Day2の朝。
今回の会場は通いで行けない場所でもなかったんですけど、打ち上げに参加したかったのと、往復の高速代考えたら漫画喫茶で寝た方が安かったので近場で一晩を明かしました。漫画喫茶で爆睡OK&体力全回復できるのは今の時代なかなか重宝する特技っすな。
朝一でスーパー銭湯へ行き、風呂上がりリクライニングチェアに寝転びながらコーヒー牛乳片手にやよいおり765プロサンデーを見る。なんという幸福な朝か! 周辺は過去に散々うろうろしたことがあった地域だったため、特に見たいところもなくそのままずっとごろごろして開演時間に合わせて現地着。
–
今日の席はアリーナCブロック。
なにげにアリーナ後方寄りは今回が初めてです。
自分も身長はまあまああるほうなんですが、センターの立ち位置にちょうど視界を遮る超長身Pがいてすっげえなと思ったら振り返ったご尊顔は海外Pでした。振り返れば後ろも海外Pだし、中国語はもうどの会場でも当たり前のように聞こえてくるし、世界に広がってゆくミリオン界隈、頼もしい限りです。
大きな荷物を持って現れ、次々とぬいを取り出す隣席Pに「どんだけいるんすか!?」とツッコみつつ会話していると聞こえてくる『Harmony 4 You』。「あれ?これが昨日の『Flyers!!!』枠じゃないの?」なんてわいわいやっているうちに開演のお時間に。
–
セトリの話。
開幕1曲目は『ハミングバード』だろうなあという読みは当たったものの、衣装が昨日と全然違う!? そして今日のこーりーのパフォーマンスも抜群の仕上がりで、初っぱなから涙目。いや、毎公演ごと担当やばいでしょこれ・・・。
MCを挟みつつ全員歌唱の『Contrastet』、『Get lol! Get lol! SONG』と続く流れも昨日の枠組みとは全く異なっていて、普通のライブだったら『Get lol! Get lol! SONG』が全員歌唱かつ3曲目に来るなんてことあり得ないよなあ・・・なんて考えながら大音響で響く輪唱に全力のペンライトで応えます。満面の笑みで歌うちゃきさんが見られてPちゃんは既に大満足。
「声出しブロックで声枯らせてどうすんだ!」とゲラゲラ笑いながら第1ブロックで一気に仕上がる客席。続く第2ブロックも予想外のセトリが続きましたが、ラストはオリメン集結で披露間違い無しと言われていた『涙を知ること』。環に謎のゲロ重感情を抱いている自分は歌い始めからタオルが手放せなくなり、「手を繋いで伝えた」で織姫と藍が手を取り合ったところで無事号泣。「良かったなあ、やっとまた一緒になれたなあ!」と心の中でつぶやき続けた限界おじさんは、ラストの環ソロパートで原型を失ったのでした。
第3ブロックは色々な国に行くパート、茜・環が揃っている時点で「これはアメリカのラップってことで『Sweet Sweet Soul』やろなあ!」、未来・エミリーを見て「今度こそ『little trip around the world』やろなあ!」と待ち構えるも見事玉砕。まあ10th Act-4最終ブロックでは声カスカスでコール出来なかった『BORN ON DREAM! 〜HANABI☆NIGHT〜』のリベンジを果たせたし、『NO CURRY NO LIFE』ではカレー色の黄色いペンライトを振りまくったからヨシ。その後の『Parade d’amour』では待ってましたとばかりにあがる悲鳴、今まで回ってきた都市の風景が『Justice OR Voice』で焼け野原になる「?????」感、どれも楽しかったですね!
最終ブロックはどれも披露濃厚と予想されていた曲の数々。またこれが強いんだわ! イントロが流れるたびに上がる大歓声に「これこそがライブだ」と胸が熱くなり、TIntMeの「出会ってくれてありがとう」で再び原型を失いました。
新ソロ曲・『Enjoy & Feel』の弾けるような歌声は音楽を愛して止まない歌織さんの姿そのもの。Day1冒頭にミリアニのシーンを重ね見た自分は、Day2最後にも音楽を楽しむ仲間たちを見て堪らず飛び込んで行ってしまうミリアニBackStageの歌織さんの姿を重ねて涙していました。
–
MCパートの話。
茜ちゃんのような問題児になろうとしたというちゃきさんに「あなたには清すぎて無理だ」と首を振った傍らで、やりたい放題だったぴょんさんとまちこ。歌織先生はしきりに「未来ちゃん、翼ちゃん」と呼びかけてましたけど、もうほとんど中身が出ていたような。
”先生”は立場上進んで笑いを取りにいけないぶん、あの2名が率先して場を盛り上げていくのも阿吽の呼吸で動けるミリオンらしいステージだなあと思いながら大笑いさせていただきました。しかしまちこ、Act-4の最後でもCrossing連呼してたよな。何がそこまでツボなのか俺にはわからないよ・・・。
–
大トリはいつもの『Thank You!』ではなく、ミリオン曲ですらなく、ASカバーの『MUSIC♪』。とはいえ歌織さん主演公演を締めくくるには最高の一曲で、実は前日の打ち上げの場で「明日は『MUSIC♪』来ると思うんですよね」「あ!それある!!」と話していた曲でした。
「ブログに書いてもらっていいっすよ!」「いや、今から予想記事書くの!?」なんてやりとりしながら笑ってたんですけど、書いときゃ良かったなあ!
振り返ってみればDay2のこーりーも23曲中11曲のステージに立つ大活躍。大役を見事に演じきりました。

