このところ公私とも色々出来事が多くて個人的には「Act-4ってまだ1年前の話なんだっけ?」という感覚なんですけど、10thツアーとミリアニを経て激変したP生活のあれやこれやは本当に楽しい思い出になりました。
自分もミリオンには途中から参加した身。あのとき俺と出会ってくれて、ここまで一緒に歩かせてくれて、心からみんなにありがとう。
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さてミリオン13年目最初のイベントはMTGシリーズ最後のチューン・『彼氏になってよ。』でした。
あああああああああ!!!!(圧倒的語彙力)
今回も衣装いいの当たったなあ。ハルマチ女子のモコモコ衣装やっと全員アナザー化できるなあ。CDドラマダイジェストもMTG全て布教活動に使えるようになるなあ。ミニゲーム以外にも恩恵が多岐にわたるチューン実装、りるきゃんを待ち焦がれておりました。
秋から編んでた手袋を渡すタイミングが春を目前にしたこのタイミングになってしまった理由は
恐らく去年夏にアイル上位になっていた翼の分がなかなか編み上がらなかったから。
これでも投票企画絡みを除くとかなり異例の短期間上位なんですけどね。
茜ではなく可憐になっています。
お゛お゛ん!少女漫画タッチ風茜ちゃんのカードをプロフィールに飾りたかったよおおお!!という気持ちは正直割とあり。
まあ少し冷静になって見てみると茜は2023年3月のSweet Sweet Soul以来イベント上位or累計が来ておらず、ここでも報酬にならなかったのは近々別の出番があるということ・・・なのかも?
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3月末のリンケージはあずさ&貴音で、番組タイトルから察する感じ『花ざかりWeekend✿』をこの2人でカバーでしょうか。雰囲気も合いそうですしね。
残り3名の人選は今のところ思い当たるネタが無いなあ・・・。
下旬トラスト関連か?というところでは先日発売のAll AloneのCDに付いていたスタローリリイベ応募券に”未解禁商品を合わせた計4商品の連動”という記載があり「3月下旬イベントはスタローアンコールなのでは?」なんて説が上がっています。
関連する話題で、天体公演ではSweet Sweet Soulが終わっても電波感傷が終わっても頑なにコミュ中で「最後」という単語が使われず、「これはAS天体公演がこのあとに隠されてるからだ」と言う人がいたんですよね。で、「そうかなあ?」と思ってたらマジでAS天体公演が来てびっくりしたという。
以来「最後」的なニュアンスの単語には敏感になってるんですが、第9幕のコミュは最終章とかっていうフレーズを連呼してるし、シリーズ発表時の情報公開でも全9章と明言されてるあたりも考えるとうーん・・・どうかなあ、と。
3月開催のお知らせを見てみると月後半イベントは”プラチナスタートラスト”で、”プラチナスタートラストスペシャル”ではありません(スペシャルの場合はお知らせの段階でそう記載されます)。
そのへん鑑みるとスタローカーテンコールの可能性は薄いんじゃないかなあというのが個人的な感触です。
一方で上記のお知らせに「MOVEMENT OF “STARS”最新情報!」の記載もあるため、この1年全体の締めくくり的な展開はあり得るのかなあと。
ほかに考えられるのはハッチポッチ2のテーマ曲的新曲ですか。
まあただミリシタって元々リアルイベントと連動した展開あまりガッツリやらない印象なんだよなあ・・・。
運営ちゃん、『REALIZE!!!』とかもミリシタでやろうやあ。
通販開始日に注文した961大阪公演CDが届いて喜んでるんですけど、やっぱり客席の「SHINE!!」の特大コールが無いとちょっと物足りないんだわ。
STARDOM ROAD THEATERがひとまず終わったのでネタバレ含む感想をすこし
まあ、色々意見があってそれももっともなんだけど、個人的にはあれで良かったんじゃないと思うスタローの話。
織姫が考えていることが分からない、共感できないという声をよく見かけます。
自分も織姫の行動に好感が持てるかというと決してそんなことはないんですけど、彼女を突き動かす原動力には心当たりがあります。自身の残り少ない命を燃やしてまで真珠星を思う織姫の感情、それは『母性』なのではないでしょうか。
少なからず狂気的であり、また思いの強さが子にとって時として呪いにも毒にもなりうる愛の形。副業の都合、「親っていうのは子のためにあそこまでのことをするものなんですね・・・」って会話を同僚と一度ならずしたことがあり、とかく子を思う母の力には驚かされる・・・なんていう個人的な経験もあって、織姫の言動を見て真っ先に連想したのが『母性』でした。
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もう一つ自分に織姫=母というイメージを抱かせたのが『涙を知ること』ティザーMVを見てから第8幕本編コミュを見終わるまでの印象の変遷です。
歌詞に紡がれているのは親から子への、もし仮に命が尽きたとしても注がれ続ける無尽の愛。第7幕からの引きもあり、MVを最初に見た時はてっきり神宮寺から真珠星に向けた愛の歌なのかと思ったんですけど、ラストのソロパートは織姫・環の担当で歌い終わると同時にすっと後ろに下がっていくんですよね。
あれ何なんだろうと首を傾げた疑問が、コミュを読み進めるにつれまず振付の意味が分かり、そして「おいこれ真珠星に向かう矢印の出どころ全然違うとこからじゃねえか!」と驚くことになる。Clover’s Cryの逢路蘭に続いて環の演技に全てをひっくり返されるこの体験は痛快でした。
織姫が望んだからこそこの世に生を受けることが出来た真珠星。
真実を隠したまま共に成長していっても、織姫は「妹が欲しい」と言った幼い日の言葉を忘れることはありませんでした。
「お姉ちゃんだから」それだけの理由で妹に自らの持つ全てを「あげたい」と言い切る織姫の愛。実際の関係はどうあれ織姫にとって真珠星は最愛の「我が子」だった。そう考えると自分は彼女の行動は共感できるかどうかは別として理解は出来ちゃうんですよね・・・。
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一方周囲の人々は何故織姫の狂気ともいえる計画に加担したのかというもう一つの疑問。

