不意に訪れた木苺ジャムの幸福

ミリシタ投票企画の企画書って見ても大体内容を理解できない悲しき脳みその持ち主なんで、今回の悪役?令嬢も投票当時全然ピンと来なくて、その後も詳細が発表になってようやく「あやべ、これ伊織上位なのか」と慌てるくらい何も考えてなかったんですけど・・・”銀のテーブル木苺ジャム”のイントロが聞こえた瞬間、んん!?とそのまま3度くらいリピートし、イベント開始と同時にコミュも一気に開けてしまいました。おお・・・すごくいいじゃない、この世界観。

はじめに伊織の令嬢と静香の侍女の配役。
雰囲気、特に伊織の令嬢と静香の侍女っていう声のコントラストが惚れ惚れするほど素晴らしいんですよね。声の系統が明確に違っていて、そんな2人が仲よさそうに会話したり唱和したりしているだけで幸せな気分になれる。

伊織・サーフィアは気が強く、己の感性に依って自由に物事を決められる人物。行方不明になった侍女のために町を駆けずり回る姿を真・トルマンに見咎められても、彼女との関係が主従関係でありながらかけがえのない友人であることを隠すどころか誇りに思っているとすら言い切ってしまいます。

貴族でありながら道を自ら切り拓き、自由で美しく生きる女性の姿。物語における主人公のキャラ付けとしては古典的とも言える・・・んですけど、カントリー風のBGMも相まってこれがマーガレット・ミッチェルの名作「風と共に去りぬ」をほんのりと感じさせるところまでいけば逆に見事なもの。近い時代を描いた”Parade d’amour”みたいに実在する歴史を背景にしていたらもっと深みが出たんだろうなあなんて考えてしまいましたが、さすがにCD1枚分のドラマにそこまでの情報を詰め込むのは難しいですかね・・・。

同じく芯のしっかりした性格である静香・ソウヤもそんな主のことを心から思い信頼しているというのをゲームコミュの日常パートに重ね合わせて補足してしまうのも憎い演出。

そんな2人の姿を見たトルマンは可奈・アパテットの目論見を一蹴、また亜利沙・シトリムの人格的な底を見てしまったサーフィアは最後にソウヤの手を取り2人で自由に生きることを決める・・・というあらすじをスペシャル/アナザーアピールだけで描ききってしまってるのがまず本当に素晴らしいなと。

もう一つ興味深かったのが「亜利沙の演技」の扱い。

トゥインクルリズムの頃から亜利沙には演技に力が入りすぎるという設定があります。
これがゲームコミュだけでなくCDドラマ中もずっと大袈裟な演技になっていて、ミリオンライブのドラマはトゥインクルリズムが初めてだった自分は、このあたりのしっかりとした作り込みに当時驚いたんですけど、最近はこの設定を逆にTeam4thのCDドラマのトリックに使ったりと扱いにやや変化が見られます。

なので今回、今まで演技の固かった亜利沙が割と自然な感じで王子役を演じていても個人的には違和感ありませんでした。

ただあの設定自体は割と好きだったんだけどな・・・って気持ちを救ってくれたのが王子役としては明らかに力が入りすぎた歌唱になっているMV。亜利沙は毎度演技に力が入りすぎるという設定は今回ここに充てられたのかもしれません。

少し風変わりなタイトルになっている今回のイベント曲・”銀のテーブル木苺ジャム”。歌詞をなぞっていくとこれらはお茶会に関係したワードであることがわかります。

曲に合わせて紡がれる歌詞に、自分はマルセル・プルーストの超長編小説「失われた時を求めて」の長大な物語が、紅茶と共に口に含んだマドレーヌの味をきっかけに一気に膨らんでいくシーンを思い出しました。

一切の日常から切り離され周囲が真っ白く無音になり、世界が自分ただ一人になる『紅茶を口に含む瞬間』。この刹那に、人は自身の思いもよらぬ記憶や発想に囚われることがあります。

令嬢として相応しく育てられ相応しく生きる、そしてやがては王子と結婚し妃となることが当然と思っていたサーフィア。そんな彼女が思いがけず自らの内面を見つめ直し、信念に従って自由に生きるというもう一つの道を見つけるきっかけとなった『人生における一瞬の間』。

これが銀のテーブルと木苺ジャムが並んだお茶会の光景になぞらえたMVに集約されるっていう演出、ああもうオシャレ!ほんとオシャレなんだよなあ!