登壇率以外に興味深いのがDay1では5~7人で披露した曲も多かったのに対し、Day2は全員歌唱曲を増やした一方でユニット歌唱は多くても4人までなんですよね。これもまたアイドルそれぞれの個性が反映された演出の結果。
これからのミリオンの公演は、ASのMRライブの如くセトリそのものが熱を帯びたものになる。次の公演のアイドルたちはどんな世界を見せてくれるのか、大いに期待していきましょう。
もうひとつ新演出だった銀テ代わりの風船。前述のとおり自分はアリーナCブロックで会場全体ではやや後方寄りだったんですけど、前後にあった投下ポイントのうち後方のほぼ真下だったこともあり今回も無事ゲットすることができました。

昨日はぴらみさんたちからPが風船で遊んでるなんて言われる姿をスタンド席で見て笑ってたんですが、なんか、これ、思ったよりすげえ量あんぞ!? いつもの「アイマスですよー!」のときまで「アイマスー!」と言いながら必死にボコボコ後ろにはたき飛ばしてました。
とはいえアリーナ後方のPにも風船を持ち帰らせてあげたいという善意が目に見える形でホールを飛び交い、そうして手に入れた風船を退場するPたちが皆大切そうに抱えていく姿はどちらも最高に幸福感に溢れたものでした。風船もアリですね。
–
主演公演最後の挨拶、Day1でハッチポッチ2・NEIに続いて生の声で「ありがとうございました!」を伝えてくれたぴらみさんと、Day2で綺麗な姿勢で「さようなら」と言った後少しはにかんで「またね!」と言って捌けていったこーりー。
どちらもこれぞ!なアイドルの姿で、主演公演制というミリオンライブの新たな挑戦は両日とも見事な形で実を結びました。今回のライブを見たPは皆、自分の担当が主演になったときのことを考えて「オープニング曲がこれで・・・ソロでこれとこれを歌って・・・メンバーにカバーしてもらうのがこれで・・・」と夢想したはず。それこそが主演公演制がPの心をがっちりと掴んだという証。
次回の公演日程と主演も既に発表になっています。ロコと百合子がどのような舞台を見せてくれるのか、予想外の、そして予想以上のライブが来るはず。今から心待ちにしています。
ミリオン12thライブで拾った風船を缶バッジに加工した話
やよいおりライブの話とどちらを先に記事にしようか悩んだ結果、同僚諸兄の記憶の劣化より風船のゴムの劣化の方が心配だ、というわけで今日はミリオン12thで拾ってきた風船を缶バッジに加工した話です。
–
京王アリーナで風船ゲットの幸運に恵まれた筆者。

で、このまま保管するわけにもいかんだろうし、どうしようねこれ?と思案していたら他界隈から100均のキットを使って風船を缶バッジ化している人たちの情報が流れてきました。
なるほどなあ。
手作りグッズって女性メインの界隈のほうがいつも5年くらい進んでる感があって参考になる記事をたくさん残してくれているのは大変ありがたい。
–
キットはだいたいどこの100均チェーンでも売られてるみたいなんですけど作成・加工方法は千差万別らしく、今回は風船を加工するのに一番向いてそうな作成方法になっていたWattsの商品を購入してきました。

使用するパーツはこんな感じ。

はじめに風船の背中側にハサミを入れて開きにし、シルク印刷部分の周囲を丸く切り出します。
説明書には紙に保護シートを貼って台紙に添ったサイズに切り抜けと記載されてるんですけど、今回は材料が紙じゃなくてゴムなので保護シートは使わずサイズも目分量で切り出していきます。
そのままバッジの台座に被せるとロゴが小さくなりすぎてしまったため、一ヶ所だけ裏面にテープ止めし、上下左右へ良い感じになるよう伸ばしながら裏面でテープ固定していく作業を黙々と続けます。

見栄えがだいぶ悪いものの、ここはフタしてしまう部分なので気にしない。

今回は手元にビニールテープしか無くビニテで作業しましたが、あとから考えたらセロハンテープの方が薄くて粘着力も強くてやりやすかった気が。
上下左右の位置とサイズが良い感じに決まったらキット付属の透明ホルダーに突っ込んでみます。見えてる今の状態が最終的な完成形になるので納得いくまで調整しましょう。「5分くらいで作れるんかな」とナメてかかった筆者は30分以上格闘する羽目に。
最後に安全ピンが付いている裏面パーツを透明ホルダーに一緒に突っ込んで、黄色いプラスチック製の打ち金でぎゅっとやったら完成!・・・のはずが材料が風船だと厚みがありすぎるせいかどれだけぎゅうぎゅうやっても全然ハマりませんでした。
どうにもならんのでビニテまみれになっている裏面にセメダインスーパーXを塗りたくって貼り合わせます。
ここで突然のまめちしき。

セメダインスーパーXとかの速乾タイプじゃない接着剤は塗った後5~10分放置してから貼るという説明書どおりの使い方をすることで接着力がぐんと上がります。貼り合わせた後は強く押さえた状態で24時間放置することで効果がさらにアップ!
ということでビニテでぐるぐる巻きにした状態で丸一日放置。
参考にさせてもらった方たちの作業風景はどれも白基調のおしゃれな写真ばかりだったのに、眼前の作業風景の野郎くささに我が事ながらため息が漏れます。
–
接着剤が乾いたらホルダーから取りだして完成。

万一貼り合わせが剥がれたときの紛失防止とゴム部分劣化予防のため、一緒にWattsで買ってきた缶バッジカバーをつけました。
UVカット機能もある優れものらしいです。
早速やよいおりtwinliveに持って行ったものの特に誰にも気づかれず何も言われませんでした。これが現実。
手に取ってみると粗もあるんですけど、ぱっと見ではあまり手作り感もなく及第点な出来映えになったと思います。もし興味が沸いた方がいたら挑戦してみてください。
※念のため注意事項・自己責任にてお願いします