でらます名古屋に行った話

そんなわけで名古屋へ行ってまいりました。

なんかもう頭の中が全く整理できないまま予定を組み直し、午前4時に家を飛び出して名古屋が見えてきたあたりで「あれ俺今回マイカー移動だったんだから行くの止めても金銭的損害ホテル代+α程度で済んでたんじゃね?」という事実に気づく、そんな感じの混乱ぶり。

まあでも名古屋港水族館もしばらく行ってなかったし名古屋科学館のプラネタリウムは人生で一度見てみたいものの一つだったし、大好きなものと大好きなものがコラボしているところを見られるまたとない機会。出発中止なんて選択肢は初めから頭にありませんでした。

初手名古屋港水族館。
過去にも来たことがあり行けば半日以上潰れるのは必至のため本来の予定では泣く泣く見送るはずだった場所。

開館直後からすごい人だかり。
家族連れ、カップル、残りは・・・全部ミリオンPかこれ?

良く見ればそれと分かるグッズを身につけている男女ばかりで本当にそうなのでは?と思えてくるのが怖いところ。

相変わらず半端ねえ迫力だな名古屋のシャチは・・・。

Re:FLAME!(謎儀式)

外には名港トリトンをはじめとした名古屋港工業地帯の絶景。本当に大好きなんだよな、この光景。まあ時間はあるし・・・としばしベンチにて佇む。

お隣のポートタワーには初めて登りました。

何故かいきなりいた練習帆船・日本丸。すげえ!かっけえ!

時間制限が無くなってしまった今回のでらます巡り、水族館周辺をうろつくだけで半日以上潰れました。次はホテルがある常滑市方面に向かいます。

しかし腹減ったな。
いつもならライブ当日はトイレの心配をしなくて済むようパン1個とペットボトル1本しか口にしないようにしてるんですが・・・今回はもう関係ねえ!ということで移動途中スーパーに寄って名古屋のソウルフード・スガキヤを堪能。

ホテルがある常滑方面へ移動し、セントレアの人工島へ。

目的はセントレアの見学と矢場とんでの夕食だったんですけど、なんかここまで来たからにはやっぱり来ちゃうよね。マナーと周辺環境に気を配り、粛々とした雰囲気で交流を深める様はさすがミリオンPたちと安心安堵しつつも・・・ヴッ・・・この雰囲気、やっぱつれぇわ・・・というわけで早々に退散。

空港見学と夕食を済ませてホテルへ移動中にロコ新曲の情報が流れてきて、ああ・・・ああ・・・本当にライブ、延期になっちゃったんだな・・・とやりきれない実感を噛みしめました。今日これで眠れるんだろうかと心配していたものの午前3時から起きて動き回っていた疲れもあり、あっさり爆睡。

2日目。

今回の旅のメインイベント、名古屋科学館。
去年はビルの隙間から遠目に見ただけだったけど近くに来てみたらデパートみてなデカさの建物で草。

ずっと見てみたかった世界最大級のプラネタリウム。投影開始前にドームの写真を1枚。

ミリシタコミュになぞらえて「せっかくのコラボなら貴音ナレーションの特別企画があると良かった」なんて言われてたを見かけたものの、いざ鑑賞してみたら学芸員さんが手元で操作しながら今日の星の見え方まで説明してくれる実に丁寧な職人芸で、名物と言われるに相応しい素晴らしいショーでした。

加えて座席はミリPのほか大勢の親子連れ&ただ者じゃねえオーラを漂わせたプラネタリウムガチ勢で満席とあっては、ちょっとこれコラボでわがままさせてもらえる余地は無さそうかな・・・。BGMを瞳の中のシリウスなんかにしてくれるだけでもめちゃくちゃ似合いそうですけどね。

そんなわけで貴音のパネル前でも記念撮影。

”ポコン!”

『実績:3人にペンライトを振る』を解除しました。

8月に京都で手に入れた3人のペンライトを10月の筑西市、11月の名古屋市で振るまあまあ無茶目のやつを達成しました。なお美希はでらますコラボで市内の鳥開総本家さんにも普通にいる模様。ハッチポッチ2、楽しみだねえ!!

