プラリネはジュリアから見たアイルの思い出の歌だった話

そろそろ961プロライブの準備しなくちゃとライブラリから3人の持ち歌かき集めてきて改めて聴き直してみるとP.S.プロデューサー収録曲なんかは「今この曲歌ったら恐らくこういう歌い方にはならないだろうな」って思う部分が結構あって、これが歴史の積み重ねなんだなあと趣深く感じていた次第。

そんなこと考えつつミリシタ開いてアイルコミュ見始めたら

いきなりこれなのはずるいでしょ・・・。

今回のイベントコミュタイトルはゲッサンコミック3巻から採られているんですけど

ゲッサンの世界観における美希たちASメンバーは翼たちにとって遙か雲の上の存在。
このタイミングでそんな彼女たち・プロジェクトフェアリーが出てくるコミュに「オーバーマスター」なんてタイトル付けられたらもうね、これだけで色んな感情が一気にこみ上げて来ちゃうじゃん・・・(また泣く)。

さて、ゲッサンコミックのストーリーはもう十分読み込んで覚えてたはずなんですが、キャラクター達の動きと声が付くと表現の意図がこんなにすっと入ってくるもんなんだというのは今回初めて知った驚きでした。

ミリアニの感想で「やっと翼のことが少し理解できた気がする」的なことを書いたとおり、自分にとって捉えどころの無いイメージが強かった翼。これも声が付いたところで改めてゲッサンを振り返れば今度は理解できるかも?

うーん・・・

翼の解釈はゲッサンとミリアニそれぞれかなり作り手の個性が出てる気が。ミリアニの分かりやすい翼の描き方も見事でしたけど、とにかく気まぐれで一筋縄ではいかないゲッサンコミックの翼の描き方もまた見事。

バチバチにぶつかりあうアイドルたちというのもミリアニでは描かれなかったシーン。

あくまで自分のペースでしか動こうとしない翼に対して苛立ちを隠せない・・・というか端から隠すつもりも無いジュリア。いやあ、こういとこ、ロックでいいっすね。

ジュリアから翼への接し方はぶっちゃけどちらかといえば悪感情寄りのはずなんですが、彼女は翼のことを理解するための努力を終始続けています。年上故の面倒見の良さ、根は優しい、色々理由はあると思いますが何よりも翼の持つポテンシャルに惹かれている部分が強いんですかね。

そんな2人の間を彼女ならではの雰囲気で取り持っていく瑞希。

なんか今回のコミュだとしゃべり方がいつもより早くない?
年を経るにつれしゃべり方がゆっくりになっていってるって話をたまに目にしますけど、これも当時の再現ってことなんでしょうか。

瑞希はこの台詞が大好きなのでここにも声が付いたのはとてもうれしい。

翼のいい加減な態度に呆れかえりつつも、Pに向かって実は自分がアイドルをやっている理由も良く分からないとこぼすジュリア。作中で彼女の持ち歌はいずれも彼女が作ったものとして描かれています。

歌詞はいずれも等身大の彼女から見た世界と自分の姿。
まだ大人になりきれていないモラトリアムの時期の感性で書かれていることは彼女自身も自覚していて、都合の良いことばかりの翼の夢の話を聞いたとき内心で彼女が「くだらない夢だ」と呟いたのは、翼の語る言葉の向こうに自らの歌の歌詞を透かして見てしまったから・・・というのがミリシタコミュではBGMがプラリネに切り替わることでより明確にされています。

いずれ終わるモラトリアムの先を思いアイデンティティの揺らぎを感じている自分。しかし”少し大人になった”つもりで「子どもみたいな夢がそのままの形で叶うことは決して無い」と指摘した相手・翼は「美希にはなれない」ことを当然のように受け入れてなお綺麗に澄んだ目で彼方の夢を見つめます。

それはジュリア本人が実は信じ切れていない歌詞を、夢を、心からの気持ちで声に乗せられる、歌を託すことが出来るボーカルが目の前に現れた瞬間。

夢に向かって一直線に伸びる一筋の道・アイルがジュリアの眼前に広がった瞬間でした。

ミリアニの世界ほどには夢に溢れた世界では無かったゲッサンミリオンの世界。しかし子どものように未来を信じ、自分の歌を歌い上げる翼を見てジュリアの心中にも変化が現れます。

実は自分、今までこのセリフの意図がいまいち汲み取れていませんでした。

イベントコミュ第6話のタイトルは「未来を夢見て」。このタイトルだけはゲッサン3巻にありません。で、誰が今”未来を夢見て”いるのかというと翼・・・ではなくジュリアですよね。

翼や瑞希と一緒に一晩で新曲・アイルを完成させ、ライブを成功に導いた体験。このときの気持ちをそのまま歌にしたのがプラリネ。

ゲッサンコミック3巻はアイルと翼の話なんですけど、実際には”ジュリアの視点から見たアイルと翼”の話であり、プラリネがアイルと翼を内包する構造になっています。だからライブのセトリではプラリネとアイルがセットになってたんですね!

