スチームパンク「鉄の羽のエクソダス」世界観まとめ

※本記事中では「第1作のスチームパンク映画が好評だったため続編が作られた」というコミュストーリーに基づき、第1話で描かれた部分を”前作/第1作”、第2話以降で描かれた部分を”今作/第2作”とします。

アイドル別フレーバーテキスト要約
個人的な主観でまとめたものです。

時系列
1.人間とロボットが共存していた時代
王子・美奈子の話し相手として歌織がロボット・まつりや昴を引き合わせるなど良好な関係を築いていた時代があった。

2.歯車戦争
ロボットによる人間への反乱。
人間側に多数の被害。星梨花と環が両親を失い戦災孤児になる。

3.『追放の街』の形成
歯車戦争は人間側が敗戦。
王家を傀儡化したロボットによる圧政が始まり、王族・貴族を除く多くの人々が家を追われ『追放の街』や『辺境都市』へ流れていく。

4.茜が『追放の街』を訪れる
伝説的な技術者・このみの弟子・茜が師の元を離れ『追放の街』を訪れる。市井の技術者として街で働きながら王家と共に賢者の石に関するプロジェクトを進めていた? 星梨花や環と出会った茜は2人を家族として迎え入れ、自立して生きるための術を与える。

5.恵美と桃子の出会い
恵美が桃子と出会う。
ロボットたちと桃子の争奪戦になった恵美・雪歩がグレートマツリロボと大立ち回りを演じる(第1作)

第2作にグレートマツリロボマーク2が登場しているところからして上記イラスト中の巨大マツリロボは撃破された模様。桃子を守り抜くことはできたが、追われる身となった恵美たちは『追放の街』に身を隠す。

6.茜の誘拐
茜の技術を必要とするロボットたちが茜を連れ去る。茜を取り戻すため環は星梨花と別れ、衛兵として街へ潜入する(コミュ第2話)

7.茜奪還作戦
美奈子が『追放の街』へ下り行き倒れになっていたところを星梨花に救われる。成り行きで巻き込まれた星梨花と恵美たち、作戦当日に再会した環、武装蜂起を試みるも作戦が露見していた『暁の砲弾』の面々、そしてまつりたちロボット勢がそれぞれの思惑で動き回り大混乱になる(コミュ第6話)

8.採掘場への旅
星梨花たちは茜の奪還に成功。一方恵美は琴葉と再会できず、まつりも討ち漏らす。
オートマタの秘密を解いた茜から内燃機関が必要と聞いた美奈子の提案で一同は王家の飛空挺で採掘場を目指すのだった(鉄の羽のエクソダスMV)



蒸気機関と内燃機関
賢者の石に記されていたのは蒸気機関(オートマタ)の設計図だった。

会話に出てくる蒸気機関や内燃機関という単語があまりピンと来ない方にざっくり説明すると、熱源で水を蒸気に変換し水→水蒸気の体積差を圧力として動力に変換するのが蒸気機関(外燃機関ともいう)。一方の内燃機関はガソリンを爆発させるなどして発生した圧力を動力に変換するもの。

蒸気機関は構造が比較的単純というメリットの一方、お湯を沸かすというワンクッションが入るぶん小型化が難しく熱効率に劣るというデメリットがあり、これが現実世界で蒸気機関が内燃機関に取って代わられた大きな理由である。今日我々が町中で目にするエンジンを搭載した乗用車等はほぼ全て内燃機関で動いている。

茜は賢者の石の研究結果を生かすため内燃機関が必要と述べている。

同時に述べている「古いほうがいい」という台詞と併せて考えると、文明が徐々に衰退した本作世界では構造が複雑で素材の強度も必要な内燃機関の制作技術が失伝してしまい、それに比べると扱いやすい蒸気機関が一般の動力源として復権したと考えられるのだが、『蒸気機関(オートマタ)』は内燃機関より高性能であるように扱われている。

そもそも”オートマタ”という単語に”蒸気機関”を当てることは通常なく、普通は”機械人形”などと訳されることが多い。このあたりの設定が本作世界観の核心に関わっているはずなのだが・・・現時点では詳細不明。