夕焼けを作ろう・・・ってことはこれ茜ちゃん製作マシーン!?と興奮して写真を撮ったけどXに投稿しても多分伝わらねえかとポストしなかったやつ。

自分も価値観の大元に子供の頃に連れて行ってもらった上野の国立科学博物館がある大人なんで、こういう施設で子供たちが大喜びで遊び回ってる姿は見てるだけで幸せになれます。

お隣が名古屋市美術館。

中にいるのはもうほぼPって感じで、ここだけは入場券買って歩いてるだけでコラボカードもらえました。

館内は基本写真撮影NGなので撮影はロコのパネルのみ。

展示されていた現代アートは・・・うーん・・・自らの内なるロコと対話する気持ちをじっくりと味わいました。もうひとつの部屋で展示されていた棟方志功の作品は・・・うん、棟方志功なら知ってる!超至近距離から観察できたのは珍しい機会でしたし、極太の筆で一切迷い無く書かれた文字の迫力にすっげーなとなりました。

栄に向かいましてかなり遅い昼ご飯はあべりかさん激推しのコンパル。

名物エビフライサンド・・・ってお前、切り口をちゃんとこっちに向けろ!何が何だかわかんねえじゃねえか!

源P、映える写真撮るの上手いな・・・と後でXを見ながら思う。ついでに伝票に書かれた文見て思いだしたんですけど、あれ俺前に名古屋来た時にも来たことあるなこの喫茶店・・・チェーン店だったのか・・・。お味は大変素晴らしかったです。

去年ぶりの栄。

相変わらずものすごい人&すごい活気。ミリPとリア充の鮮やかなコントラスト。

なんて言いながら自分も徐々に茜ちゃん人形持って景色撮影したり、等身大アクスタにシャッター切りまくるのに恥じらいが無くなってきました。それどころか巨大スタンドの印刷がすごく綺麗なことに驚きながら横からアクリル板の厚さを確認して興奮するPの中でもかなり上位の不審人物。いや、家庭用アクリル水槽に使えば相当でかいサイズになる厚さだからつい・・・。

SNSでたくさん見たLTD03のカットを自分でも撮影して本日最後の目的地・名古屋駅へ。

西日本に行くと必ず買ってこいと言われるカーチャンの大好物・青柳総本家のういろうを買ってコラボ巡りは終了。

昨日は店内でミリオンライブ曲を流しまくってくれていたという去年でらますのコラボ店だったベトコンラーメン新京名古屋伏見店さん、今日行こうと思ったらまさかの定休日!というわけで、どうにも食べたい気持ちを抑えられず駅前店に来てしまいました。

さすがにこちらの店舗のBGMは普通でしたが、丸ごとのニンニクがゴロゴロ入ったラーメン、美味しかったです。ライブがある日に食べるわけにはいかないと思っていたけど、逆に延期になった以上食わずにはいられなかった。

帰路の車中。
ああ、俺の名古屋旅行が終わった!とサブスクのミリオンライブ曲を爆音でランダム再生していたら”リフレインキス”のイントロが流れてきました。

んん?どっちだ?どっちのバージョンが来る?と耳を澄ませていると志保に続いて聞こえてくる琴葉の声。おお、ちゃんとこっちのバージョンもサブスクに入ってんだと感心しつつ、10thツアーAct-1のTSV版も良かったなあと自然に思い出したことに後から気づいて安堵する自分。うん大丈夫みたいだ、まだ俺、ライブのことが大好きみたいだ。

大きく頷いたところに続けて流れて来たのは”なんどでも笑おう”。
続けざまに思い出すあのときのこと、このときのこと。ここで初めてボロボロと涙が流れてきました。

そうだ、そうだった、リフレインキスのときも、なんどでも笑おうのときも、完璧な環境で迎えられたことなんてこれまでも無いことばかりだった。

俺が加わるずっと前からPたちが支えてきたミリオンライブ、良く見ればあちこちに小さな傷跡が残っていて、それでも始まってから今までのあいだで最高に光り輝いているのは正に今この瞬間だと言い切れる、この姿こそが俺が愛したミリオンライブじゃないか。

ライブは延期になっちゃったけど、それから名古屋に溢れる同僚Pたちの姿を見て、今なにか来て後悔してることあるか? 1つも無いよ!楽しかったよ!嬉しかったよ!