いやあ、今回ミリシタが再構築してくれたおかげでゲッサンを初めて読んで以来7年越しでようやくアイルのストーリーが理解できました。こういうことがあるからリバイバルは楽しい。

さて引き続きアイルイベントを走りつつプロジェクトフェアリーの曲を聞き込んでいくとしますか。こちらは実に16年越しでのライブ開催、果たしてどんな発見が待っているかな?

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11thライブの話をちょっとだけ

「・・・あれ?11thライブでちゃきさんとべーせん揃ってるのってDay1なんだからアソビ先行の抽選申し込みDay1単発で狙った方が良かったのでは?仮にDay2だけ当選とかなってその後の抽選も全部外したら目も当てられない事態なのでは?」と抽選申し込みが終わってから気づいて若干震えていた11thライブチケット抽選申し込み。

おっかなびっくり参加した10thライブAct-2から1年、もう行くのが当然になってて草。

結果。

おう、まあまあまあ。
ひとまず絶対欲しい分のチケットは確保ってことで。これ今後担当センター回来た時の申し込み方すごい悩ましいっすね。

さて、毎回作ってる参加メンバーとユニットメンバーの照合表を今回も見てみましょう。

まずはDay1。
ヒャアア!!fruity loveとBlack★Partyが揃ってる!!!!
まあでも両方10thツアーでオリメン披露しちゃってるから冷静に考えると可能性は薄めですかね。
3人以上で唯一フルメンバー揃っているのはアクアリウス。これも一度は生で聞いてみたいですねえ。

続いてDay2。
参加率60%以上で抽出してみるとこちらの方が候補曲はかなり多め。百合子センター公演かつこの夏大活躍の”成長Chu→LOVER!!”はほぼ当確か? そして、あああ!TIntMeが揃ってるうう!! いやこちらも楽しみ。

センターの色がどの程度ライブ全体に反映されるかなど未知数な部分が多い11thライブ。まあでも楽しいことは間違いないでしょう。併せて楽しみなのが『でらます』、伏見ミリオン座さんの茜ちゃん上映は今年もあるんでしょうか。

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フェス復刻見込みとガシャ実装状況の表を作りました

「すいません、ここ、フェス復刻の大体の見込みみたいな表ってあります?」的なアクセスが割と多かったここ数日。ただ「それじゃなくてまとめ的な表あったんじゃね?」ってところにアクセスが集まってて「あるぇ?」と思いつつ様々な現実の問題に立ち向かって・・・おったわけです!大変だったわけなのです!

どうした急に。
まあこんな適当に生きてる自分でも偶には苦労することもありますわな。奇跡的に問題が解決して確認してみたらまとめ的な表無かったんで作りました。置いておきます。

ただ以前にこの話しした時にも触れたんですけど、発表時のスライドだと2025年1月がスケジュールから抜けてんですよね。

単なるのミスなのか、実は大きな秘密が隠されているのか、今のところは不明。

もうひとつ。
現状のガシャシリーズの残り状況。

私服SHSは10月で全員に行き渡る見込み。次はどうなるんでしょうか。SFYと髪色ペアは先日もまたぶっ込みあったりしてちょっとはっきり分からないですね。

優先度が一番高いのは間隔が空いているうえ私服と限定髪色2種類が残っている亜美、それから一番間隔が空いている美奈子が3枠使い切り済みでSFY非連動をやろうにも3曲目がまだ未実装というのも気になります。うーん、今のところ良い案は思いつかないっすね。

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今週の管理人の思い出

副業の都合「うちのカァチャンも足腰がしゃきっとしてるうちにもっと色々なところへ連れて行ってやれば良かったなあ・・・」的な話を良く聞くもので、

「オゥ、カァチャン、休み取れることになったからどっか旅行行こうぜ、どこがいい?」
「奈良」
「は?(車で6時間以上掛かるんだが?)」

少し落ち着いて胸に手を当てて考えてみるとちょうど1年くらい前、高速を4時間ぶっ飛ばして光る棒を振って帰ってきたりもしている自分が「バカなこと言わないでくれよ」と言える立場でも無く