桃子は賢者の石に隠された設計図を見ただけで『蒸気機関(オートマタ)』であることに気づいており、ここからも彼女と『蒸気機関(オートマタ)』に深い関係があることが窺える。



桃子はロボットのプロトタイプ?
桃子は自分がロボットだからご飯が食べられないと言っている。

しかし作中にはロボットのふりをして機動部隊に潜入している春香や自分がロボットだと気づかないまま人間として暮らしていたエレナ、人間の振りをしたロボットのスパイ・エミリーなど、「ロボットは食事が出来ない」前提だとさすがにバレるだろうという生活をしているキャラクターが多い。

桃子を観察した星梨花は初対面で彼女がロボットであることを見抜いており、人間の完璧なコピーとして見た場合の桃子は完成度がやや低めであることが分かる。ロボットにとって桃子が重要な存在であることは間違いないのだが、スペックはやや旧式か別系統に進化したモデルなのかもしれない。

ただコミュ中で星梨花が広場に居るのがほとんどロボットで肉まんが売れないと愚痴を言うシーンがあり、多くのロボットは食事をするとするならばこのシーンに矛盾が生じてしまう。

まあ「ロボットは何らかの理由で肉まんが嫌い」という設定一つあれば解決してしまう問題ではあるのだが・・・。



人間サイドとロボットサイド
ロボットに進んで協力する人間もいれば、茜や雪歩などに作られて手伝いやロボットとの戦闘にまで参加するロボットもいる。

昴のように人間のため祈るロボットやロボットの下で働く人間の衛兵等々、一概に人間vsロボットという構図にはなっておらず各者の関係はかなり混沌としている。

志保メインコミュ「つま先の冒険」を語る

今回の話も志保とPや仲間たちの雰囲気がめっちゃ良かったなあっていう話。

大人びたイメージが強く本人もまた大人であろうと努力する場面が多いぶん、時として逆にめっちゃ妹のように可愛がられることがある志保。

オペラセリアの時もまつりや歌織は志保を構いまくっていましたが、今回の2人は彼女に対し大人の顔で接します。

今回のコミュのテーマって志保が「大人に触れる」ことだと思うんですよね。
響と歩の見せる大人の顔は、エミリーのメインコミュ第147話でも見せた察しの良さ。

ショッピングモールで志保がカフェを見ていることにいち早く気づく響。


レッスンの後にまつりから「響ちゃんと歌織ちゃんを呼ぶのです」と言われただけで次に何が起きるのか理解している歩。

志保は彼女たちとのレッスンが同い年の可奈や未来たちとのものとはまるで違ってすんなり進むことを不思議がってはいるものの、その理由が今回のメンバーは他人をよく見られる子たちであり、彼女たちの気遣いが志保を導いてくれているということにまでは気付けていません。

「見た目は大人っぽいけどまだ子供」、志保自身そう自覚しているとおり立ち振る舞いは大人と子供の狭間で揺れ動き続けます。

1人でカフェに行ってもいいのだろうかと相談する志保

Pは「もう中学生だから行っていい。自分がどんなものやどんなことが好きなのかを知って欲しい」と答えます。個人的には中学生に掛ける言葉としてはとてもいいこと言っていると思うんですが

志保は全然ぴんと来てなくて「あ、あれ?」ってなるっていう。このすれ違いが志保の年相応な内面を浮き彫りにしていてすごく好き。

志保はまだ自分を十分に客観視できるほど心が育ってないから、他人が自分にどれだけ気を遣ってくれているかや、自分が大人への階段の入口に立っていることやその先にある可能性の大きさに気付けていないんですね。

一方で「子供っぽいこと」はそのまま「悪い」ことでは決してありません。何が自分にとって良いものか、必要なものか、まずは思春期の彼女にしか見えない景色に従って選んでみて欲しい。そうして変わっていく経験、変わっていかない経験が1つ1つ大人の階段を上ることになるのだから。

そしてPは「なにか間違いがあったときはお母さんや自分やみんなが声を掛けるから心配しなくて大丈夫」と付け加えます。

いつも傍で見守ってくれる大人が、母親の他にも大勢居てくれることが志保にとってどれだけ幸せなことであるか、恐らくその事実にも彼女はまだ気付けていないでしょう。それでいいんです、いつか大人になって今日のことを振り返ったときに自身がたくさんの大人たちに愛されていたことを知り感謝と幸せを噛みしめる。その時のことに思いを巡らせられれば、見守る大人としてはこれに勝る喜びはありませんから。