溢れる涙に危ないよぉ、危ないよぉ、いま高速道路120kmで走行中だよぉ・・・とライブ用に用意してあった大量のタオルで涙を拭いながら深夜の新東名を駆け抜け45時間ほどの旅路を終えました。

名古屋に向かって家を出るときから「今回の思い出を記事にするにしても一体何を書いたら良いんだ?」と悩んでいて、本当はまとめに「でも悔しいです!」って特大の文字で書くつもりでした。ただ名古屋に溢れるPたちがそれでも精一杯今楽しめることを楽しんでいて、迎えてくれた名古屋の方々も事情を察して寄り添おうとしてくれていて、そりゃあ悔しいですけれども、悔しい気持ちを一番に出す気持ちは薄れてしまいました。

たらればで言えば残念なことなんて数え切れないほど山積みにある。こちらが羨ましくなるほど今回のライブを楽しみにしていたロコPや百合子Pたちのことを思うと、このエントリーを小綺麗な雰囲気でまとめてしまうことに抵抗だってある。

ただね、これだけは言わせて欲しい。
9日と10日のライブが延期になった、その後に起きたこと、いや、みんなが起こしたことは俺、本当に大好きだよ。Pで良かったと心から思ったよ。

怒りのぶつけどころは無いけれど、感謝の届けどころは今はっきり目の前にある。ならばいつものミリオンライブらしく、まとめに感謝の言葉を述べさせてもらうことにします。

でらますで迎えてくれた名古屋の方々、お世話になりました。本当にありがとうございました。

そして、名古屋でお会いした大勢の同僚の皆さん、そして名古屋には行けなかったけど反応してくれたPの皆さん、それ以外にも一緒に悔しがり涙を流して同じ気持ちを分かち合ってくれたPの皆さん・・・あなたがたには「ありがとうございました」は言いません!まだ、ね!

俺たちの11thライブは幕を開けてもいないもんな!
決して遠くない未来、改めてライブが開催されたことを見届けた折りには「ありがとうございました」を言わせてもらいます!楽しみにしております!

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でらますに行ってきます!

もうテンションはぐちゃぐちゃなのだけれど、名古屋港水族館&名古屋科学館がミリオンライブとコラボする時点でキャンセルという選択肢は存在しなかった。


やっと静岡に入って夜も開けてきました。1年中出力120%の茜ちゃんがいつもより一層染み渡る。
でらます2Days、行ってまいります!

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11thライブもよろしくお願いしますのエントリー

来週のライブ準備とでらます巡りのことを考えながら「ああー!楽しみやいね!楽しみやいね!」とテンション上がりまくっている今日この頃。アイマスイベントに限らず遠出となれば事前に行く先を調べまくるのが大好きな性分なもんで、楽しみのかなりの割合が既に今ここにあると言っても過言ではありません。

予習したい人のために参加メンバー照合リストを直近の曲までバージョンに更新しておきます。

早速名前が挙がってきた”Sky Survive”、いやこれ聴いてみたいですねえ。あとはAS込みじゃないとフルメンバーが揃わない”BIGバルーン◎”とか”春風満帆お花見パーティ”あたりがちょっとありそうな感じなのかな?

意外と主演のロコの名前が少なくて、あっても10thツアーでやっちゃってる曲だったりで読めなかったりします。そもそも今回のライブはあまりオリメン縛り無く自由にやるんじゃないかなって感じですけどね。

逆にこっちはここで”成長Chu→LOVER!!”やらずしてどうするって感じですか。あと来そうなのは・・・”LOVE is GAME”!? アカン、これ来ちゃったらちょっともう情緒が持たない。

まあでもリスト作っておいてなんですが、自分は今回”7Days A Week!!”のハンドクラップだけ練習してあとはノリでいくと思います。

ガチガチに予想&予習して「ぐおおお!マジで来た!!」ってなった『Re:FLAME』もASらしくて実に楽しめた一方で、丁寧にコールをディスプレイに出してくれたおかげでライブ初参加の自分でもめちゃくちゃ楽しめた10thツアーAct-2の敷居の低さは逆にミリオンらしい感じがして本当に良い思い出にさせてもらいました。またあんな雰囲気のライブだったらいいなというのが個人的な願い。

あの流れの終盤に”Glow Map”と”グッドサイン”を見たのが今のP活動スタイルになった原点そのものでね・・・。折角また名古屋だし”グッドサイン”、もう一度やらない?(小声)

そんなわけでライブ現地組になってから早1年。装備品もだいぶ揃いました。

特にこの同僚Pには遠目でも一発で伝わる強烈な存在感を放ちつつ、それ以外の人々にはそこまで激しく主張しない(はずの)茜ちゃんトートが便利すぎて最高。

お腹はもちろん出しませんが今回も服装はたぶんこんな感じになるはず。こういうの、概念コーデっていうんだろ?な、茜、俺のも概念コーデだろ?な?

