さて一息ついたところでミリオンマグス第2章のおさらいをやりましょう。
エミリーです。
彼女の能力は常時発動の魔力無効化、ディスペルなんて言われたりするやつですね。
世の中の色々なものが魔力で動く世界にあって、触っただけで皆その力を失ってしまう能力。魔力を電力に置き換えて我々の生活で想像してみると・・・よく日常生活送れてんなこの子・・・。
あらゆる魔法を霧散させてしまう彼女ですが、動作/発生原理が魔法で無いものはもちろん効果の発揮対象外でひなたの作る爆弾、あるいはドラゴンの吐く炎などは無効化できません。
というわけでドラゴンの前では最初から完全に腰が引けているエミリー。ほぼ本人踏襲のキャラが多いミリマグの中でかなり色づけが変えられている珍しいキャラです。このキャラ面白いから好き・・・と思ったけど要は普段なら茜ちゃんがやるポジションだからなのでは?
相手次第では無敵にもなりえる能力。しかし攻撃手段が魔法ではないドラゴン相手では逆に相性最悪で逃げ回ることしかできません。ところがひなたの危機に思わず相手をを突き飛ばした瞬間、ドラゴンは霧のように消えてしまいました。
ディスペルが効いた。
つまりこのドラゴンは魔法で作られた幻だったわけですね。
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自らドラゴンに向かっていこうとする血の気の多い生徒ばかりのなか、エミリーは初めから「自分の能力が有効に発揮できない相手にこの抜擢は人材不足が過ぎる」と言っており、本人の意思であの場にいたわけではないことがはっきり描写されています。
なぜ全く役に立たないはずのエミリーに敢えてドラゴン討伐が命じられていたのか。すなわち学園の上層部は初めからあのドラゴンの正体を知っていたことになります。
一方エミリーが触れるまでドラゴンが幻覚であることに気付けた者はおらず、また眷属まで湧き出しているあたり、生み出された幻の完成度は完璧でした。
これだけのヒントがあれば黒幕が誰かは彼女たちの能力と照らし合わせばあぶり出せるはず・・・と思ったんですけど、改めて見返しても作中に「幻術」が得意な先生or生徒っていうのがそもそも見当たらないんですよね。うーん、魔法使いならそんなに珍しい能力じゃなさそうなんだけどなあ。
少し対象を広げて近い能力を持った実力者を探してみると・・・分身術のエキスパート・杏奈先生がいますね・・・。
今のところ根拠としてはかなり弱いんですけど、第2章のエンディングで集められたメンバーに杏奈や未来がいないのも少し気になったところでした(やよいもいませんけどね)。
ひとまず今回分かっていることで語れるのはここまでかなあ・・・ということで。
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おまけ。
直前の生配信で今回のエピソードは前回イベントの”直後”と言われていましたが、
第1章で海美の夏休みの里帰りに同行すると言っていた茜がその感想を述べているため、夏休みが始まってから終わるまでに期間、少なくとも数日以上は経っているであろうことになります。
それに第1章のエンディングで『塔』へ出向になった真美だって、そんなすぐ帰って来ちゃったらなんなのってなりますし、このあたりを勘案するとそれなりの時間が経っていると考えるべきでしょう。
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おまけ2。
ロコは「自分が『塔』に行っていないのは不義理」と言っています。
ほかにも麗花が『塔』に招かれているという設定があったり、『塔』そのものに意思があるか、何らかの意思決定機関を備えているような話題が散見されます。
てっきり史実におけるロンドン塔などのように監房代わりに使われている施設かと思ったんですけど、そんなに単純じゃないみたいですね
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おまけ3。
第1章の頃からロコ学長への当たりがきつい育先生。
学園長が何らかの隠し事をしていることは感づいていますが、まだ具体的な情報は掴めていないようです。
第3章があるとするなら育先生あたりが物語の中心になるような気がします。
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