Pほど自覚的には大人として振る舞えないまつりたちも、彼女たちなりのやり方で志保の「つま先の冒険」の後押しをします。

入ったことが無い店に入るのってどうしたって勇気が要るじゃないですか。

皆とお店でわいわいお茶した経験が次に志保が1人でカフェを訪れるときの背中をそっと押す。そうして志保は1人でカフェを訪れるという大人の経験を1つ積むことが出来ました。

メインコミュのラスト、自身の広告を見た志保が「本当の私はこんなですけどね」と気恥ずかしそうに言うのに対しPははっきりした答えを返さず、「急ぎましょう」と続けた言葉にただ「そうだな」と応じます。

広告になった自分の姿をどう受け止めるか、それもまた彼女にとっての選択の一つ。傍らに立つ者として今はただ彼女の心が起こすさざめきと波紋の行く末を見守るのみ。

14歳の少女が見せる不安定で、だからこそ瑞々しく愛おしい輝き。それを見つめる大人たちの眼差しがとても印象的なコミュでした。

野々原茜は何も考えていないのか?with麗花さんの話

今年は茜ちゃんの誕生日に何かコラムを書きたいなあと考えていて、そういえばまだこの話をしたことがなかったと思い出したテーマ、今日の話題は「野々原茜は何も考えていないのか」with麗花さんのお話です。

まず筆者の見解から述べさせてもらうと茜ちゃんは基本的に「あまりものを考えない子」だと思います。え?意外だった?

まあ聞いて下さい。
茜ちゃんのように話題を放るとすぐリアクションが返ってくるタイプの子って、過去の経験や体験、その時に考えたことが頭の中に綺麗にタグ付けされて引き出しに入っていて、これが来たらこれを出すというパターン分けがあらかじめきっちりされているんです。

反射的にリアクションが出るからレスポンスが早い。その場では考えない超直感タイプゆえの「あまりものを考えない子」だと筆者は思っています。

このタイプは基本的に記憶力が良いので会話に古いミームや格言が混じることが多く、投げかけられたネタに対して思わぬ引き出しを開けることがあるため「こういう捉え方もあるのか」と妙に感心させられることがあります。

パターン化は場数を踏むことでどんどん進んでいきますから、ああいえばこう言うの慣用句どおりポンポンと言い訳が出てくる叱られ慣れた茜ちゃんを口で言い負かすのはなかなか容易ではないでしょう。

では彼女が「全く何も考えていない子」なのかというともちろんそんなことは無く、むしろ感受性豊かなぶん日常の体験から非常にたくさんの経験を得られるのもこのタイプの特徴です。いつも何かしらのことを考えているから、いざ話題が飛んできたときに反射で答えが出てくるんですね。

経験値の伸びが早く人並みのことがだいたい1人で出来てしまって他人に頼らなくても用が済んでしまうため、必要以上には他人と関わらなくなってしまうことも多いタイプでありながら、彼女はむしろ抜群の社交性で自分の才能をより輝かせるための努力を惜しみません。

もっと楽に生きられるだけの力があるのに、他人と自分が楽しく幸せになるための力を出し続けられる。反射的に出てくる反応が基本的にLOVEである点も過去の経験を反芻した経験を踏まえたものであるならば、彼女の本質的な善性を象徴しているものであると言え、筆者が茜ちゃんのことを「正真正銘のアイドルの才能がある」と言うのはこのためです。

生まれ持った才能と愛嬌を糧に他の子には歩めない道を進んできた茜ちゃん。

しかしそんな彼女の顔にもわずかな影が差すタイミングがあります。
シーズンパスのメールで、彼女が今まで誰にも話せなかったという不可解な記憶についてPに相談を持ちかけてきたことがありました。

ここで返答を間違えてしまうと茜ちゃんはガチへこみします(ちゃんとオチがつく正答の方も面白いので未見で気になる方は是非シーズンパスのプレミアムメダルで解放して下さい)。