(最近覚えた大して新しくもない用語を嬉しそうに連呼する・・・言動がおっさんそのものだよPちゃん・・・)

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11月の開催情報とアイマス給湯室の話を軽めにすこし

11月の開催情報とアイマス給湯室の話。

はじめに11月の開催情報。

来月下旬がASステラですか。11thライブのお知らせでMVが出るかな?
メンバーとイベント間隔的に上位本命は貴音。

このタイミングで生放送なのに、帰ってきた魔法学園イベント直前なのに、メインコンテンツがBlu-ray同時視聴なのちょっともったいなくない?と思ってたら割としっかりミリシタ情報が来た給湯室。しっかりミリシタ情報やるんならしっかり告知しないともったいなくない?

イベント上位は千鶴さん。カードがちづエレ!!?

イベント上位間隔で見ると極めて妥当なんですが

前回のテキストで見てた感じあんまりメインになりそうなキャラじゃない気がしたんでちょっと意外でした。相変わらず公式ちゃんはケルベロスを忘れた頃に擦ってきてケルベロスとどういう関係性を築きたいのかよく分からないわね・・・。

今回イベントユニットと連動ガシャで扱われるメンバーはパートナーで見ると「千鶴-星梨花」「エレナ-百合子」「歌織-風花」なので万遍なく選ばれている感じ。ロコのパートナーは朋花なんですけど朋花は前回のユニットメンバーでした。

MVといい、前回とはだいぶ毛色の違う内容になりそうでしょうか。
シリーズもので言うとミリ女の前例があるからひとまず身構えずにはいられない・・・。

ふーむ、第3弾もいずれやるんですかねえ。

当時から要望の声を結構聞きますし本人もこう言ってますんで、何卒よろしくお願いいたします。

おまけ。
去年の10th名古屋に行ったときなにげにお気に入りになった栄のオアシス21。

今年はライトアップされるそうで。

ああー、いいなー、いいなー。
でもセントレア近くに宿取っちゃったから現地で見るのはちょっと叶いそうにないかなあ。

このアングルで写真撮りたかったなあ・・・。

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ミリオンマグス続編イベント開催記念に前回の設定&シナリオを振り返る

魔法学園?ミリオンマグス?結局あのシリーズの通称どうすんだよな例のイベントが間近に迫ってまいりました。ただあの世界観、実はちゃんと分かってないんですよねってことで自分の復習も兼ねて前回イベント時の内容をまとめてみました。

公式キャラ相関図
高解像度で全画面表示できる画像が入手できません。どうにかしてくれ。

アイドル別フレーバーテキスト要約
個人的な主観でまとめたものです。

【関連用語集】

古代魔法
現在使用されている魔法とは全く系統の違う強力な魔法で、生徒の中では指折りの実力を持つはずの春香ですら雪歩と組んで拮抗できるかどうかくらいに語っている。フォースのダークサイドみたいなものだと思っておけば多分だいたい合っているはず。

在籍中の生徒にも密かに手を出している者が複数おり、真美が調査していたが一番身近な亜美の暴走を止めることが出来ず、責任を取って学園を去る際に朋花と麗花に後継を託した。

全くの禁忌扱いなら撃破した残骸は速やかに封印処分されるはずだが、ひなたに調査が命じられているあたりに上層部の思惑が滲んで見える。またひなたが選ばれた理由については、調査研究が得意という理由の他に普段からあまり魔法を使わないため古代魔法に魅入られにくいだろうという判断もあったのではないかと推察できる。

四つの寮
魔法学園は全寮制で、学園の生徒・教師はいずれかの寮に属している。パートナー同士は同じ寮に入るのが基本(可奈は翼と組ませるためわざわざ移動までさせられている)だが、何らかの理由で違う寮に入っているペアもある。寮ごとにおおまかな気風があるようだ。

