解像度だとどのくらい見切れるのか」
iPad買おうって人は大体iPhone持ってるんだろうから、そっちとテレビかディスプレイでも繋げばいいんじゃないのと個人的には思ってますが。
iOSをワイアレスで外部出力する機材に関する記事はこちら→「iPhoneのミリシタMVをテレビに映す方法」
○WiFi専用モデルとCellarモデルの違い
最後にちょっとした注意点。
iPadにはWiFi専用モデルとCellarモデルがあります。
用途が家でミリシタするだけならWiFi専用モデルで良いと思いますが、Cellarモデルとの違いはSIMカードが挿せること以外に内蔵GPSの有無があります。
内蔵GPSが無くても周辺のWiFiポイント情報などから現在地を割り出すA-GPSという機能があるものの、カーナビなどリアルタイムで現在地を把握する必要のあるアプリでは内蔵GPSが必要になります。念のため覚えておいてください。
最後にそっとアフィリエイトリンクを貼っておきます。せっかくだからね!
Cherry Colored Loveの魅力を勝手な解釈で語る
イベントで叩いてたらCherry Colored Loveがやけに格好良く見えてきて、なんでこんな格好良いんだろうと色んな子の組み合わせでMV見てたら20回くらいリピートしていました。イベントやれよ。
そんで気付いたのはこの曲のダンス、デュオなのに二人で一つの形を作るモーションが全然無いんです。


普通はデュオって言うとこうだったり
こうだったりするわけじゃないですか。
それが今回のこの2人、終始全く触れ合わないどころかイントロで一瞬目を合わせるだけで目すら合わせない。このみさんが「私を愛して」って歌ったところでようやくパッパッと2回お互いの顔を見るところがあるんですが、なんか変な雰囲気です。


よく見ると鏡になるモーションは基本的に背中合わせばかりで、それ以外の2人が同じ動きをするモーションも当然1人が右を向けばもう1人も右を向く平行移動になるわけですから、お互いが体を向け合うシーンもありません。
初見で歌詞をなぞったときは格好付けた女性が強気に男を振り向かせようとする曲だと思っていたのに、ダンス表現を見ているとお互いを知り尽くした生涯のライバルである2人が美しく火花を散らすという、全く別の構図が浮かび上がってきます。
端から見るとバッチリ息が合ってるように見えるダンスですが、当の本人達からするとそれぞれ勝手に踊っていたものが1つのステージとして完成していた・・・といったところでしょうか。
また、今回のMVではカメラ目線が少ないことも特徴で、普段のMVならこっちを見そうなカットでも2人がこっちを見てくれることがあまりありません。

強気な女だから・・・ではなく、本人たちは男の方を見ているつもりなのに、すぐ後ろに立っているであろうもう一人の女のことがいつも気になってどこか上の空になってしまうというのを表現しているんだと思います。
そんな2人ですがあくまで大人なので面と向かって言い合うような幼稚な争い方はしません。男と視線を合わせる時ももう1人が目を瞑るか別の方向を見ている瞬間を狙って盗み見る感じで。この2人が交互にカメラの方を見るアピールがちょいちょい出てきて、小さな仕草の積み重ねでMV全体に異様な妖艶さを与えています。
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もしかしたらあり得たかもしれない、あるいは2人の中にほんのわずかでも実際にあるのかもしれない感情を赤裸々に表現した点で、この曲は正にこのみさんと莉緒姉のためのものと言えます。
そんなアダルティな2人に及ばないものの、それ以外にも普段仲良さそうにしている子2人を並べて踊らせてみると・・・うーん、ゾクゾクしますねえ。ほんといい雰囲気のあるMVです。