「変な子」。
頭が回りすぎるゆえに周りと足並みを揃えられないもどかしさ。幼少期というキーワードとともに彼女の脳内にはかつて「変な子」と言われ傷ついた記憶が蘇ったのではないでしょうか。

幸いなことに「普通の子」ならこんなときどうする?という模範解答をエミュレートできるだけの頭があった茜ちゃんは、あらかじめ回答をパターン化しておくことで「普通の子」としての振る舞いを身につけた・・・というのも彼女の思考パターン形成に影響しているように思えます。

ま!ね!ちょっとじめっぽい話になっちゃいましたけど、ほんの何気ない台詞からもアイドルたちの人生が感じられる、相変わらずものすごい丁寧なキャラ造形を感じられるエピソードなんですよね。

太陽のように輝く彼女の笑顔をいつまでもそのままの姿で世に知らしめるためには野々原茜は野々原茜が考えるとおりの道を進めばいい。それを支えるのが彼女に対する最善のプロデュースではないかと、個人的には思っているわけで。

なんてことを考えていたらつい先日やってきた桃子が主役のメインコミュ第159話。
作中で描かれた麗花さんの真の天才像に筆者は再び深い感銘を受けました。

様々な情報から東京大学に通っているのではないかと言われていた麗花さん。

『piece of cake』コミュで描かれた大学の風景からなんか本当に東大生なんじゃないかと話題になっていた真の天才。

第159話で桃子の舞台公演と新曲披露について、居合わせた皆が自分たちのすべきことについて思いを巡らせた中で

彼女だけはモノローグが無く、いきなり舞台への期待を口にしていました。

彼女には”心の中”が無いから? いやいやそんなわけないでしょうよ。麗花さんはあまりに頭の回転が速いせいで並の人間が思考するような間すら無く次の行動・発話に移っているんです。

彼女にも怒り悲しみ驚き笑う豊かな感情があることは我々も百も承知。しかしもし彼女の普段の顔を知らない人がこのシーンだけを見たら確かに感情が欠けているようにも見えかねないという、天才の抱える孤独の本質がさりげなく描かれているんです。

人は常に自分を物差しにして周囲を見ます。一方でスケールが違いすぎるものは物差しで測れない、分からない・・・っていうのをわざとある程度誤解する人が出るように描くことで彼女の天才ぶりに圧倒的な説得力が生まれるんですね。

麗花さんに比べれば「普通」寄りだった茜ちゃんはその利発さをもって「普通の子」の振りが出来ましたけど、1を聞いて100くらい知ってしまう麗花さんはどうやっても世界に理解してもらえないことがある。

だからこそ彼女は「普通」に憧れた。「普通の子」になりたかった。己のスピードに世界の方が着いてこられないもどかしさをずっと抱えていた少女は、自身と同じ早さで走れる大学の友人たちや、どれだけ全力で走っても果てることの無いトップアイドルへの道という夢、そしてその道を共に走る仲間を得て、ようやくありふれた普通の存在になれた。ありのまま走れるようになったんです。

12thライブで披露された新曲『irodori』の歌詞ってもう見れば見るほど北上麗花の歌詞なんですよね。「普通って名前の特別が / 今、私を彩ってる / そんな毎日が、大好きだな」ってラスト、ほんと最高じゃないですか。

麗花さんが全力で走ってもついて来られる仲間の1人、茜ちゃん。

全力で駆け回ることこそが彼女にとっての最高の甘え方。
そして麗花さんを理解し彼女を「普通の子」として扱ってくれるPにも彼女は全力でぶつかっていきます。

ひとたび全力を出せば走る道の方をぶっ壊しかねない2人ですが、それをどうにか支え取り繕うのがPの仕事。

この先も圧倒的なポテンシャルから生まれる手加減無用のステージをお膳立て出来るよう、凡人は凡人なりに全力で、向かい合ってまいりたいところです。

MOIW2025開催記念・ASの信号機って信号機カラーじゃ無いよね?の話

偶にネットでやりとりを見掛けるも、いきなり知らんおっさんが「それはね!」って首突っ込むわけにもいかずあわわってなって立ち去る昔話シリーズ、今日はMOIW2025開催記念!というわけで現在の界隈では案外知らない人も多い? 765プロオールスターズ(AS・初代アイドルマスター)と”信号機”という概念についてです。

