Cherry Colored Loveの魅力を勝手な解釈で語る

イベントで叩いてたらCherry Colored Loveがやけに格好良く見えてきて、なんでこんな格好良いんだろうと色んな子の組み合わせでMV見てたら20回くらいリピートしていました。イベントやれよ。

そんで気付いたのはこの曲のダンス、デュオなのに二人で一つの形を作るモーションが全然無いんです。

普通はデュオって言うとこうだったり

こうだったりするわけじゃないですか。

それが今回のこの2人、終始全く触れ合わないどころかイントロで一瞬目を合わせるだけで目すら合わせない。このみさんが「私を愛して」って歌ったところでようやくパッパッと2回お互いの顔を見るところがあるんですが、なんか変な雰囲気です。

よく見ると鏡になるモーションは基本的に背中合わせばかりで、それ以外の2人が同じ動きをするモーションも当然1人が右を向けばもう1人も右を向く平行移動になるわけですから、お互いが体を向け合うシーンもありません。

初見で歌詞をなぞったときは格好付けた女性が強気に男を振り向かせようとする曲だと思っていたのに、ダンス表現を見ているとお互いを知り尽くした生涯のライバルである2人が美しく火花を散らすという、全く別の構図が浮かび上がってきます。

端から見るとバッチリ息が合ってるように見えるダンスですが、当の本人達からするとそれぞれ勝手に踊っていたものが1つのステージとして完成していた・・・といったところでしょうか。

また、今回のMVではカメラ目線が少ないことも特徴で、普段のMVならこっちを見そうなカットでも2人がこっちを見てくれることがあまりありません。

強気な女だから・・・ではなく、本人たちは男の方を見ているつもりなのに、すぐ後ろに立っているであろうもう一人の女のことがいつも気になってどこか上の空になってしまうというのを表現しているんだと思います。

そんな2人ですがあくまで大人なので面と向かって言い合うような幼稚な争い方はしません。男と視線を合わせる時ももう1人が目を瞑るか別の方向を見ている瞬間を狙って盗み見る感じで。この2人が交互にカメラの方を見るアピールがちょいちょい出てきて、小さな仕草の積み重ねでMV全体に異様な妖艶さを与えています。

もしかしたらあり得たかもしれない、あるいは2人の中にほんのわずかでも実際にあるのかもしれない感情を赤裸々に表現した点で、この曲は正にこのみさんと莉緒姉のためのものと言えます。

そんなアダルティな2人に及ばないものの、それ以外にも普段仲良さそうにしている子2人を並べて踊らせてみると・・・うーん、ゾクゾクしますねえ。ほんといい雰囲気のあるMVです。

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