この答えになるのが先日のエントリーでも少し触れたこの言葉です。
第9幕でも繰り返し引用されたとおり、織姫のこの言葉がスタローの物語の出発点となりました。
「妹に大好きなもの全てをあげたい」。
これはもうすぐ命を燃やし終える少女の願いであると同時に、願われた人々自身が少女にとってかけがえのない「大好きなもの」だったという大いなる感謝の言葉でもあります。
願いを叶える方法は真珠星本人の気持ちすら無視した本当に突拍子も無いものでしたが、こんな殺し文句で迫られたら果たして頼みを断れることができるだろうか、少なくとも自分は割と真面目に考え込んでしまいました。あまりにも儚く切ない願いは物語の原点として、また全編を貫くテーマとして、十分な力を持ったフレーズだったように思います。
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また物語の舞台が他ならぬアイドルの世界であったことも、スタローがミリシタの劇中劇である以上必然の選択だったのではないでしょうか。
1人の少女が生涯を捧げ、その命が尽きると悟ってからはあらゆる手を尽くして最愛の妹に譲り渡そうとした最高の宝物。

そんなの、アイドルの世界をおいて他に無いじゃないですか!
という理解のもと、スタローの舞台はスポーツの世界でも演劇の世界でもなく、敢えてアイドルたちが劇中劇の中でアイドルを演じる世界になったのだと思います。
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なんか今回の記事も環のスクリーンショットばっかりになっちゃったけど、Pの間でよく可能性の塊と言われる彼女が逢路蘭や織姫といった底の見えないキャラを引き当てたときのハマりっぷりがヤバいのほんと大好きなんですよね。
織姫の行動に好感が持てないと言いつつ、やけに理解度ばかり高めてしまうのは環のステージに魅入られているからに他なりません。
ぶっちゃけ粗もあったけれど、個人的には演出重視のノリと勢いで押していく系の話が好きなもんで大変楽しませてもらいました。
仲間から仲間へと演じ継がれていくからこそ垣間見えるアイドルたちの舞台に賭ける情熱。

シナリオと見事に調和して世界観を彩るMV。

特に美也演じる三船なるをセンターに据えた『未完成のポラリス』は正に圧巻。悲痛な叫びのような歌唱から始まるMVは総毛立つ迫力でした。
課題も見えたものの、展開12年目を目前にしたミリオンライブが未だこれほどの新鮮な驚きと感動を生み出すことが出来るのかという喜びは新しい試みに挑戦したからこそ得られたものでしょう。ハッチポッチ2ではエイプリルフールなどと共に次なるシリーズの情報公開もあるかな? 次回も楽しみにしております。