いやあ、なんか、曲聴きながらジャムのこと考えてたら自分も過去の色々な名作を思い出しちゃったなあって話でした。

こういう味覚や嗅覚から過去の記憶が呼び覚まされる一種のあるある現象は、上述のプルーストの作品になぞらえて「マドレーヌ効果」や「プルースト現象」などという名前が付けられています。自分にとってはこの記憶のトリガーが音楽になるパターンが割と多くて、それが音楽を聴くのが好きな理由の1つなのよね。

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Act-4の準備色々

印刷どうしよっかなあと言っていた名刺。
せっかくなのでテカテカ仕上げにしてもらおうと印刷業者にお願いしていたのが届きました。

ちょっと厚めの紙+PP加工の相乗効果でちょっとしたノベルティのカードくらいの質感に仕上がって大変満足。裏面が完全にここの宣伝なのはいいのか、それで? まあいいか。

最小発単とはいえ100枚も刷っちゃっていつまで使うんだろうこれって気持ちと、普段ここ見に来てくれる人のうち何分の一かの方と名刺交換させてもらえれば半日持たずに消える計算なんだよなっていう気持ち。こういうとき自分の立ち位置が全然分からない。

基本名刺交換してくださいボードを持ってる人のところへ突撃するムーブになると思いますが、もし声掛けてくれる人がいたら大変喜びます。

・・・といいつつ毎回P名隠しちゃうのほんとごめんね。なにぶん古い時代の教育受けた人間なもんで・・・。

着ていくお洋服の話。
元々ライブとは全然関係なく上着代わりに着ていたジャージがボロくなっちゃって買い換えなくちゃなあ・・・とアマゾンを徘徊していたある日

なんかめっちゃグラッド・フリーダムっぽいジャージを発見!

買いました。
インナーも欲しかったので白いフード付きパーカーも買いました。
念のため断っておきますがお腹は出しませんのでご安心ください。色々とね!大惨事になっちゃうからね!

あとは当日現地の寒さ次第・・・。

茜ちゃんチャームもつくりました。

もらってくれそうな雰囲気の人がいたら適当に配ります。

あともう一つネタグッズの工作を仕上げたいんですけど、間に合うかなあー?

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あっ、S4Uは結局そういうパターンで行くんすね

バトンタッチイベントお疲れさまでした。

いやー、400万ptくらいでTPR行けないかなと思ってたんですけど、終わってみればPSチームイベントでは過去一のボーダーの伸び。見事にふるい落とされました。

まあ裏側では「あとは任せた」と全てを託した副業の同僚が流行り病に倒れ投げたはずの仕事が倍になって帰ってくるわ、大雪で夜明け前から雪かきに動員されるわ、車壊れるわでTPRどころじゃなかったというか、TPR目指して初日50万pt稼いでいなかったら2500位もちょっと怪しかったかもくらいの近年稀に見る修羅場だったというね。草。

ミリアニ最終話に満を持して登場したTeam5th。

前奏、そして5人がステージに上がり、タイトルが表示された瞬間一気に涙が溢れ出た、正に5人のための曲。各担当のモチベーションが高く入り乱れて殴り合ってる感がいつもより一層強い気がして楽しかったです。

ついでに見た瞬間に「おお・・・」と思わず心の中で手を合わせてしまった茜ちゃんのイベントコミュ。

「宗教か!」ってツッコまれそうですが、実際茜ちゃんに対する茜ちゃん担当Pたちのスタンスってあのパーソナリティへの絶対的信頼という意味では朋花様と天空騎士団みたいな関係になっているような・・・と思いつつある今日この頃(もちろん自分も含めて)。

基本的に常識人サイドなのに何故無茶苦茶なことばかりするのか?という誰もが抱く疑問の答えを非常に簡潔に示しているのではないでしょうか。

なおご神体は信者に島流しにされる模様。

さて次の話題。
昨日のミリラジで2月のS4Uガシャのメンバーが発表になりました。

連動枠にひなた!・・・は、大体予想どおり。

非連動枠はあー、あれでしょ?琴葉でしょ?

ナオ!??

