ミリラジで発表があり、次のSFYのコミュ連動は美奈子だそうで。
うーん、今のこの環境にこの衣装&”あたためますか”の季節感よ。ぴょんさんにもぼそっとツッコまれてましたけど、まあそれはそれとしてモコモコフェチの自分としてはテンションが上がりまくりの衣装デザインでもあります。いいぞ、もっとモコモコをくれ!
とりあえず紗代子の限定衣装とペアにしてMelody in Scape出来る日を心待ちにしております。
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美奈子はSFY2周目のSSRもメインコミュ連動だったため、今回初の2周目3周目ともメインコミュ連動という実装ケースになりました。ただ前回のSSR実装から400日以上空いちゃっててどうすんのよこれって言っていたところだったため意外性は無かったですね。
ここしばらくのSSRは間隔が空いたと言ってもどうにか1年以内には次が来ていたイメージ。最近400日以上も空いてた例って他にあったっけ?と気になってちょっと調べてみたところ、
今年の3月の琴葉10枚目が404日空きだったようです。タナサt・・・(ゲフン!ゲフン!!)。
まあ異例中の異例・・・というほどでは無い感じでしょうか。
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しょっちゅう話しているとおり、ジュリアと翼にはまだSFY2周目が来ていません。しかしたった今まで翼上位・ジュリア累計でアイルやってたからね・・・今月来なかったのは織り込み済み。
いつもよりポイント稼ぎやすくなっていたとはいえ、良い感じにボーダーが伸びてプラチナ争いに参加した身としては満足。
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ついでに次回のコミック連動の話、やはり、ということで「わたしは花、あなたは太陽」。上位は百合子でした。百合子もイベント上位はご無沙汰でしたね。
一応断っておきますと次のコミック連動イベントは「9月」です。今月下旬じゃ無いよ!
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じゃあ8月下旬は何やるかっていうと8月開催情報のお知らせで告知されているとおりPSティアラ。つまりSTARDOM ROAD THEATER 第2章の開幕です。
ここまでのスタロー(相変わらず言い慣れねえなあ!)上位報酬は歴代の真珠星で固定されていましたが、これは今後も固定なんですかね? いずれにせよイベント上位報酬対象はミリアニユニットのセンター以外から選抜されていくんじゃないかなあと個人的には考えています。
ここまで話してきたことをまとめるとこんな感じで、ALLSTARS ASTROLOGIA公演とSTARDOM ROAD THEATER公演がどういう順番で来るかも実は良く分かっていなかったりします。
いずれにせよALLSTARS ASTROLOGIA公演の方がかなり早く終わっちゃうはずなんですけど、ASの上位報酬待ちがまたかなり酷くなってるんでAS込みのユニットイベントが続くんじゃないかなと。
プラリネはジュリアから見たアイルの思い出の歌だった話
そろそろ961プロライブの準備しなくちゃとライブラリから3人の持ち歌かき集めてきて改めて聴き直してみるとP.S.プロデューサー収録曲なんかは「今この曲歌ったら恐らくこういう歌い方にはならないだろうな」って思う部分が結構あって、これが歴史の積み重ねなんだなあと趣深く感じていた次第。
そんなこと考えつつミリシタ開いてアイルコミュ見始めたら

いきなりこれなのはずるいでしょ・・・。
今回のイベントコミュタイトルはゲッサンコミック3巻から採られているんですけど

ゲッサンの世界観における美希たちASメンバーは翼たちにとって遙か雲の上の存在。
このタイミングでそんな彼女たち・プロジェクトフェアリーが出てくるコミュに「オーバーマスター」なんてタイトル付けられたらもうね、これだけで色んな感情が一気にこみ上げて来ちゃうじゃん・・・(また泣く)。
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さて、ゲッサンコミックのストーリーはもう十分読み込んで覚えてたはずなんですが、キャラクター達の動きと声が付くと表現の意図がこんなにすっと入ってくるもんなんだというのは今回初めて知った驚きでした。
ミリアニの感想で「やっと翼のことが少し理解できた気がする」的なことを書いたとおり、自分にとって捉えどころの無いイメージが強かった翼。これも声が付いたところで改めてゲッサンを振り返れば今度は理解できるかも?
うーん・・・