現在は各ブランド当たり前のように存在する各ブランドのひとまずのセンター、イメージカラーに赤・青・黄が割り振られることから信号機なんて呼ばれることがよくあります。

しかしよく見ると一番古株であるASトリオのイメージカラーは赤・青・黄緑です。もう見慣れすぎて誰も気にしてませんけど美希は黄色ではなく黄緑、黄色は亜美・真美のイメージカラーなんですよね。

なんで初代からしてルール逸脱してんの!?って理由は極めて単純、アイマスが始まってからしばらくの間は信号機なんて概念そのものが無かったからです。

アイドルマスターというブランドに属するキャラクターが10~11人しかいない時代、代表は春香1人いればとりあえず事足りましたし、ユニットやメンバーをピックアップして固定する理由が特になかったんですよね。

この話で象徴的なのが2009年2月発売のアイドルマスターSP。
カートリッジ容量の都合メンバーが3分割された本作の割り振りは

『パーフェクトサン』 – 春香・やよい・真
『ミッシングムーン』 – 千早・あずさ・律子
『ワンダリングスター』 – 雪歩・伊織・亜美・真美

となっており、美希は961プロに電撃移籍したライバルキャラとしての登場と信号機云々以前の話でした。


作品テーマ曲の『Colorful Days』のCDは3本から春香・千早・亜美が選抜されています。ソフト自体のイメージカラーとも相まってこの当時が厳密な赤・青・黄だった・・・とも言えますが、このトリオがプッシュされたのはこれが最初で最後。よくある亜美/真美の表記ではなく亜美が単独でクレジットされているのも珍しいところ。

ついでに上記のCDに収録されている『Colorful Days』は当時は響・貴音が765プロアイドルではなかったため、ラストのイメージカラーを順に歌う部分の歌詞が現在よく歌われるものとは若干異なっており、13人版はM@STER VERSION 12Colorsとして後に別途リリースされました。

7ヶ月後に発売された『アイドルマスター ディアリースターズ』ではシリーズ2つめのアイドル事務所である876プロが登場、所属するアイドルは愛・絵理・涼。

しかしこの3人もイメージカラーは赤・青・緑と所謂信号機にはなっていません。涼のカラーが緑なのは律子のいとこだから・・・という事情もありますが、看板を赤・青・黄にする考えが無かったことはここからも窺えます。

自分が初めてアイマスの信号機を意識したのは2011年7月開始のTVアニメ「アイドルマスター」を見ていたとき。

物語は明確に春香・千早・美希が軸になっていて「あれ?こんなに扱いにはっきりした差つけるんだ?」と”驚いた”記憶があります。そのくらい特定の3人を固定して前面に出すことに馴染みのない時代でした。

信号機の概念が明確になったのはおそらく2011年11月にシンデレラガールズが始まって以降でしょう。2013年2月にはミリオンライブもサービス開始になり、共に大所帯でスタートしたこれらのブランドではブランドの顔になるキャラが始めから必要とされていました。

後輩たちの登場により対応する人選が必要になったASも遅ればせながら春香・千早・美希をブランドのセンターに位置づけ、その後もアイドルマスターシリーズはブランド立ち上げのたび信号機と呼ばれる赤・青・黄をイメージカラーとするキャラクターが設定され続けています。

・・・とかいいつつ運営的にもそこまでこだわりが無いのか、ミリオンの次に始まったSideMは所謂信号機ポジの3人が赤・青・緑なんですけどね。厳密には信号機カラーじゃ無いブランド多いし、未だに耳馴染みがないからあまり積極的に信号機とは言わないのが筆者のめんどくさいおっさんムーブ。

まあこんな感じで、簡単に言えばAS(とDS組)の信号機組のイメージカラーが赤・青・黄じゃないのは、信号機って設定自体がアイドルマスターが始まって以来結構経ってからの後付けだから。

しかし大体こんな感じだったはずって記憶をアイマスポータルの年表と付け合わせてキーボード打ってたんですが・・・こんなに経ったかあ! そりゃ知らん人だって居るわけだよなと。

随分大きくなったもんだと感慨に包まれたMOIW2014から10余年、さらにこんなに大きく育つものなのかというのが率直な感想。俺のPとしての生き方もまるっきり変わったよなあ・・・って話はまあ、いいか。

こんな昔話でもきっちり読んで下さる同僚の方々が大勢居るのが今の自分にとっての一番の喜びです。MOIW2025開催おめでとう!そしてこれからもよろしく!!