水晶蹄の馬(すいしょうひずめのうま)
学園寮の一つ。卒業後の将来の夢を語る子が多く内容も仕事のことで一般家庭出身の堅実な寮生が多そうな印象。基本的に真面目でパートナー間の仲も良い。

夢想の鯨(むそうのくじら)
学園寮の一つ。自分たちを「落ちこぼれ」「問題児」と言う子が複数いる。実際ドタバタ系のトラブルはここ発信であるケースが多そう。紗代子が夢想の鯨寮に「落とされる」と言ったり、可奈が腹を立てている理由が夢想の鯨寮に異動になったことだったり他寮生からの評判も散々。

魔瞳の大鷲(まどうのおおわし)
学園寮の一つ。名門御三家の春香・雪歩・可奈は元々全員この寮の所属。力を求めるあまり古代魔法などの禁呪に手を出す者が複数おり、他寮生の貴音に感づかれているほか、密かに学園長を補佐する役である朋花が生徒姿で寮内に居るのも恐らく内偵のため。

堅楼の大蛇(けんろうのたいじゃ)
学園寮の一つ。所属しているのは教師と監督生。魔法学園には優秀な生徒を監督生として取り立てる慣例がある一方で御三家の子弟がいずれも属していないのは監督生→教師というルートが寮内にあるためだろうか。やよいに感謝していることを語る者が複数おり教師陣では特にやよいが中心人物であることが窺える。

パートナー制度
このみが制度の真意は相互監視のためと語りつつ干渉してこない莉緒をひとまずパートナーに選んでいたり、春香がパートナーを見つけられなければ可奈は終わりと話すなど学園で生活するうえでパートナー選びは絶対不可欠。

密かに古代魔法を研究する美奈子や星梨花がパートナーに感づかれることを警戒しており現実に牽制として機能している一方、育を見殺しにしようとした茜が海美の声で我に返るなど良い影響も少なからず見てとれる。

王の魔法使い
春香曰く王の魔法使いは「王を守る最後の砦」。御三家から最も優秀な者が選ばれ任じられる習わしらしく現在の『王の魔法使い』は春香の家の者が務めている。

御三家
皆が一目置く魔法世界の名門一家で春香・雪歩・可奈はそれぞれ別の家の出身。ただ各家から同世代の子が生まれ同時期に魔法学園に在籍しているのは珍しいことらしい。

時系列
テキストで語られている時間軸は主に下記4つのタイミングになっている。
1.事件前
人間界から転校生が来るという噂話が中心
2爆発事件
可奈と翼が魔法の実験中に爆発事故を起こす。かなり大規模だったらしく多くの者が驚いている。居合わせた歌織によればけが人は出なかったとのこと。
3.土の巨人襲撃事件
古代魔法の力で動く土の巨人が魔法学園を襲撃した。生徒たちが好き勝手に動き回り大騒ぎになったものの最終的には可奈や翼たちの活躍により巨人の撃破に成功した。
4.事件後
事後処理の話が中心。巨人襲撃事件の首謀者である亜美の処置、真美が責任を取って亜美に同行したこと、ひなたが巨人の残骸調査に充てられたことなどが語られている。

爆発事件と土の巨人の襲撃事件
巨人登場の際にも爆発が起きていることもあり混同してしまいがちなのだが、コミュやテキストで語られている爆発事件と巨人襲撃事件は別々に起こった無関係の事件。禁呪に手を出し巨人襲撃事件を引き起こした亜美へは塔への謹慎処分という重い処分が下されたが、可奈と翼が起こした爆発騒ぎはやよいが音だけで実験の失敗であることを見抜き即座にお咎め無しとしている。

魔法力の覚醒
ある日突然強力な魔法力に覚醒することがある。歌織は一般の大学から魔法学園への転校が急遽決まり、真美は生徒から教師へ立場が引き上げられるなど異例の措置がとられるようだが詳細は不明。

魔法世界の種族
登場人物たちは魔法使いではない人間を「ニンゲン」「ヒト」と呼び、はっきり区別して話す者が多い。

『人間と魔法使いのふたり組』の伝承があるなど別種族扱いのようにも見える。他に海美(海棲種族)や茜(ワーウルフ族)など明確に人間と違う種族も登場している。

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