翼の解釈はゲッサンとミリアニそれぞれかなり作り手の個性が出てる気が。ミリアニの分かりやすい翼の描き方も見事でしたけど、とにかく気まぐれで一筋縄ではいかないゲッサンコミックの翼の描き方もまた見事。
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バチバチにぶつかりあうアイドルたちというのもミリアニでは描かれなかったシーン。

あくまで自分のペースでしか動こうとしない翼に対して苛立ちを隠せない・・・というか端から隠すつもりも無いジュリア。いやあ、こういとこ、ロックでいいっすね。
ジュリアから翼への接し方はぶっちゃけどちらかといえば悪感情寄りのはずなんですが、彼女は翼のことを理解するための努力を終始続けています。年上故の面倒見の良さ、根は優しい、色々理由はあると思いますが何よりも翼の持つポテンシャルに惹かれている部分が強いんですかね。
そんな2人の間を彼女ならではの雰囲気で取り持っていく瑞希。

なんか今回のコミュだとしゃべり方がいつもより早くない?

年を経るにつれしゃべり方がゆっくりになっていってるって話をたまに目にしますけど、これも当時の再現ってことなんでしょうか。
瑞希はこの台詞が大好きなのでここにも声が付いたのはとてもうれしい。
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翼のいい加減な態度に呆れかえりつつも、Pに向かって実は自分がアイドルをやっている理由も良く分からないとこぼすジュリア。作中で彼女の持ち歌はいずれも彼女が作ったものとして描かれています。
歌詞はいずれも等身大の彼女から見た世界と自分の姿。
まだ大人になりきれていないモラトリアムの時期の感性で書かれていることは彼女自身も自覚していて、都合の良いことばかりの翼の夢の話を聞いたとき内心で彼女が「くだらない夢だ」と呟いたのは、翼の語る言葉の向こうに自らの歌の歌詞を透かして見てしまったから・・・というのがミリシタコミュではBGMがプラリネに切り替わることでより明確にされています。
いずれ終わるモラトリアムの先を思いアイデンティティの揺らぎを感じている自分。しかし”少し大人になった”つもりで「子どもみたいな夢がそのままの形で叶うことは決して無い」と指摘した相手・翼は「美希にはなれない」ことを当然のように受け入れてなお綺麗に澄んだ目で彼方の夢を見つめます。
それはジュリア本人が実は信じ切れていない歌詞を、夢を、心からの気持ちで声に乗せられる、歌を託すことが出来るボーカルが目の前に現れた瞬間。

夢に向かって一直線に伸びる一筋の道・アイルがジュリアの眼前に広がった瞬間でした。
ミリアニの世界ほどには夢に溢れた世界では無かったゲッサンミリオンの世界。しかし子どものように未来を信じ、自分の歌を歌い上げる翼を見てジュリアの心中にも変化が現れます。

実は自分、今までこのセリフの意図がいまいち汲み取れていませんでした。
イベントコミュ第6話のタイトルは「未来を夢見て」。このタイトルだけはゲッサン3巻にありません。で、誰が今”未来を夢見て”いるのかというと翼・・・ではなくジュリアですよね。
翼や瑞希と一緒に一晩で新曲・アイルを完成させ、ライブを成功に導いた体験。このときの気持ちをそのまま歌にしたのがプラリネ。
ゲッサンコミック3巻はアイルと翼の話なんですけど、実際には”ジュリアの視点から見たアイルと翼”の話であり、プラリネがアイルと翼を内包する構造になっています。だからライブのセトリではプラリネとアイルがセットになってたんですね!
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いやあ、今回ミリシタが再構築してくれたおかげでゲッサンを初めて読んで以来7年越しでようやくアイルのストーリーが理解できました。こういうことがあるからリバイバルは楽しい。
さて引き続きアイルイベントを走りつつプロジェクトフェアリーの曲を聞き込んでいくとしますか。こちらは実に16年越しでのライブ開催、果たしてどんな発見が待っているかな?