ミリオン12thライブで拾った風船を缶バッジに加工した話

やよいおりライブの話とどちらを先に記事にしようか悩んだ結果、同僚諸兄の記憶の劣化より風船のゴムの劣化の方が心配だ、というわけで今日はミリオン12thで拾ってきた風船を缶バッジに加工した話です。

京王アリーナで風船ゲットの幸運に恵まれた筆者。

で、このまま保管するわけにもいかんだろうし、どうしようねこれ?と思案していたら他界隈から100均のキットを使って風船を缶バッジ化している人たちの情報が流れてきました。

なるほどなあ。
手作りグッズって女性メインの界隈のほうがいつも5年くらい進んでる感があって参考になる記事をたくさん残してくれているのは大変ありがたい。

キットはだいたいどこの100均チェーンでも売られてるみたいなんですけど作成・加工方法は千差万別らしく、今回は風船を加工するのに一番向いてそうな作成方法になっていたWattsの商品を購入してきました。

使用するパーツはこんな感じ。

はじめに風船の背中側にハサミを入れて開きにし、シルク印刷部分の周囲を丸く切り出します。

説明書には紙に保護シートを貼って台紙に添ったサイズに切り抜けと記載されてるんですけど、今回は材料が紙じゃなくてゴムなので保護シートは使わずサイズも目分量で切り出していきます。

そのままバッジの台座に被せるとロゴが小さくなりすぎてしまったため、一ヶ所だけ裏面にテープ止めし、上下左右へ良い感じになるよう伸ばしながら裏面でテープ固定していく作業を黙々と続けます。

見栄えがだいぶ悪いものの、ここはフタしてしまう部分なので気にしない。
今回は手元にビニールテープしか無くビニテで作業しましたが、あとから考えたらセロハンテープの方が薄くて粘着力も強くてやりやすかった気が。

上下左右の位置とサイズが良い感じに決まったらキット付属の透明ホルダーに突っ込んでみます。見えてる今の状態が最終的な完成形になるので納得いくまで調整しましょう。「5分くらいで作れるんかな」とナメてかかった筆者は30分以上格闘する羽目に。

最後に安全ピンが付いている裏面パーツを透明ホルダーに一緒に突っ込んで、黄色いプラスチック製の打ち金でぎゅっとやったら完成!・・・のはずが材料が風船だと厚みがありすぎるせいかどれだけぎゅうぎゅうやっても全然ハマりませんでした。

どうにもならんのでビニテまみれになっている裏面にセメダインスーパーXを塗りたくって貼り合わせます。

ここで突然のまめちしき。
セメダインスーパーXとかの速乾タイプじゃない接着剤は塗った後5~10分放置してから貼るという説明書どおりの使い方をすることで接着力がぐんと上がります。貼り合わせた後は強く押さえた状態で24時間放置することで効果がさらにアップ!

ということでビニテでぐるぐる巻きにした状態で丸一日放置。
参考にさせてもらった方たちの作業風景はどれも白基調のおしゃれな写真ばかりだったのに、眼前の作業風景の野郎くささに我が事ながらため息が漏れます。

接着剤が乾いたらホルダーから取りだして完成。

万一貼り合わせが剥がれたときの紛失防止とゴム部分劣化予防のため、一緒にWattsで買ってきた缶バッジカバーをつけました。


UVカット機能もある優れものらしいです。


早速やよいおりtwinliveに持って行ったものの特に誰にも気づかれず何も言われませんでした。これが現実。

手に取ってみると粗もあるんですけど、ぱっと見ではあまり手作り感もなく及第点な出来映えになったと思います。もし興味が沸いた方がいたら挑戦してみてください。

※念のため注意事項・自己責任にてお願いします