今回の新シリーズ・MILLION THE@TER SEASONから衣装とPSTカードが結果発表を待たずして手に入るようになりました。
このへんの事情がイベントボーダーにどう影響するのか見守っていたところ、興味深いデータが取れたので今日はそのへんのお話です。

最初に100位ボーダー。特に影響らしいものは見られませんでした。
まあこれは予想どおり。70,000ptなんてTPR争いでは初日始まってすぐに通り過ぎるものですから一瞬で全報酬揃って終わりです。

続いて2500位ボーダー。
ここで常々書いているとおりミリシタのイベントボーダーは初動が最終結果に大きく影響します。明らかに初動が早くなるであろう今回の変更でボーダーの動きがぶっ壊れるんじゃないかと心配しておったんですが、結果から言うと前例を無視した動きになり自分の予想は外れました。
24時間経過時点でのボーダーは15,211pt。
これがこのまま普段どおりの伸び率で行くと個人的な試算で19万pt~20万pt前半の最終ボーダーになる見込みでした。しかし実際には折り返し日を過ぎたところから伸びが鈍化し、最終ボーダーは175,076ptで終わっています。
結果から分析してみると50,000ptまで稼いでいた層が70,000ptまで稼ぐ層にチェンジしていたためスタートダッシュが2500位狙いと5000位狙いと10000位狙いまで入り交じったグループとなり、初動は最終ボーダーに比して早くなったものの、その後5000位狙いと10000位狙いが目標近くで順次減速してゆき普段より伸びの鈍いグラフとなったようです。あるいは今回の新要素であるユニット内歌い分けを多くのPがイベント開始直後から満喫したというのもあったんでしょう。
初動に煽られたまま狂ったように最後まで走り抜けるのかと思ったら案外みんな冷静なんすね・・・。
ただでさえ周年明けで下げ圧力が強いタイミング、加えて去年は周年イベント開始早々に生放送で下旬ツアーの上位報酬が判明していたのが今回はイベント終了後に発表になるなど準備もままならず「とにかく低めで終わらせてくれ」と多くのPが望む雰囲気だったというのも大きな要因だと思いますが。
むしろ大荒れになったのはそこから下の5000位・10000位・25000位のボーダー。

これまで「とにかく5000位以内がとりたいP」のみが目指していた70,000pt~80,000pt付近に「全員分の衣装を揃えたいP」「報酬は全部取っておきたいP」などが押し寄せたことにより、折り返し日あたりでふるい落としのようなこれまでにない動きが発生しています。

10000位付近に大量に生息する「報酬は全部取っておきたいP」、いわゆる50,000pt教の信者たちは軒並み70,000pt教へ改宗したようで、ボーダーは70,000ptを超えたところへ綺麗に着地しました。このあたりのPの思惑はかなり個々人入り乱れているようで線引きが曖昧。5000位から10000位までのポイント差は11,304ptしかありません。

25000位は「体力をあふれさせないように使い切るP」たちのポイントが大体到達する場所・・・だったんですけど今回は最終盤一気にボーダーが跳ねています。着地点の45,000ptは2枚目の衣装引換券が置いてあった場所でコスト的にお得なそこまで積み増そうとしたPの思惑が集中して「イベントランキング称号は取っておきたいP(25001位以下にはランキング称号付与がありません)」まで巻き込んで乱戦になった様子が見て取れます。
グラフは作っていませんが50000位ボーダーまで下ると大きな変化はなく、いつもどおり上位報酬カードと衣装をきっちり取っていく30,000pt教徒たちの地となっていました。
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衣装の即時獲得という要素が今後のPSTイベント全てに適用されるルールなのか、MTSシリーズのみのルールなのかまだはっきりしていない現状。そしてPたちのスタンスも固まりきっていないであろうことから、今後しばらくはボーダーの動きが不規則になることが予想されます。
まあ機械的にポイント稼いでたんじゃ作業っぽくなるし、その方が面白いからいいんじゃないですかね?
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元より自分はMV大好きPなのでイベント衣装が即時で手に入ることについては手放しで大歓迎。



先日電音部の方で気になる曲を見かけて作者を調べたら早川博隆さん。
「うお!Sweet Sweet Soulの人だ!」って喜んでたところでミリシタにDIAMOND JOKERが来たこの筆者の興奮ぶりをお察しいただければ幸いです。



ムホムホ。
衣装もいい。
プレミアムシーズンパス、最初のイベントでもう全部終わっちゃいました。
VOY@GERとボイジャーをお勧めしまくる回
THE IDOLM@STERシリーズ イメージソング2021「VOY@GER」がうちにも届きました。
タイトルについて「スペルが読めない」という声を結構見かけましたが
(あんたらいつも読めないじゃないか)、他によく見かけたのが「”航海者”って意味だけどメロディーも相まってボイジャー計画の宇宙探査機の方を思い出す」という声。わかる、わかるよ。
スマホの壁紙がズバリ「ボイジャー計画のポスター」な自分も当然同じことを考えておりました。
早速歌詞を確認してみると海よりも星に関する単語が目立ち、確かにこれだと宇宙探査機を連想するのも無理はない・・・と思ってたら「飴色のレコード」ってこれもう探査機ボイジャーの話で確定じゃーん! → ボイジャーのゴールデンレコード
見る人が見れば即バレする「金色」じゃなく「飴色」と表すところがオシャレね・・・。
木製の雲、土星の輪っか、太陽系を今旅立つ等々のキーワードも全てボイジャーのグランドツアーを指す言葉。スイングバイによる加速を得て秒速15~17kmという超高速で太陽系を飛び出していったボイジャー1号・2号は打ち上げから40年以上を経た今も我々に新たな驚きと発見を届け続けています。
このポスター見た瞬間に気に入って即スマホの壁紙にしたんですけど、改めて考えると我々がステージ袖から見守るアイドルちゃんの姿そっくりなのでは?

ボイジャーの向こうに広がる世界はあまりにも広大で美しく光り輝き、探査機の姿はもう真っ黒な影にしか見えない。それでもアンテナはいつでもこちらを向いて今もなお我々と繋がり続けている。
仲間やライバル、そしてプロデューサーから力をもらい猛スピードで誰も見たことの無い世界へ飛び出し、喜びと感動を与えて続けてくれるアイドル。その姿を美しく孤高な人類文明の記念碑とも言える存在となった探査機ボイジャーに重ね合わせるとは思いつきもしませんでした。ああ、いい。実に心を揺さぶられる。
特大の美しいポスター画像はNASAのホームページでダウンロードできますので是非どうぞ。