S4U連動・非連動のバランスが崩れてしまっていて連動枠足りなくなってるよとか、そもそも3周目やるんかね?なんて言っていた我々外野を華麗にスルーしてS4Uガシャ3周目がぬるっと始まってしまいました。

というわけで既にソロが3曲実装されてる翼は例外として、まだS4U連動がないこのみ・恵美・真・ジュリア・千鶴の5人に7月まで連動SSRを回して、併せて非連動枠にS4U3周目のアイドルが実装されていくパターンが採用になるみたいですね。

最後。
以前なんとなく載せていたりるきゃん私服SHSのスクリーンショット。

当時可憐が未実装で不完全体だったんですけど・・・

このたび無事完成いたしました!

オーッホホッホ!!
この3人は私服選びのセンスに性格が如実に出ていて並べて見比べてみると大変面白い。

オーッホホッホホホホ!!
『彼氏になってよ』チューンイベント、お待ちしております。

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10thツアーAct-4ででフルメンバー揃ってる曲ってどのくらいある?

「う~っす」

「あれっ?どうしたんすか?TPR走りに行ったんじゃないんすか?」

_ノ乙(、ン、)_

「・・・」

元々タイトなスケジュールではあったんですが、予定がさらに悪い方に転がってしまって想定ボーダーまで到達する見込みがなくなったため、24時間経過時点でリタイアとなりました。TPRチャレンジはこれで2勝2敗、やっぱこのくらいのエクストリーム感が無いとな!

あとは寝ててもPR確定なんであとはゆるゆると進めます。

・・・とダメでした報告だけだとちょっと締まらないですから、いよいよ3週間後に迫った10thツアーAct-4でフルメンバー揃ってる曲どのくらいあるの?ってネタをやってみましょう。照合リストがサブスク準拠でMC他最新曲が含まれていない点にご注意ください。

まずDAY1。めっちゃあって草。
これに周年曲なんかも入ってくるでしょうから、たまにミリアニ新規Pなんかに「何予習したらいいですか?」って聞かれて「うーん・・・」となってる既存Pの気持ちは良く分かる。

夢の39人全員集合のDAY2。フルメンバー揃ってる曲だけで100曲超えんぞ、なんだこれ。全曲まるごと候補になるシリーズがゴロゴロあるのが強すぎる。

こんな感じで全く絞り込みにならないんで放ってあったネタなんですが、無いよりはいいかってことで公開しておきます。

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激動の2月のはじまり

Act-2でライブ現地初参加にあたり名刺作って持って行ったんですけど、内容で反省したことが2つありました。

1つめはXのIDが載ってない。
やってないんだから載せようがなかった。ただ、だいたいみんなアカウント載っけてるのに俺は載せてないってのがなんか申し訳ないの気持ち。急にアカウント使い出したのはそういう事情でもあります。結局あんま呟いてなくてほんと体裁だけなのは・・・まあ・・・いいか。

2つめはデザインが地味だった。
「あんまガッツリイラスト入れちゃうとノベルティのカードみたくなっちゃわない?」と考えて敢えて普通の名刺っぽいデザインにしたんですが、現地でいただいた同僚の方々の名刺がどれもこれもノベルティのカードみたく綺麗で、自分のももっと貰ったとき嬉しくなるようなのにした方が良かったなと。

そのへんの事情を踏まえましてAct-4用名刺を色々頑張った結果

こうなりました。
茜色に染まる茜ちゃんが好き。
なるほどこれは俺の名刺であると同時に担当のプロモーション活動なのだ。

ライブに向けてあれこれ物を作る、これもまた大変楽しい。
印刷はどうすっかなあ。

さてそれでですね、現状副業が良い感じに修羅場ってまして、業務時間中は「これが終わったらライブだ、これが終わったらライブだ」とそれを頼りに正気を保っている感じなんですけど

さらにここから平行してTeam5th・バトンタッチでTPRを目指します。
紗代子上位かつ担当全部入りのミリアニ曲、もちろん曲自体も一部が流れただけで源Pが泣くお墨付き。走らない理由がない。

・・・あれ?副業が修羅場ってるのって2月前半にミリシタイベントのために希望休入れるわ後半のライブ翌日に希望休入れるわ今月休みまくってるせいなのでは?

「・・・・・・。」

まいっか!

また1週間ほど留守になります。
それでは行ってきます。

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