まあ面白そうだから行ってみるかってことで行ってきました。大変楽しかったです。

茜ちゃん・・・鹿だよ・・・。
こいつら鹿せんべい持ってないって分かった瞬間対応がめちゃくちゃ塩になってびっくりするね・・・。

これは鹿せんべいを持っているときのアカネチャン。

まあそんな感じで11thライブ詳細発表生配信も宿泊先のホテルで見ていたりしました。

今後このコンセプトで茜ちゃんが来たらその時の会場は一体どうなってしまうのかとか、紗代子の鬼のような全力ボーカルライブ見てみたいわあとか、担当来た時のこと考えると妄想が捗りますね。

「・・・というわけで明日が最終日なわけだが、あとどこ行きたい?」
「伏見稲荷」
「京都か・・・まあ帰りがけに寄れる道のりではあるんだよな・・・」

京都、京都か・・・。

いや、近っか!!

下見完了。
下見完了?そう、下見完了。

車で行ったら片道6時間の場所。”冷静に考えたら配信一択”と言っておったんですが、5年前に行きそびれたASのMRステージ スタッフのゲロ重な思想を添えてver.プロジェクトフェアリーと言われたら冷静になれるはずも無く。

ハズれたら大人しく配信で楽しもうって心づもりで申し込んでみたんですけど、いやはや、当たりましたねえ。

まずは準備、ペンライトのカラー設定から。

浅黄色→赤!もボタン一発で切り替えられるよう忘れずにね!

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7周年おつかれさまでしたのエントリー

というわけで今年も大変おつかれさまでございました。

6周年はGoogleのサーバーがおかしくなったりtwitterが仕様変更で機能不全に陥ったりとにかく外部がめちゃくちゃだった記憶ですが、今年はひとまず無事に終わってなによりです。

個人的なところでは毎年コツコツと集めている茜ちゃん&紗代子の周年称号がとうとう1画面に収まりきらなくなりました。これは本当にありがたくうれしいこと。

結局なんのフォローも無く宇宙行って帰ってきたことになってて草。

REFRAIN REL@TIONの話。
周年生放送で「”あの曲”の39人バージョンが来る」と予告されていたから「Rat A Tat!!!かね」と言っていたら発表になったのはREFRAIN REL@TION。これだけでも「おおマジか」となっていたわけですけど、実装されてみたら、当たり前のように39人歌い分け。おお、マジか・・・。

ステージの高低差も相まって39人ステージがかなりダイナミックで映えます。

客席に降りかかる特盛りの銀テープ。
生放送での初公開MVを見ながら「テープは省略されちゃうのかな・・・」と思ったら新演出でドバッと降ってこれまた驚いた記憶。ミリアニ再現ならこうじゃなくちゃな!

終盤に降っているのは紙吹雪だけになります。テープと紙吹雪って落下速度違うからね。ライブを、現場を知り尽くしているからの演出。

39人のアイドル全員が主役になれるのがミリオンライブ。39人のアイドル全員がスポットライトを浴びるのがミリオンライブ。これを体現したステージ。

さらに言うとミリシタが得意とする振り付けに連動した大小のカメラ移動、手のアップだけで表情が作れる滑らかな指の動き、サビの歌声に応えて客席から一斉に挙がるオレンジのライトといった技術・文化が全部入りで詰まった7年間の集大成みたいなMVになってるんじゃないでしょうか。いやあ、素晴らしい仕上がりだわあ。

併せて39人分の衣装付とかいうこれまたいきなりなに言ってっか理解するのに時間が掛かるSSRカードが実装されたわけなんですが、SSRは1枚でピックアップ率0.99%と最近では他に類を見ないパターンでの実装となりました。

ANIMATION STAGEと入っているということはこれから頻繁に続きそうな感じのものではない? リミテッドREL@TIONは明らかに今回だけのお題目ですし、「シリーズ」でもないんですよね。

一方今後39人バージョンが控えてそうな曲というとさっきも言ったRat A Tat!!!があります。そして来月8月19日はおあつらえ向きにミリアニ先行上映1周年です。ただあれに今回と同じパターンでガシャを連動させるとなると、アイドルを誰にするかって問題が・・・。あと最下段の7色のリボンが謎と言えば謎。

なんか個人的な勘では来月とはいわずともまたやりそうな気がします。

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